藤山直美の舞台『おもろい女』が、足立区役所への爆破予告の影響で中止になるトラブルが発生
2012年に亡くなった女優の森光子さん(享年92)が主演を務めていた舞台『おもろい女』が、女優の藤山直美さん(56)が主演で今年9年ぶりに復活することになり、5月29日より東京・足立区立の劇場「シアター1010(せんじゅ)」で上演がスタートし、6月2日まで同劇場で公演が行われるのですが、1日午前に足立区役所へ「区役所内の数か所に爆発物を置いた。午後3時に起動する」と爆破を予告する脅迫文が届いたことから、区役所の業務を一時停止すると共に、約400はある区内の施設への立ち入り禁止措置を取り、この影響で1日13時から行われいていた舞台『おもろい女』が第一幕終了時点で急遽中止となったことが分かりました。
(↓の画像は、爆破予告があった後の足立区役所前の写真)
同舞台を主催している東宝によると、足立区役所から区内の施設に爆破予告があるという情報が寄せられ、不審物を捜索するために劇場を退去するよう指示が出たとのことで、劇場内にはおよそ700人ほどのお客さんがいたそうなのですが、劇場の外へ退避することになりました。
こうした騒動があったものの、通報を受けた警視庁が約100人体制で区役所内を捜査した結果、不審物は確認されなかったことから、2日の公演は予定通り上演するそうで、1日の公演が第一幕終了後の休憩に入ろうとした時に、こうしたトラブルに見舞われ舞台が中止となったことから、チケットに関しては払い戻しか、2日の公演もしくは5日からの日比谷シアタークリエでの公演に振り替えるとのことです。
これにネットでは、
- スタッフ、役者、観客は「おもろい女」のためにこの日を迎えたのに。こんなことのためにこの日を迎えたんじゃないのに。犯人にはきついお灸をすえてやってほしい。
- 商業興行まで中止したとなると、犯人が逮捕されたときには興行主から相当な損害賠償請求をされるのではないだろうか
- これだけの騒ぎを起こしたんだ、イタズラでは片付けられない
- 逆に言えば、この犯人の思う壺じゃないのか、この騒ぎに味を占めて繰り返さないといいが。
- こういう輩は早く逮捕して2度とシャバに出せないようにしないとダメだね。公演中止と退避は当然で、これで発生した損害は必ず犯人とその家族に請求して何があろうと払わせたほうがいい
などのコメントが寄せられています。
この日も客席はほぼ満席だったそうで、多くの方が楽しみにしていていたにも関わらず、このようなかたちで舞台を中止させた犯人はどうしても許すことは出来ませんね。
犯人はどのような理由で爆破予告をしたのかは分かりませんが、区役所の営業を一時停止すると共に、小中学校などでも授業の短縮措置を取り、そして、区内の各施設への立ち入りが禁止となる等多大な影響を与えており、警視庁は引き続き周辺のパトロールを強化すると共に、威力業務妨害の疑いで捜査しているそうですが、今後またこのような騒動が起こらないように、犯人を特定して捕まえてほしいものです。
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