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JRAジョッキー藤岡康太が亡くなる。兄・藤岡佑介騎手が容態説明、回復願う声も…レース中の事故から4日後に息を引き取る

藤岡康太騎手が35歳で死去、死因は…落馬事故で意識不明、結婚し子供誕生から1年で亡くなる。

4月6日のレース中の落馬事故により、意識不明状態となっていた『日本中央競馬会(JRA)』所属の藤岡康太騎手(ふじおか・こうた)が、入院先の病院で亡くなられたことが分かりました。35歳でした。

JRAが公式サイトで11日に藤岡康太騎手の訃報を伝え、10日19時49分に息を引き取ったとしています。

死因は明らかにしていませんが、藤岡康太騎手は6日に、阪神競馬場での第7レース『4歳以上1勝クラス(ダート1800m)』で10番・スウィートスカー(5歳牝馬)に騎乗し、第3コーナーで前の馬に触れてつまずき落馬、馬に異常は無かった一方で、藤岡騎手は落馬により頭や胸を負傷し、「脳挫傷(のうざしょう)」と診断されました。

藤岡康太騎手の落馬事故が起きたレース動画

そして、落馬事故から4日後の10日午前に兄・藤岡佑介騎手(38)が、栗東(りっとう)トレーニングセンターで藤岡康太騎手の容態を説明し、「まだ意識が戻っていない状態で、本人の頑張りに期待するしかないというところで、僕ら家族も見守っている状態です。ファンの方もたくさん心配されている方がいらっしゃると思うので、何とか帰ってこられるように願ってあげてほしいと思います」と語っていました。

<↓の画像は、藤岡康太騎手と兄・藤岡佑介騎手(右)の写真>

しかし、懸命の治療も虚しく、この日の夜に亡くなったことが明らかとなりネット上では、

などの声が上がっています。

3月24日には、2016年に騎手デビューしたばかりだった高知競馬場所属の塚本雄大騎手が、落馬事故によって意識不明の状態となり、25歳の若さで亡くなっているのですが、JRA所属の騎手が落馬により亡くなるのは、2004年の竹本貴志騎手(享年20)以来20人目で、JRAでGI勝利を挙げている騎手が落馬で亡くなるのは、1993年の岡潤一郎騎手(享年24)以来となっています。

藤岡康太騎手はJRAの藤岡健一調教師(63)の次男で、2007年に騎手デビューし、2009年のNHKマイルカップでGI初勝利を挙げ、昨年11月のマイルチャンピオンシップでGIレース2勝目となり、そして今年3月30日には通算800勝を達成(JRA史上58人目)しました。

<↓の画像は、3月末に通算800勝を達成時の藤岡康太騎手の写真>

一方のプライベートでは2021年に結婚し、昨年6月に第1子となる長男が誕生しており、「やっぱり子供ができて変わりましたね。ジョッキーとして結果を残さないと、という気持ちはより強くなりました」「父としてより頑張らないと」とインタビューで語っていました。

また、昨年は自己最多となる63勝を挙げ、今年は年男でもあり、「今年はさらにいい年にできるように年明けから頑張りたいです。毎年のことですが、ケガなく1年乗って、前年より勝利数と騎乗数を上回って、依頼してくださる方々やファンのみなさんに喜んでいただける競馬をしたいです」との思いを明かしていました。

そんな藤岡康太騎手は人柄も良く、多くの競馬ファンから愛されていた方で、落馬事故による訃報を受けて死を悼む声が相次いでいます。

騎手は常に死と隣り合わせの職業とも言われ、藤岡康太騎手は子供が誕生した翌月にも落馬事故で左足を負傷していたのですが、まだ30代半ばと若く、さらに昨年に子供が誕生したばかりですし、近年の成績も良く今後さらなる活躍に大きな期待が寄せられていた中で、落馬事故によってこうした結末を迎えてしまったのは、ただただ残念な気持ちでいっぱいです。

藤岡康太騎手の御冥福を心よりお祈り申し上げます。

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