元貴乃花親方・花田光司さんと元フジテレビアナウンサー・河野景子さんの長男で、靴職人・タレントの花田優一さん（はなだ・ゆういち 23歳）が、昨年夏のイベントをめぐって元所属事務所と金銭トラブルを起こしていたと29日発売の週刊誌『女性自身』が報じています。
花田優一さんは昨年6月に、イタリア・フィレンツェで開催された世界最大のメンズファッションイベント『PITTI IMAGINE UOMO（ピッティ・イマージネ・ウォモ）』で、日本人の職人として初めて出展を果たし、その時の模様は昨年8月24日放送の紀行バラエティ番組『アナザースカイ』（日本テレビ系 金曜23時）でオンエアされていました。
花田家の知人によれば、この時の費用は基本的に前所属事務所が負担したそうで、花田優一さんが事務所に頼み込んで出展にこぎつけたといいます。
しかし、花田優一さんは靴の代金をお客から受け取りながら大幅な納品遅れを発生させ、このトラブルが原因で事務所側は昨年11月に、解雇同然で優一さんを契約解除したそうなのですが、イタリア・フィレンツェへの渡航費や人件費、『PITTI IMAGINE UOMO』への出展費用など合計約2000万円が水の泡となり、事務所側は憤慨しているとのことです。
昨年8月放送の『アナザースカイ』で花田優一さんは、「ただ単に『いい靴を作りたい』という思いで作っていたものが、『ピッティに出展するために作ろうに変わっていったのは事実」
などと語り、『PITTI IMAGINE UOMO』では、「YUICHI HANADA」として自身のブースを出展していました。
＜↓の画像が、『PITTI IMAGINE UOMO』での花田優一さんの出展ブース写真＞
『PITTI IMAGINE UOMO』は、世界各国から1240ものブランドが集結し、3万人の来場者のうち1万9000人はバイヤーという玄人のイベントで、このイベントは誰でも出展できるわけではなく、2つに1つは審査で落とされ、特に若いブランドはなかなか審査が通らないものの、花田優一さんが本部に直談判したことで出展が認められたと番組では伝えていました。
また、他のシューズブランドは数十足を展示している中で、花田優一さんが展示していたのは5足のみ（2足は新作）で、会場では日本のバイヤーが優一さんと接触するなどしていました。
＜↓の画像が、花田優一さんが展示していた靴の写真＞
『女性自身』の記事では実際にブースを見たファッション関係者が、「ショートブーツとローファーだけしか展示されておらず、驚いた記憶があります。優一さんは『2足に絞ったのは、今の僕にできる“最高”を提示するのにベストだと考えたから』と主張していたそうです。そんな少ない作品で勝負するブースは他に一切なかったので、かなり異質な空間でした」
と語っています。
前出の花田家の知人によれば、花田優一さんは『PITTI IMAGINE UOMO』への出展にあたって事務所側には「絶対、話題になる。出展費用は返します！」などと語り、その言葉を受けて事務所側は「彼の肩書に箔が付くなら…」と思い、あらゆるツテを頼って出展にこぎつけたそうです。
知人はさらに、「もともと、母・景子さんの紹介もあってこの事務所に所属することになり、景子さんもこの出展に強く賛成していたそうです。『息子の将来のために何卒』と前事務所に頭を下げたと聞いています。前事務所は優一さんを全面的に信用して、覚書は交わさなかったようです。契約解除後、優一さんからこの件についてお詫びはなく、出展費用も返済されていない“不義理”が続いているそうです」
と明かしています。
＜↓の画像は、『PITTI IMAGINE UOMO』で撮影の花田優一さんと母・河野景子さんの写真＞
こうした証言を受けて『女性自身』は、前所属事務所『Megu Entertainment』に取材を行ったところ、「社内で協議した結果、弊社としてはこの件についてはお答えできません」
という回答だったとのことです。
また、花田優一さん本人にも1月下旬に直撃取材を敢行し、『PITTI IMAGINE UOMO』の出展にあたって、合計2000万円もの費用がかかったことについて聞くと、「いま、忙しいので」と言って質問に答えようとせず、事務所側に費用の一部でも返済するつもりはあるのか問うと、「名刺、もらえますか？」と言って記者から名刺を受け取り、その後に記者の顔をのぞき込んで舌打ちし、その後は質問には一切答えずに立ち去ったといいます。
＜↓の画像が、『女性自身』が撮影の花田優一さんの写真＞
テレビ局関係者によると、花田優一さんを溺愛する母・河野景子さんは今やもう靴職人として活動することに固執していないといい、「親しい関係者を通じて各テレビ局にタレントとして彼を売り込み、加えて自分も本格的なテレビ復帰ができるように働きかけています」
と語っています。
そして、この報道を受けてネット上では、
- ただの二世にもほどがあるわ
- ダメダメだな。母親もだな。
- テレビ業界は、この詐欺師を扱ってはダメ
- 何をしても半人前。ママが甘やかしすぎたのだろうね。
- この坊っちゃんは最早救い用がない。羽賀研二、小室圭に並ぶお金にだらしない男。
- 数百万円のクルマ買う前に少しでも前事務所にお返しすれば良いものを…その内、訴えられるんじゃないの？
- この状況でよく舌打ちができるな。一部のメディアはチヤホヤしてるかもしらんが、世間では良く思ってない人が大多数。自分の置かれてる立場を理解して行動したほうがいい
- テレビで注目されて靴の注文が殺到すればマージン抜いて外注に出して、自分は割りのいいタレント業で荒稼ぎとかを考えてたのかな。
手遅れかもしれないが、一つ一つ地道に仕事をしていった方が結局はいい結果に繋がると思う。 - 息子もやばいやつだけど母親もかなりやばい。芸能界で生きていると金銭感覚おかしくなるのかもしれないけど、靴の修行しに行ったとされる留学も親のコネと金をフルで使って明らかになにも成果が伴ってない事をどう考えてるんだろう。
お父さんのやり方に嫌気がさして～みたいな話も聞いたけど、今までの経緯を見ると母親が甘やかし過ぎた部分はかなり大きいのではと思う。
などのコメントが寄せられています。
昨年12月には結婚からわずか1年半でスピード離婚し、離婚成立前には別の女性との不倫スキャンダルを『フライデー』にスクープされ、一方の仕事ではメディアへの露出もあって多くの受注を受けたものの、タレント活動に力を入れて靴作りに集中していなかったのか、技術が追い付いていないのか大幅な納期遅れを発生させ、さらにはお客にも誠意を見せることなく、電話に出ないなど酷い対応をしていたことが明らかにされています。
これによって前所属事務所も大きな被害を受けていたとされ、花田優一さんに対するクレームの電話が事務所にも殺到し、そうした状況になりながらも優一さんが態度を改めなかったため、これ以上面倒を見きれないとしてクビになったという話は以前から出ていました。
それに加えて、『PITTI IMAGINE UOMO』への出展にかかった諸経費約2000万円を事務所に負担させていたことが今回報じられ、花田優一さんのイメージは悪くなる一方ですね。
それでも河野景子さんは息子が可愛くて仕方がなく、タレントとしてテレビ番組に出演できるよう売り込んでいるというのですが、河野さん本人は昨年12月放送の『バイキング・ザ・ゴールデン』（フジテレビ系）に出演した際、「息子は息子で、成人して、やっていく上で自分で責任を負うでしょう」「『あなたはあなたで責任持ってやりなさい』という思いで見ている」
などと語っています。
そのため、本当に今後は河野景子さんが花田優一さんのタレント活動をバックアップしていくのかは不明ですが、優一さんに関するトラブルが頻繁に報じられていることによって、テレビ局側も番組への起用を今後避けていく可能性は十分あるとみられるので、タレントとして活躍するのはかなり難しいのではないでしょうか。
もしタレント活動を本気でやりたいのであれば、様々な問題を1つずつキッチリと解決することが必要だろうと思いますね。