吉本興業が23日に、当て逃げ事故で芸能活動を休止していた『FUJIWARA』の“フジモン”こと藤本敏史さん(53)の活動再開を発表し、ネット上では否定的な反応が上がっています。
吉本興業は公式サイトで、「FUJIWARA 藤本敏史につきまして、2月23日（金）をもって、活動を再開させていただくことになりましたのでご報告いたします。藤本は2023年10月に自家用車で接触事故を起こし活動を自粛しておりましたが、FUJIWARAのYouTubeチャンネルにて活動を再開させていただきます。」
と報告しています。
続けて、関係各所やファンに対して謝罪したうえで、「藤本およびFUJIWARAが今回の反省を活かして一からやり直す機会を賜りますよう何卒お願い申し上げます。」
としています。
藤本敏史さんは昨年10月に、車を運転中に赤信号を無視して交差点に進入し、右側から進行してきた車と接触しましたが、警察に通報することなく、その場から立ち去っていたことが被害者からの通報で明らかとなり、翌月に当て逃げの疑いで書類送検されました。
＜↓の画像は、事故現場の写真＞
この事件を受けて吉本興業は、藤本敏史さんの芸能活動自粛を発表しました。
また、藤本敏史さんもコメントを発表し、「この度は事故を起こしてしまい、また、事故直後に適切な対応ができておらず、浅はかな行動をとってしまい、被害者の方に対して大変申し訳ない思いです。」
などと反省の言葉を綴っていました。
被害者に対しては直接謝罪したことを明かし、「被害に遭われたにもかかわらず、逆にお気遣い、励ましのお言葉をいただいた被害者の方には、言葉では言い尽くせない思いでいっぱいでございます。誠意をもって被害弁償させていただくことはもちろんのこと、自身のあり方を見直すべく、タレント活動に関しては暫く控えさせていただくことにしました。」
としていました。
それから3ヶ月後の今年1月に、道路交通法違反（赤信号看過、事故不申告）の罪で略式起訴され、同23日付で東京簡易裁判所から罰金2万4,000円の略式命令が出ました。
そして、活動自粛から4ヶ月で芸能活動再開を発表しネット上では、
- どさくさに紛れて感がすごいな
- 松本、岩橋のドタバタに紛れて今がチャンスと思ったのかな
- 活動再開を待ってる人はいるのだろうか
- もう無理だろ、イメージ悪すぎる
- フジモンの芸風って性格悪い芸風だからほんとに悪いことしてたら笑えないよね
- 元妻から｢養育費減額なんて認めないからな。何でもいいから早く稼いでこい｣って圧がかかってそう
- YouTubeだけならいい。見たい人が見ればいいから 地上波は勘弁してほしい
などの声が上がっています。
吉本興業は藤本敏史さんが起こした事故について「接触物損事故」とだけ説明し、現在も警察の捜査が続いているとして、信号無視による当て逃げの疑いがあることは明らかにしませんでした。
そのため、その後の報道で信号無視も判明するとネット上では批判が噴出し、さらに藤本敏史さんは過去に、後輩のNON STYLE・井上裕介さんがタクシーへの当て逃げ事件を起こした際にネット番組で、「なんで車から出て謝罪せえへんねん」「ちゃんとしなきゃだめですよ」「しっかり反省してほしい」などと語っていたため、井上さん以上に悪質な行為が判明したことでバッシングの嵐となりました。
『読売新聞』の報道によると、藤本敏史さんは任意の取り調べで「事故に気づかなかった」という趣旨の供述をして、当て逃げを否認していたようですが、最終的には当て逃げと信号無視で刑事処分が下されて前科がついてしまったので、今後しばらくは地上波のテレビ出演は難しそうです。
そのため、まずはYouTubeで活動を再開し、続いてネット配信番組に出演といった流れで、徐々にメディア露出を増やしていくことを狙っているのではと思います。
しかし、イメージ悪化によって顔も見たくないとの声や、元々面白い芸人でもなかったから需要なしなどと辛辣な声も多く、完全復帰はなかなか難しそうですが、元妻・木下優樹菜さんとの間にもうけた2人の子供の養育費を払うためにも、これからまた仕事を頑張ってほしいと思います。