フジモンが車で交通事故、トラブル隠蔽し逃走疑惑も…NON STYLE井上裕介イジリでブーメラン、ガヤ芸人生命の危機説も

4日に当て逃げ事故を起こし、芸能活動を当面自粛することになった『FUJIWARA』の“フジモン”こと藤本敏史さんが、事故を起こした直後も平然と仕事をこなしていたことを『東京スポーツ』（東スポ）が伝えています。

藤本敏史さんは事故を起こす直前まで、ZeroBase渋谷（東京・渋谷区道玄坂）に期間限定オープンしたゲームセンター『ピノゲーセン』のオープニングイベントに出席し、モデル・タレントの“みちょぱ”こと池田美優さん、後輩のピン芸人・おいでやす小田さんと共演していました。

みちょぱさんによると、イベントは午前11時半ごろに終了したそうですが、藤本敏史さんは4日正午ごろに渋谷区内の交差点を自動車で走行中に、女性が運転する車に接触する事故を起こし、警察に通報することなくその場から立ち去ったことで女性が警察に相談し、この事故が明らかになりました。

そして、吉本興業は2016年にタクシーへの当て逃げ（ひき逃げ）事件で書類送検されたNON STYLE・井上裕介さんと同じく、芸能活動自粛を早々に決定したことにより、この事故を巡っては様々な憶測が飛び交っています。

また、明石家さんまさんはラジオ番組で、事故直後に藤本敏史さんから連絡を受けていたことを明かし、「本人から言うとね『もうパニックになってる状態』やねんて。」「『自分の気持ちが弱かったです。すみませんでした、色々と迷惑かけます』言うて、謝りの連絡をいただきましたけども」と、藤本さんとのやり取りを明かしていました。

しかし、東スポの取材に対してお笑い関係者は、「当日の夕方以降も平然と打ち合わせや番組収録に参加しています。事故後、しかるべき対応を取っていれば通常通り仕事をしても問題はないでしょう。それをしないで逃げ去ればアウト。コンプライアンスの順守に取り組む吉本内で非常に問題視されていて、モラルが問われることになりそうです」と語っています。

別の関係者は、「藤本さんは7日の番組収録に参加予定でしたが、吉本側から理由を詳しく説明されないまま参加はキャンセルと連絡がありました。当て逃げ事故の報道があり、この影響だと分かったんです」と語り、遅くともこの時点で藤本さんは周囲に事故を報告していたとのことです。

捜査関係者は、「警視庁が関心を寄せているのは、本人（藤本）のクルマのドライブレコーダー。接触した瞬間に本人が車内で『あっ！』などと声を発していた記録が残っていれば、接触を十分に認識していた証拠になります」と語っています。

藤本敏史さんの当て逃げ事故に対して、多くの芸人から驚きや疑問の声が上がっており、藤本さんは真面目で正義感も強く、そして小心者なことから当て逃げ事故を起こすなんて信じられない、きっと接触に気づかず現場を離れてしまったんだろうなどと憶測し、擁護の声もあります。

藤本敏史さん自身が、過去にノンスタの井上裕介さんがひき逃げ事件を起こした際に、「なんで車から出て謝罪せえへんねん」「ちゃんとしなきゃだめですよ」「しっかり反省してほしい」などと厳しく語っていたので、事故に気づいていながら咄嗟の判断で逃げてしまったというのは確かに信じ難いですが、即芸能活動自粛となったということは、本人が事故に気づきながら逃げたことを認めたのではないかと思います。

そして、藤本敏史さんの今後についてですが、意外にも現時点でレギュラー番組はゼロ本で、これまで番組を盛り上げるガヤ芸人として様々なバラエティ番組に出演してきたものの、離婚に続いて当て逃げ事故によってイメージがさらに悪化し、被害者もいることで事故をネタにイジるわけにもいかないため、活動を再開してもこれまでのように活動するのは難しいとの見方もあります。

その一方で、強力な“吉本パワー”によって早々に仕事復帰し、またテレビ出演可能になると『フライデー』などは報じており、吉本興業は事務所で劇場を持っていることや、昨年春からは衛星放送局『BSよしもと』を開局し、吉本芸人が出演の番組を放送し続けており、復帰場所に困ることはないとしています。

また、藤本敏史さんは明石家さんまさんら芸人からの評価が高く、早ければ1ヶ月程度で仕事復帰となる可能性もあるといいますが、井上裕介さんは世間から猛バッシングを受けながらも活動自粛からたった3ヶ月で仕事復帰を果たし、テレビへの完全復帰には少し時間は掛かったものの、事件から1年も経たないうちに新たなレギュラー番組を獲得しています。

そのため、何だかんだで吉本パワーによって早々に完全復帰となりそうですが、当て逃げ事故の捜査が今後どういった展開を迎えるのか、引き続き動向に注目していきたいですね。