歌手・女優の西内まりやさん(24)が20日に自身のインスタグラムを更新し、芸能活動を再開させていくことを発表しています。
西内まりやさんはインスタグラムで、今年3月末をもってデビュー以来所属していた芸能事務所『ライジングプロダクション』から退社したことを報告し、ファンに心配を掛けてしまったことを謝罪しています。
そして、一連の騒動によって一度は芸能界引退を考えたことを明かしつつ、「何度も心と話し合い、もう一度チャレンジしたいと思いました。一歩ずつ精進していこうと思っておりますので、今後とも応援よろしくお願い致します。」
とファンに呼びかけています。
<↓の画像が、西内まりやさんのインスタグラムへの投稿写真>
このように芸能活動再開を発表した西内まりやさんは、2006年夏(当時13歳)に『ライジングプロダクション』のスタッフにスカウトされ、2007年からファッション雑誌 『ニコラ』のモデル(通称:ニコモ)としての活動をスタートさせました。
西内まりやさんは同誌の中でトップクラスの人気を誇り、2010年にニコモを卒業後は『Seventeen』のモデルとなり、“ティーンのカリスマ”と言われるほどの人気を得ていました。
一方では女優としても活動しており、2008年にドラマデビューを果たして以降には、ドラマ『スイッチガール!!』『GTO』『山田くんと7人の魔女』『ホテルコンシェルジュ』『突然ですが、明日結婚します』、映画『レインツリーの国』『CUTIE HONEY -TEARS-』などに出演したほか、「キリン 午後の紅茶」「ABCマート」「日清食品 カップヌードル」など複数のCMにも出演していました。
また、2014年からは歌手としての活動をスタートさせ、その年に『第56回日本レコード大賞』の最優秀新人賞受賞、『第47回日本有線大賞』の新人賞、2015年の『第57回日本レコード大賞』で優秀作品賞、『第48回日本有線大賞』の有線音楽優秀賞など数多くの音楽賞も受賞し、歌手としても活躍していました。
しかし、昨年春ごろから表舞台に姿を現すことが無くなり、同5月に出演予定だったプロ野球『福岡ソフトバンクホークス』のイベント出演を前日にキャンセルし、9月以降には金髪にイメージチェンジした姿でファッションショーの会場を訪れていたことが明らかになり、以前と様子が違うことでファンからは心配の声が上がっていました。
それから2ヶ月後には週刊誌『週刊文春』によって、西内まりやさんが昨年10月に事務所のオフィスを訪れ、社長と話し合いをしている中で感情的になりビンタしたこと、西内さんは「もう我慢できない!」「私はアンタたちのためにこんなに頑張ってるのに何で認めてくれないの……」と泣き叫び、一時過呼吸状態になったため、医師が駆けつけて処置を受けたことなどが伝えられました。
こうしたトラブルになるまでには、西内まりやさんが望む活動と事務所側の考えに隔たりがあったとされ、それによって事務所との間に深い溝が生じ、さらに多忙な日々が続いたことなどによって精神的に不安定になっており、カウンセリングを受けて「過換気症候群」と診断されたとのことでした。
これらの話はあくまでも『週刊文春』だけが報じていた話なのですが、昨年10月時点で西内まりやさん側が『ライジングプロダクション』に対して「2018年4月以降はライジングとは契約更新しない」ということが記された書面を送付し、今年3月末をもって契約終了を迎えたのですが、事務所側から特に退社の発表が無いまま事務所の公式サイから西内さんのページが削除されました。
また、西内まりやさん本人もそれから無言を貫いた状態が続いていたのですが、今回芸能活動を再開させていくことが明らかとなりファンからは、
- まりやちゃん報告待ってたよ ありがとう〜〜 まりやちゃんの表現が大好き!!またテレビでまりやちゃんの姿を観れるの待ってるね まりやちゃんのペースで頑張って!!
- まりやちゃんが表現することを諦めないでくれて良かった!私はまりやちゃんに元気をもらっていたから ずっとずっと応援するからね
- 自分らしく我慢せず自分の道を歩んでください。これから先も応援し続けます
- まりやちゃんおかえりなさい 戻ってきてくれて本当に嬉しいです 永遠の憧れです!頑張ってください
- ずっと上を目指して突っ走ってきた頑張り屋さんのまりやちゃんだから、ふと足をとめて、世界を、歩いてきた道を見渡して休憩することも大事な前進なんじゃないかなって思います…。無理しすぎないで、ゆっくり頑張ってください!
などと、活動再開を喜ぶ声が殺到しており、インスタグラムを更新してから約1時間で約1300件のコメントが寄せられ、「いいね!」は2万2000件を突破しています。
その一方で、ファン以外からは冷ややかなコメントが多く寄せられており、「需要なし」「もう席は残ってない」「自分勝手という印象」などと厳しい声ばかり寄せられているというのが現実です。
西内まりやさんが所属していた『ライジングプロダクション』は、『エイベックス』などの大手と密接な関係にある事務所として有名で、業界内ではそこそこの力を持っていると見られるので、現時点でもライジング側と和解が出来ていないとすると、テレビの仕事はほとんど来ない可能性がありますし、まず大手の事務所に所属することは難しいでしょうね。
西内まりやさんはまだ24歳と若いものの、これから再起を図るためにクリアしなければならない問題は数多くあるとみられ、以前のように仕事は来ない可能性が高いのですが、これからどういった活動をしていくのかは気になるので、引き続き注目していきたいとろこです。