女優・タレントの松居一代さん(まつい・かずよ 60歳)が23日に自身のブログを更新し、昨年12月に離婚した俳優・船越英一郎さん(ふなこし・えいいちろう 57歳)から名誉毀損で刑事告訴されていたことを明かすと共に、24日朝に東京・世田谷の警視庁北沢警察署に出頭し、取り調べを受けることを報告しました。
松居一代さんは離婚前に、船越英一郎さん個人や船越さんの所属事務所『ホリプロ』から民事訴訟を起こされていましたが、両者からの訴えについては16日までに和解などが成立していました。
しかし、18日に警察から松居一代さんの代理人弁護士のもとへ連絡が入り、その内容は船越英一郎さん側から「名誉毀損(きそん)」で刑事告訴されたというものだったといい、24日に告訴状を受理した北沢警察署へ出頭し、取り調べを受けることになったそうです。
こうした経緯をブログの読者、ファンに説明した松居一代さんは、「家族のみなさんには まだまだ、これからもご心配をおかけしますが あたしのこと、どうぞよろしくお願い申し上げます 見守ってくださいね これからも 松居一代は 嘘をつくことなく正々堂々と生きて参ります」
などと綴っていました。
その後に読者から激励のコメントが寄せられたことを受けて、「家族からの 激励にあたしは…涙が止まりません 家族のみんな 本当に本当に ありがとうございます あたし…すごく悲しいです でも、家族の愛に 支えてもらって 明日、警察へ行ってきますね 見守ってくださいね お願いいたします」「実に…たくさんのたくさんの家族からの激励に胸が…いっぱいです 本当に本当にありがとうございます」
と感謝の言葉を記していました。
さらに、自身の公式YouTubeチャンネルにも動画を投稿し、涙ながらに「私のことを、どうぞ、見守ってください。」などと訴えるパフォーマンスを披露しています。
このようにブログと動画で刑事告訴されたことを“家族”へ報告した松居一代さんは、24日朝に自転車で北沢署へ向かい、北沢署で待ち構えていた約30人の報道陣に対して「おはようございまーす」と笑顔で挨拶したものの、報道陣から投げかけられた「何しに来たのか」「名誉毀損との認識はあったのですか?」などといった質問は完全無視していたとのことです。
<↓の画像は、北沢警察署に姿を現した松居一代さんの写真>
その一方で、約2時間前から北沢署前で松居一代さんの到着を待ち、手作りマツイ棒を持った男性YouTuber・野田草履さんが「YouTuberです。頑張ってください、負けないで!」と声を掛けると、「ありがとう!」と応じて北沢署の中へと入っていったそうです。
なお、野田草履さんは報道陣の取材にも応じており、「“家族”として駆けつけました」などと答えていました。
そして、船越英一郎さんから刑事告訴された松居一代さんに対してネット上では、
- 嘘ばっかりついてるじゃん。『恐怖のノート』はどうなった?そもそも、離婚をしたかったのは船越さんであって、マスコミ集めて『勝った!』とか言ってたの、訳分かんなかったしね。それより、もう動画は止めた方がいいんじゃないの?
- 一度、逮捕されて手錠を掛けられたら良いと思う。この人は金銭の支払いさえ発生しなければ、全て自分の勝ちと思っているようだが、起訴されて前科が付くと言う事が社会人として、母親としてどれだけ恥ずかしい事かを知るべき。
- 警察沙汰でも起さないとマスコミ世間が相手してくれなくなった かまって欲しいから結局船越さんにちょっかいかける 一生逃げられない船越さん・・・
- このおばさん怖い怖い そのうち重大な事件起こすね 特に近隣の人たち、注意が必要です
- この人に取材行く?また 誤解してまうで 人気ある思て 泰葉と変わらないねんし マスコミも放置した方がいいと思う
- 都合の悪いことはダンマリなワケですね。その態度がどこまで出来るか見物ですね。
- 格好のネタにされているだけなのに注目されていると思い込んでる気がする。正直、病気って怖い。船越さん頑張れ。
などのコメントが寄せられています。
船越英一郎さん側が刑事告訴したという話は、離婚成立後の昨年12月の時点で週刊誌『週刊文春』が報じています。
その記事では、船越英一郎さんが民事訴訟だけでなく刑事告訴もしているとし、「船越サイドは警視庁北沢署に名誉毀損の刑事告訴を行なっており、9月以降に正式受理されています。年明けにも捜査が始まると見られ、偽計業務妨害などに問われれば、3年以下の懲役、50万円以下の罰金となります。また任意の聴取に応じなかったり、反抗的な態度をとり続ければ逮捕の可能性もあります」
と警視庁の担当記者が証言していました。
松居一代さんは自身のブログやYouTube上で船越英一郎さんのことを痛烈に批判したり、真偽不明の情報を配信し続けていたことによって、船越英一郎さん側から名誉毀損行為やプライバシー侵害の差し止めを求める仮処分申請が行われ、松居さんが反省し「二度と誹謗中傷しない」と表明したことで提訴は免れました。
さらに、『ホリプロ』側も業務妨害や名誉毀損で民事訴訟を起こしていましたが、16日に和解成立が発表されました。
こうした経緯があるので、刑事告訴されてもそこまで重い処分が下されない可能性もあるのかもしれませんが、一連の暴走行為で船越英一郎さんはかなりダメージを受けているのは間違いないので、それなりの罰を下すべきなのではないかとも思いますね。