元横綱・貴乃花光司さん(本名=花田光司 48歳)が先日、CMイメージキャラクターに起用された『サービス&セキュリティ(SSK)』のオンライン会見に出席し、靴職人・タレントの長男・花田優一さん(25)と会っているのか聞かれると、「息子は完全に勘当しておりますので。歌も聴いていません」と絶縁状態にあることを初めて明らかにしました。
この発言は大きな注目を集めたのですが、花田優一さんは週刊誌『週刊女性』のインタビュー取材に応じ、父親の発言に大きなショックを受けると共に、憤りを覚えたことを明かしています。
<↓の画像は、「息子は完全に勘当した」と語った貴乃花光司さんの写真>
『週刊女性』の取材に花田優一さんは、「その場にいた記者の方々から僕のところに取材依頼がありました。もちろん、これまでどおり僕はコメントは出さずに黙っていました。でも、なぜ、僕に対してわざわざ強い言葉をメディアの皆さんの前で使うのか。やはり、納得できるものではありません。これまでも何度も、父は僕に対して限度を超えた事実と違う発言をしてきました」「たとえ父であっても、これ以上見て見ぬふりはできないと思いました」
などと語り、家庭内での貴乃花光司さんの問題言動を暴露しています。
花田優一さんによれば、自身が靴作りの勉強でイタリアに留学していた7年前の時点で家庭内は崩れだしていたといい、その原因は「お酒」だったとし、貴乃花光司さんは毎晩のように大量のお酒を飲み、2015年春ごろには妹から突然電話があり、「もう無理だよ」「パパのママへの態度が酷すぎて」と泣きながら両親のケンカを訴え、ただ事ではないと思った優一さんは翌日にイタリアから日本へ帰国したといいます。
<↓の画像は、『週刊女性』のインタビュー取材に応じた花田優一さんの写真>
そうしたトラブルがあったことで、花田優一さんは「修行後もイタリア国内で生活する」という予定を変更して2015年10月から日本で生活するようになったそうですが、その後も家庭内の状況は変わらず、逆に貴乃花光司さんのアルコール依存状態が悪化、それに伴い河野景子さんに対する“目に余る態度”がエスカレートしていったとのことです。
当時の様子について花田優一さんは、「父が母に対して、息子と娘が隣で聞いてられないような、母の人格を否定するような言葉を浴びせることが増えました。母は普段どおり食事やお酒を給仕しているだけ。どう考えても普通のモラルとしてありえませんでした。そういうことが何年もずっと続いたんです。」
と語っています。
そうした中で、2017年の年明けに大事件が発生したといい、「家族で食卓を囲んでいて。ダイニングに母ができたて料理を運んできたんです。すると父が突然キレて、そのアツアツの料理を母に投げつけて。一歩間違えたら大ヤケドです」
と語り、この行為に花田優一さんは初めて父親に対して「ふざけるんじゃねぇ!いい加減にしろよ!」とブチギレ激怒したそうですが、その後も貴乃花光司さんの態度や行為は改善されなかったとしています。
<↓の画像は、貴乃花光司さんと元妻・河野景子さんの写真>
その頃から花田優一さんは靴職人として活動し、テレビ番組にも出演するようになり、当時は実家から徒歩数分の場所にあるワンルームマンションで一人暮らしをしていたそうですが、河野景子さんや妹たちのことを心配し、マンションに呼び寄せて一時的に4人で生活していたといいます。
すると、携帯電話に貴乃花光司さんから何度も着信が入るようになり、電話に出ると「テメェ!俺の家族を奪いやがって!」と怒鳴っていたといい、落ち着いて話し合いをできるような状態ではなかったそうです。
花田優一さんはそれでも諦めずに貴乃花光司さんと向き合い、何日かやり取りをしていたところ、「お前がケンカを売るなら買ってやる!」と言ってマンションに乗り込んできたといい、「2017年2月12日の夕方でした。外へ出て行くと、父が見たこともない形相で突然掴みかかってきました。そのまま道端で1時間半くらい掴み合って……殴られて……。通りがかった人も、ギョッとして、逃げるように通り過ぎて行きました」
と、その時の様子を明かしています。
それから数日後、貴乃花光司さんは花田優一さんのもとに謝罪に訪れたそうで、河野景子さんにも謝罪し、「酒はやめる」と約束したことから河野さん等は自宅に戻ることになったものの、家庭内はさらにギクシャクし、貴乃花さんは次第に家に帰ってこなくなったといいます。
また、2ヶ月後には再びかなり酔っ払った状態の貴乃花光司さんから電話がかかってくるようになり、「お前が俺の家族を壊した!」「お前が俺の家族を奪った!」などと大声で怒鳴られ、それからしばらくすると連絡すら無くなり、音信不通状態になったそうです。
そのため花田優一さんは、「『連絡もよこさない』と父は言っていますが、父が携帯番号を突然変えてしまったので、こっちが連絡したくてもできません。母と離婚したときも、父から僕ら子どもたちに電話1本、メール1通ありません。連絡もとれないのに『連絡がない』とか『勘当だ』というのは理解できません。『離婚は優一のせいです』という週刊誌のインタビューを見たときは、膝から崩れ落ちるような気持ちでした」
と語っています。
他にも、昨年11月に『週刊新潮』が親子のトラブルを伝え、貴乃花光司さんのバイクを花田優一さんが勝手に売却してしまったことがきっかけで、絶縁状態になってしまったと伝えていたのですが、優一さんはこれについても「事実と違う」としています。
花田優一さんがバイクを売却したのは事実のようですが、事前に貴乃花光司さんの関係者にも話をし、OKが出たことで売却したそうです。
それから数ヶ月後に、貴乃花さんがバイクが無くなったとして被害届を警察に出すと騒ぎ出した際にも、花田優一さんがしっかり経緯を説明したところ貴乃花さんも納得して事なきを得たものの、問題が解決した後に『週刊新潮』によって親子のトラブルが報じられたとのことです。
花田優一さんはこのように貴乃花光司さんの暴走を暴露しながらも、「父が成し遂げてきたことを一番近くで見てきました。誰もが成し遂げられることではないことをやり切ったことへのリスペクトは消えませんし、何より僕も妹たちも、父の大きな愛でここまで育ててもらいました。いつか全部笑い話にして、家族で食卓を囲める日が来ると信じていますし、それが長男としての責任だと思っています」
と、現在も尊敬の念は抱き続けているとしています。
『週刊女性』は河野景子さんにも、貴乃花光司さんによるモラハラやDVに当たる行為について話を聞いたところ、「正直、この件については何もお答えしたくない思いです。ただ息子がこのような話をする状況になったその気持ちもわかります。愛情あふれた父と子が対立しなくてはいけないこの状況が苦しくもあります。親子であることに変わりはないですから、いつの日か、父と子で普通に語り合えるよう、どうか静かに見守っていただけたらという思いです」
と答え、否定しなかったそうです。
一方で貴乃花光司さんの所属事務所は取材に対して、「完全に事実無根です。とても看過できる内容ではありません。ないものは本当にないので」と完全否定したとのことです。
花田優一さんの激白を受けてネット上では、
- この息子自身が信用できないから、なんとも言えない…
- ここは本当に家庭内トラブルの話題ばっかりだな
- そんなこと公に言うなよ 自分は何なんだよ
- はした金欲しさにこんな事ベラベラ喋る息子嫌だわ。貴乃花まだ生きてんのに。
- 世間から見れば靴職人ともアーティストとも思えない、成人になっても母から擁護されるフラフラした生き方。
そんな貴方が言うことを世間はすんなり受け入れてくれないと思う。 - 貴乃花にも悪い所はあったでしょう。でも、この方の「自分は正しい」「俺って凄い」「俺にイチャモン付ける方がおかしい」みたいな態度が信用出来ない。
- 貴方の信頼感ゼロ(笑)親父の方がシッカリしてるし、自分にも他人にも厳しい感じがする人。それが行き過ぎてこの息子って感じだな!
- 親子でこのような対立は側から見ても切ない。こんな事を話して何のメリットがあるのか?
間に立つ母親も自分が幸せになる事も大事でしょうが元夫や子供たちの将来を考えて対応してあげてほしい。
先日の貴乃花さんの記事では父親の愛情を感じられたが今回の息子さんのインタビューは理解しにくい、だいぶ前になりますが家族仲良しアピールみたいな事してましたよね。 - 息子も結局は父親以上の家庭内の事をさらけ出してるよね。結局そういう態度が溝を深めている一因なのでは!?
靴職人と言うけど、注文を受けて納期をきちんと守って初めて、靴職人と名乗れるのでは!?自分自身の考えの甘さにも、気が付くべきだと思う - 河野景子さんずるいな〜と思ってしまった。もっと相撲部屋のおかみさんとして助けてあげればよかったのに。その頃景子さんは今の彼と出会ってるでしょ
妻の変化を感じ取って辛かったんじゃないですか?今の見守ってくださいっていうコメントもしたたかだわ・・・
などの声が上がっています。
河野景子さんは離婚から5ヶ月後の2019年3月に出版した著書『こころの真実 23年のすべて』の中でも、貴乃花光司さんからのDVを匂わせるようなことを書いていました。
また、離婚発表前の2018年に『フライデー』が報じた記事では、貴乃花光司さんが巡業中も毎晩深夜までお酒を飲んでいたとしていました。
同年8月の巡業中には熱中症で倒れて救急搬送されるトラブルがありましたが、その前日にも弟子から貰ったシャンパンを飲み、かなり酔っていたとし、当時は様々なストレスからかタバコとお酒をやめられない様子だったといいます。
こうした話から貴乃花光司さんが離婚前に大量のお酒を飲んでいたことや、家庭内でトラブルを起こしていたというのも、あながちウソでは無いのかもとは思いますが、花田優一さんの暴露行為は理解し難いものがあります。
『スポーツニッポン』(スポニチ)によれば、靴職人の花田優一さんはオーダーを受けた靴の製作が納期に間に合わず、それによって何度もクレームが入り、貴乃花光司さんがその尻拭いをしたこともあったといい、それに対して優一さんはどう考えているのかも気になります。
花田優一さんは今も貴乃花光司さんのことは尊敬していると言いながらも、わざわざ週刊誌のインタビュー取材に応じて一方的にプライベートな事をペラペラと喋り、最後には「いつか全部笑い話にして、家族で食卓を囲める日が来ると信じています」と語っていますが、このインタビューによって親子の溝はさらに深まるとみられます。
本当に親子関係を修復したいと思っているのであれば、やはり余計な発言は慎むべきで、これをきっかけに今後泥沼の争いへと発展しないようにしてほしいものです。