女子プロテニス選手のクルム伊達公子さんが試合中に、ミスをする度に観客席から「あぁ~」と“ため息”を浴びせられ、これに伊達選手が「シャラップ!(黙れ!)」と大声を出して怒りを露わにし話題になりました。
今大会前、伊達さん自身のブログで「観客がため息をつくと、やる気を削がれる」と綴っていただけに、ついに我慢の限界を超えたとみられます。
観客に怒鳴ったことに対し、「これだけの事でそこまで怒る必要もないのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、これは高い集中を阻害するもので、伊達選手が怒るのも無理はありません。
しかし、日本人でここまで感情を表に出す選手も珍しいです。
どうやら伊達選手は、以前から感情の起伏が激しいことで有名だったようで、伊達さんを古くから知るテニス関係者は「もともと、ああいう子」と話しており、「以前から試合が劣勢になるとイライラする性格のようで「試合中にボールを手渡すボールボーイに罵詈雑言(ばりぞうごん)を浴びせたり、手渡ししたボールをラケットではじいたり……。
マスコミに対してもそっけない態度を取ったり、取材を拒否したり……。機嫌の悪さを露骨に出すタイプだった」と言う。
今回の件について伊達さん自身「感情のコントロールがうまくなかった」と反省している。
これにネットでは、
「伊達は無観客で一切金を貰わずやればいい」
「ちゃんと試合を見てもらえてる証拠」
「ミスする度に笑ってやれよ、そうしたら溜息より気持ちが前向きになるだろ」
「観客とも戦ってたら、勝てる試合も勝てなくなるわ」
「お客様を楽しませるのがプロ」
などのコメントがありました。
お客さんに対してこのような発言をするのは確かに問題がありますが、プレーヤーの気分を害しつまらない試合になってしまったら誰も得をしないものになりますからね。
ネットでは伊達選手に対しての批判コメントが目立ちますが、個人的にはどっちが悪いとは言えないと思いますね。
そしてそこまで大事として扱う問題なのかと思いますね。
伊達さんは海外での生活が長いため、自己主張が強くなり感情を表に出す癖が付いてしまっているんでしょうね。
伊達さんは今回のことをあまり気にせず、またテニスで素晴らしいプレイを見せてもらいたいですね。