昨年末をもって『吉本興業』を退所、独立したお笑いコンビ『オリエンタルラジオ』の藤森慎吾さん(38)が、新人女性マネージャーの“とびちゃん”こと飛松陽菜さん(とびまつ・ひな 24歳)の引き抜きなど、芸能界におけるタブー行為が問題視され、テレビ業界から追放危機にあるとの話を『東京スポーツ』(東スポ)が報じています。
東スポの記事ではテレビ局関係者が、「吉本を辞めた藤森にはテレビ番組をはじめ、様々なオファーが持ち込まれた。ただ、マネジャーがいないので藤森本人と電話などで打ち合わせするが、いざ現場に来ると『話が違う!』などと言う。電話ではOKしていたはずなのに、現場でトラブルになるケースが多発している」
と明かしています。
続けて、「先日、現場にハーフモデル風の美女を連れてきたというんです。彼女なのかどうなのか分からないけど、撮影の合間にはその美女の肩や腰に手を回すなどして、大ヒンシュクだったとか。いくら“チャラ男”のキャラだとしても、実際にやったらダメですよね」
と語り、独立後の身勝手な行動が業界内で問題視されているとしています。
さらに、制作会社幹部は「藤森の“芸能界のルール違反”というべき行動が発覚したんです」とし、吉本興業時代に付いていた元女優の女性マネージャー・とびちゃんが、オリラジの独立後に吉本興業を退社し、藤森慎吾さんのマネージャーになったことが問題視されているといいます。
この制作会社幹部は、「マネジャーは3月末に吉本を辞め、4月から藤森に付いている。最初から一緒に辞めると吉本に話しているなら分かるけど、退社後に引き抜いたとなると、芸能界ではルール違反と言われても仕方がない」
と指摘しています。
藤森慎吾さんが1月に出版した著書『PRIDELESS(プライドレス)受け入れるが正解』の内容についても、「みんな怒っていた」と前出のテレビ局関係者は語っています。
藤森慎吾さんはこの本の中で、「テレビはちょっと非効率で、才能の浪費をしているというところがある」「テレビならではの豪華さや華やかさもあるんだけど、YouTubeなどの軽やかさや、『すべては自分次第』という緊迫感、やりがいも捨てがたい」
などと記していました。
これに対してテレビ局関係者は、「退社する際、吉本の恩情でレギュラー番組はそのまま継続することができたのに、自身の本でテレビ批判のようなことを展開するなんて。多くのテレビマンが『裏切られた』と思ったようだ」
と明かしています。
そして、藤森慎吾さんは吉本興業を“円満退所”したとされているものの、これらの言動によってテレビ局側から“三行半”を突きつけられる可能性があるといい、「いずれレギュラー番組もなくなり、業界中からソッポを向かれてしまうのでは」
と制作会社幹部が語っています。
東スポはこのように、藤森慎吾さんの言動を巡るトラブルを報じているのですが、これに対してネット上では、
- 不義理はだめだよ。それに尽きる
- 面白くないし、見なくなるなら有難いわ。
- これがホントなら嬉しいニュース、こんなクソつまらない芸人が何故テレビ出てるか不思議だったし。1日も早く消えてくれ勘違い野郎!
- さっそくネガティブキャンペーンですかね?
- 吉本側の見え見えの情報操作の記事
- 何か一方的過ぎて信用性に欠ける記事だな~芸能界って本当に怖いところだわ…
- 真偽はともかく、所属事務所という後ろ盾を失うと、途端にこういう追い落としの攻撃が始まるのが芸能界の嫌らしいところ。
- YouTubeではマネージャーに関しては吉本に事前に話してから依頼して、マネージャ―本人の判断で藤森に付いたって経緯説明してたけどな。
などの声が上がっています。
女性マネージャー・とびちゃんの引き抜きについては、藤森慎吾さんが先日YouTubeチャンネルに投稿した動画で語っていました。
その動画では独立後初めてとびちゃんと共演し、3月末をもって吉本興業を退社したこと、4月から藤森慎吾さんのマネージャーを務めていることを報告すると共に、その経緯を説明しています。
藤森慎吾さんは独立後、マネージメント業務なども自分で行っていたそうですが、想像以上に大変で精神的な負担も大きかったことから、スケジュール管理など一部業務を別の人にやってもらったといいます。
しかし、その人はマネージャー経験が無かったことで勝手が分からず、逆に藤森慎吾さんの負担が増えてしまったことから、最終手段としてとびちゃんにマネージャー業務をお願いしようと考えたそうです。
藤森慎吾さんもこれは芸能界におけるタブー行為だと理解しており、まずは吉本興業に思いを伝えところ、事務所としては「絶対に容認はできません」とキッパリと断られたといい、吉本興業側からは事務所にとっては大事な社員だと言われたといいます。
ただ、本人の判断に委ねるとも言われたため、藤森慎吾さんはとびちゃんにマネージャーをやってもらえないかと相談したところ、とびちゃんはオリラジと吉本興業の関係悪化などを懸念し、誘いは嬉しかったものの一度断ったそうです。
それから約2週間後に、とびちゃんから藤森慎吾さんに連絡があり、まだマネージャーが決まっていないのであれば、やらせてほしいと言われたといい、それによって3月末をもって吉本興業を退社、藤森さんのマネージャーになったとのことです。
これに関しては藤森慎吾さんも吉本興業に不義理をしてしまった、芸能界におけるタブーを犯したと十分理解しているため、今後は吉本興業に恩返しをしていきたいとの思いを明かしています。
事務所を独立する際に、マネージャーを連れて行くパターンは珍しくないですし、とびちゃんは吉本興業に入社2年目の新人で、“引き抜き”行為に対する説明や詫びをしっかりと行えば、吉本興業との関係が著しく悪化することは無いのではとも思います。
ただ、吉本興業から独立し大きな後ろ盾を失ったので、現時点では複数のレギュラー番組などを持っているものの、今後また何かトラブルが発生した場合には、誰からも守ってもらえずに仕事が激減する可能性は十分あるでしょうね。