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至学館大学・谷岡郁子は学長を辞任しない? レスリング部監督・栄和人監督の解任決定で物議、新たな騒動が勃発へ?

谷岡郁子学長が栄和人監督の解任発表、クビの理由はパワハラ問題反省無しの態度? 後任に吉田沙保里選手の名前が浮上も…

愛知・至学館大学の谷岡郁子学長(たにおか・くにこ 64歳)が17日、レスリング世界選手権の代表選考を兼ねた『明治杯全日本選抜選手権』(東京・駒沢体育館)の終了後に緊急会見を行い、同選手権から至学館大学のレスリング部監督に復帰した栄和人監督(さかえ・かずひと 57歳)を解任することを電撃発表しました。

<↓の画像は、17日に緊急会見を開いた谷岡郁子学長の写真>

栄和人監督は今年4月、女子レスリングで五輪4連覇中の伊調馨選手らに対するパワハラ行為が事実認定されたことを受けて、『日本レスリング協会』の強化本部長を辞任した一方で、至学館大学レスリング部の監督は継続して選手指導を行い、6月14日に謝罪会見を行った上で、同日に初日を迎えた『明治杯全日本選抜選手権』から現場復帰するとしていました。

しかし、謝罪会見終了後に開催の試合では、至学館大学の選手のセコンドに付くことなく、観客席で谷岡郁子学長と並んで座って試合を観戦し、左隣にはお笑いコンビ『千原兄弟』の千原せいじさんの姿もあったことから話題になっていたのですが、それから3日後の17日に谷岡学長が緊急会見を開き、「私たち至学館大学は栄和人監督を解任することを決断いたしました」と解任を発表しました。

<↓の画像は、14日に観客席で並んで座る谷岡郁子学長、栄和人監督、千原せいじさんの写真>

谷岡郁子学長は栄和人監督の解任理由について、「3日前の謝罪表明、その後の彼を見守っておりました。全く期待外れでまだ分かっていない。反省できていないと思わざるを得なかった」と語り、この大会前には谷岡学長が栄監督に「セコンドについて、選手たちと共に歩んで欲しい」と何度も伝えたそうなのですが、理由は定かではないものの拒否されたといいます。

セコンドに付くことを拒否された谷岡郁子学長はその後、大会1日目と2日目での栄和人監督の態度を見ていたそうなのですが、「最初の2日間の態度に反省が見えなかった。会見が終わって何時間もたたぬうちに、芸能人の方と並んで。観客席で応援するといいながら、私たちの知らない人達を招待したのか来たのか知りませんが、監督として全く集中していなかった。2日目に友人と昼食を食べに出たと聞いた時はショックだった。」と明かしています。

そして、「まだ半病人ということでセコンドにつけないのかと思ったが、友達とごはんに行く元気があるなら選手たちについていてほしかった。世界選手権がかかった大事な試合ですから」という思いを明かした上で、「こんな大事な場面でこんな態度しか取れないのか」「この人の元では選手たちが世界で戦えない」「これはダメだなと。陣頭指揮をとる人のやることではない。」と思い、監督解任を決断したとのことです。

その後15日夜には栄和人監督に自宅謹慎を命じ、16日に大学の関係者らと調整した上で解任することを決定し、解任を告げられた栄監督は「申し訳ありませんでした」と謝罪したそうなのですが、解任を受け入れたのか否かは定かではないといい、監督解任は18日の理事会で正式決定する見込みとしています。

このように栄和人監督の監督解任理由や経緯を明かした谷岡郁子学長は、これまで信頼を寄せてきた栄監督への思いを聞かれると、「本当に、自分でもいっていたが『俺、子供ですよね』と。子供だったらまだいい。大人だから始末に負えない。よくあれで社会を渡ってこれたなと。本当に“アンバランスの権化”。善人であるのは間違いないが」とコメントしていました。

また、この会見では後任の監督について「未定」と答えながらも、至学館大学の副学長でレスリング女子日本代表コーチも務めている吉田沙保里選手の起用について聞かれると、「あり得ると思う」と否定せずに、「これからみんなで話し合って決める。本当の意味での選手ファースト、選手の主体性に基づく、さわやかなチーム作りをしたい。世界選手権、東京五輪に必ず間に合わせるようにする」と語っていました。

<↓の画像は、後任候補として名前が挙がった吉田沙保里選手の写真>

この会見を受けてネット上では、

などのコメントが寄せられており、栄和人監督の解任には納得という声が上がる一方で、谷岡郁子学長も以前の会見などで伊調馨選手について「そもそも伊調さんは選手なんですか?」と失言するなど、問題発言を連発していたことから、自身も学長を辞任するべきなのではないかという声も多く上がっています。

また、谷岡郁子学長はマスコミに栄和人監督の現場復帰について質問された際に、「このタイミングではダメですか。世界選手権を前に、選手たち30何人が監督にぜひ来てほしいと望んでいる。選手ファーストです」などと答えていたにも関わらず、たった2日間の言動だけで急遽解任することを決めたということに対しても疑問の声が上がっており、世間の反応を見て栄監督の解任を決定したのではないかとも指摘されています。

谷岡郁子学長が今回、会見で語ったことはどこまで本当なのかは定かではありませんが、今回の会見を見てもこれまでの言動に関しては全く反省していない様子ですし、とりあえず栄和人監督を切ることによって、少しでも世間からのバッシングを減らしたい、自身は一切責任などを負うことなく逃げたいなどと考えているようにしか感じられず、このような方が至学館大学の学長を今後も務めるというのは疑問です。

栄和人監督を解任するというのであれば、これまで擁護し続けてきた谷岡郁子学長もそれ相応の決断をするべきなのではないかと思いますが、このまま学長のポジションは譲ることなく、これまでと全く変わらない振る舞いを続けていくつもりなのでしょうか。

後任の候補として、栄和人監督と深い関係にある吉田沙保里選手の名前が現時点で挙げられていますが、『日本レスリング協会』の副会長でもある谷岡郁子学長がトップにいる限りは、今後も同じようなことが繰り返されてしまうようにしか思えないですね…。

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