菊池桃子が2度目のストーカー被害、犯人のタクシー運転手は接近禁止令無視し自宅突撃…
女優・菊池桃子さん(きくち・ももこ 50歳)の自宅を訪れ、インターホンを鳴らすなどのストーカー行為を繰り返していたとして逮捕され、今年4月に罰金30万円の略式命令を受けた元タクシー運転手の無職・飯塚博光容疑者(56)が、再び同様の行為をしたことによってストーカー規制法違反容疑で逮捕されました。
警視庁池袋署によると、飯塚博光容疑者は6月19日16時ごろに、菊池桃子さんの自宅に押しかけてインターホンを鳴らした容疑で、事件から4日後の23日に菊池さんが同署を訪れて被害届を提出したとのことです。
<↓の画像が、菊池桃子さんのストーカー事件報道>
飯塚博光容疑者は明治大学商学部を卒業後に中堅証券会社に勤務し、約10年前から業界最大手のタクシー会社『日本交通』でタクシー運転手をしており、昨年9月末に菊池桃子さんが自宅に呼んだタクシーの運転手が飯塚容疑者でした。
こうして自宅を特定した飯塚博光容疑者はそれ以降、付きまといなどのストーカー行為を繰り返し、自宅を訪れてインターホンを鳴らすといったことをしていました。
その後、菊池桃子さんは所属事務所『パーフィットプロダクション』に相談し、今年に入ってから警視庁池袋署が飯塚博光容疑者に警告を行ったのですが、3月31日に自身のツイッター上で「菊池さんに会いに行く」などと予告し、自宅付近に姿を現したことから、警戒していた警察によって現行犯逮捕されました。
飯塚博光容疑者は取り調べで「好意があった」「話したいことがあって会いに行った」などと供述しており、4月に罰金30万円の略式命令を受けたほか、今後またストーカー行為をしないよう接近禁止命令が出されており、釈放時には「(家族に対して)迷惑をかけてすまない。これからはしっかりする」と話していました。
しかし、再び同じ行為を繰り返し逮捕された飯塚博光容疑者は取り調べに、「行ってはいけないとわかっていたが、行きたい気持ちの葛藤があった」「どうしても会いたくて行ってしまった」などと供述しているといいます。
25日付の『サンケイスポーツ』によると、菊池桃子さんは前回の事件後に、自宅から一時避難して別の場所で生活を送っていたため、飯塚博光容疑者が自宅に訪れた19日は不在だったのですが、23日に荷物を取るため帰った際、インターホンの録画機能を確認したところ、飯塚容疑者の姿が複数回記録されていたため、同日中に被害届を提出したとのことです。
飯塚博光容疑者は最初の逮捕前には自身のブログに、「もうドキドキしてます。」、「インターホン、1回だけ鳴らして、出てこなければ、走って帰るかもしれない。」などとストーカー行為について記していたといいます。
そうしたことなどから、菊池桃子さんは事件後に出席した警視庁愛宕警察署のイベントでも、「正直に言って怖いの一言。この怖さが、逮捕されたからここで終わったということではなく、今後のことがまた不安」「予想もつかないことがどんどん起こること自体が怖いです」「気持ちは不安定ではあります」
と、不安な気持ちを抱え続けていることを明かしていました。
そして、このストーカー事件に対してネット上では、
- 接近禁止命令、って、何か意味あるの?
- 執行猶予なしの実刑にしたら。刑が軽すぎるから減らないんじゃないの。
- またやるタイプ。危ない。更にエスカレートする可能性あり。もう社会に出してはいけない。
- 法律が甘過ぎる。危険人物・犯罪者には天国。本当に不思議な国だよ。
- 社会的地位もないようだし家族もいない、前科もついてもう堕ちるところまで堕ちてるから、こういう失うもののないやつは一番怖いよ。法的なペナルティでは歯止めがきかない自分も昔つきまといされたことあったけど、怖い知り合いに凄んでもらったのが一番効いた。捕まる以上に痛い目見ると思わないと抑止力にならない。でも芸能人がそれやっちゃうと今度は恐喝になるしね…打つ手が無さそう。可哀想。
- 引っ越した方がいいと思う。今は本人だけがストーカー被害を受けているが、そのうちにお子さん達にも危害が及ぶ恐れがあると思う。事務所も引っ越しの費用などもバックアップしてあげて欲しい。
- ストーカーは病気だよ、罰金で終わらせるだけじゃとうてい無くならない。精神的な治療も義務化するべきじゃないかな
- ここまでなるともはや病気だと思うから 今回例えば懲役になったとしても、また繰り返すと思う。重大な事件になる前に 然るべき治療を受けさせるべき。ヒヤヒヤしながら生活してなければならない菊池さんや家族が気の毒すぎる。
- 罰金で世に出すからだよ!ストーカーは内容に限らず、罰金じゃなくて、懲役刑を!数年とか甘いものじゃなく、20年くらい入れててもいいと思う。
菊池桃子さんが殺されなくて良かった。もし、殺されてたら??そう思うと、刑のあまさが恐ろしく感じる。
などのコメントが寄せられています。
最初の逮捕後に週刊誌『週刊新潮』よると、プライベートで離婚歴がある飯塚博光容疑者は、菊池桃子さんの自宅を特定してから1ヶ月が過ぎた11月上旬に、菊池さんの所属事務所『パーフィットプロダクション』にメールを送付したといいます。
メールの内容は、「(タクシーに乗せた時)体に電気が走った」「自分の家は近所だ」といったものだったそうで、同下旬に再びメールが届き、そこには「結婚を前提に家族ぐるみの付き合いをしたい」といったことが書かれていたそうです。
こうしメールをしつこく送っていた飯塚博光容疑者に事務所は警告を行い、その時は「もうしません」という約束を取り付けたものの、それから行動がさらにエスカレートし、昨年12月26日に菊池桃子さんの自宅を訪れ、事務所スタッフが駆けつけるまで約30分も玄関先で居座るという行為をしました。
この時には、菊池桃子さんとこれ以上近付かないことや、飯塚博光容疑者に引っ越しを求める要望を出したところ、しばらくストーカー行為は止まったそうです。
しかし、それも効果は無く、3月上旬に再び菊池桃子さんの自宅を訪れてインターホンを何度も鳴らすという行為に及び、事務所も手に負えないと判断して警察に通報したそうです。
同誌の取材に対して事務所側は、「容疑者は、桃子の家族にも大きな恐怖を与えました。彼女は“家族全員が被害者。出来ればこのまま刑務所から出てきてほしくない”とまで言っています」「場合によっては、引っ越しも視野に入れないといけない」
と語っています。
菊池桃子さんは、1995年5月に歌手・女優の五月みどりさんの息子で、プロゴルファーの西川哲さん(50)と結婚し、1996年8月に第1子となる長男(21)、2001年10月に長女(16)が誕生しましたが、西川さんが多額の負債を抱えていたほか、女性問題が明るみになったことで2012年1月に離婚したことを発表しました。
菊池桃子さんが子供2人の親権を持ち、現在自宅では母親、長男、長女の4人暮らしをしているそうです。
昨年1月にストーカー規制法が改正され、懲役や罰金が倍になるなどより厳しい処分が下されるようになったのですが、起訴されることなく略式命令で罰金を支払うだけで済んでしまうこともあります。
飯塚博光容疑者は前回の事件からたった2ヶ月後に、接近禁止命令を無視したストーカー行為で逮捕されたため、起訴され有罪判決が下される可能性はあるとみられますが、最高でも罰則は懲役2年以下もしくは200万円以下の罰金と、被害者は非常に大きなダメージを受ける一方で、犯人にはそれほど思い処分は下されません。
ここ最近、有名人のストーカー被害が度々事件としてニュースなどで報じられており、つい先日も元AKB48の岩田華怜さんのことを6年前から応援し、ストーカーになった有名ファンが逮捕されるという事件も注目を集めたのですが、ちょっと注意したり罰金刑を下したところでストーカー行為を止めるとは思えません。
菊池桃子さんのストーカーについても、これまで再々注意や警告をしてきたにも関わらず、自宅を訪れるなどのストーカー行為を繰り返し、他の家族にも恐怖心を抱かせてしまっていると思いますので、できる限りの重い罰を下してほしいところですし、規制法をさらに厳しくするために再び協議などを行ってほしいなと思いますね。
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- https://www.fnn.jp/posts/00394971CX
- https://www.dailyshincho.jp/article/2018/04200559/