俳優・船越英一郎さん(58)をネット上で誹謗中傷したとして刑事告訴され、名誉毀損容疑で書類送検された元妻でタレントの松居一代さん(61)が19日付で、不起訴処分(起訴猶予)とされていたことが同日各メディアによって報じられました。
松居一代さんは警察の取り調べに対して「やったことは事実です」と容疑を認めていましたが、検察は不起訴処分とし、起訴猶予にしたとみられています。
報道を受けて松居一代さんは1週間ぶりにブログを更新し、直筆のコメントを公開しました。
松居一代さんはまず、「報道されております件につきまして、私からご報告をさせていただきます。船越英一郎様より告訴されておりました名誉毀損事件は、平成三十年九月十九日 検察庁様の御判断により、無事に不起訴処分となりましたことを、ここに御報告申し上げます。」
と、不起訴になったことを報告しています。
続けて、「たくさんの方々から、ご心配を賜りまして感謝の気持ちで一杯でございます。本当にありがとうございます。御蔭様でいまから新しい人生がスタートいたします。私がモットーにしております 清く潔く優しく そして 感謝の心を胸に前へ進んでまいります。どうぞおれからも温かく見守っていただけますように よろしく御願い申し上げます。社会のみなさまに少しでも御役に立てるように歩ませていただきます」
と、感謝の言葉や今後についてのことを綴っています。
<↓の画像が、松居一代さんがブログに投稿した直筆コメント写真>
一方の告訴した船越英一郎さん側も20日にコメントを発表し、今回の名誉毀損事件で松居一代さんが不起訴処分になったことについて、船越さんが「宥恕(ゆうじょ 意味:寛大な心で罪を許すこと)」したことを代理人弁護士が明らかにしています。
弁護士は書面で、「松居一代氏に対する名誉棄損事件に関し、検察庁から、松居一代氏が深く反省し、もう二度と同じようなことはもとより、船越英一郎氏やその関係者を想起させるような表現は一切行わないと確約したことから、起訴猶予処分とする旨の連絡を受けました。船越英一郎氏は、その検察庁の説明を信頼し、今回に限り、松居一代氏を宥恕することと致しました。」
と経緯を説明しています。
<↓の画像は、2001年に結婚した当時のツーショット写真>
そして、このような結末を迎えたことに対してネット上では、
- 甘いなぁ 甘すぎる
- お前が許しても俺は許さない
- 賢明な判断 関わっても損するだけで得るものなし
- ただこの一件以降、目線が船超の頭にいくようにはなったよ
- とりあえず松居はカツラって言った事は虚言でしたって謝れよ
- 毛と一緒に寛大な心も植えたのかな
- 個人的には船越英一郎を疑っている こいつ本当は浮気してそうなんだよな
- 向こうは無罪放免と勘違いしてまた調子に乗ってやらかしそう
- 船越が再婚したら発作が起きそう
- 許す許さないで言ったら、絶対に許せないと思うよ。でもこれ以上こいつに関わりたくないってことだろ。
- 下手に許さんとか言っても船越は何も得しないしな
などのコメントが寄せられています。
松居一代さんは一連の騒動の中で、船越英一郎さんが数十個のカツラを持っていること、以前から糖尿病を患っていて男性器の機能障害「ED」になっていること、それを改善するための治療薬を飲み、別の女性と不倫していることをYouTubeや週刊誌の取材で暴露していました。
これらの話の真偽は定かではないものの船越英一郎さん側は名誉毀損で刑事告訴し、任意で事情聴取されることになった松居一代さんは、「動画の内容は事実」「私は一切、嘘をついておりません」「やったことは間違いありません」と、動画の公開などを認めた上で、内容はあくまでも事実だと主張していました。
なお、名誉毀損は話がもし事実だったとしても、その内容に鑑みて名誉毀損罪(最高で懲役3年もしくは罰金50万円)が成立し、松居さんの行為によって船越英一郎さんは大きなダメージを受けたことから、松居さんは不利な状況でした。
しかし、船越英一郎さんは寛大な心で松居一代さんの行為に目をつむるとし、これに対してネット上では賛否両論となっていますが、やはり今後のことなども考えて、これ以上この問題を引っ張りたくないという思いが強かったのかなと感じました。
松居一代さんは最後まで自身の主張を曲げておらず、何とも後味の悪い結末となりましたが、船越英一郎さんにはこれからまた俳優として活躍する姿を見せてほしいですね。