NHK札幌放送局勤務の船岡久嗣アナウンサー(ふなおか・ひさつぐ 47歳)が、同僚女性アナウンサーの自宅マンションに不法侵入した容疑で先月逮捕され、3月3日には釈放されるも悪質なストーカー行為により、逮捕後にストーカー規制法に基づく「禁止命令」も受けました。
これによって、再びストーカー行為をした際には逮捕される可能性もあり、この事件を巡っては現在も様々な報道が飛び交い波紋を広げる中で、また新たにNHK札幌放送局の職員が逮捕されていたことが判明し、ネット上で物議を醸しています。
7日までに逮捕されたのは、NHK札幌放送局の技術職員(58)で、6日21時過ぎに北海道札幌市の歓楽街・ススキノにある性的サービスをする店で、手に隠し持っていた小型カメラで裸姿の女性従業員(20代)を盗撮しようとしたとして、北海道迷惑行為防止条例違反の疑いで現行犯逮捕されました。
女性が盗撮されている事に気づき、店の関係者に伝えたことで事件が発覚し取り押さえられましたが、容疑者は現場に警察が到着する前にカメラを破壊したといい、取り調べに対しては「盗撮したことは間違いない」などと供述し、容疑は認めているとのことです。
警察は犯行の詳しい経緯や余罪も含めて捜査を行っているといいます。
この事件に対してNHKは、「職員が逮捕されたことは遺憾。事実関係を確認し厳正に対処する」
という定型コメントを出しています。
そして、この事件に対してネット上では、
- 強制徴収した金で盗撮犯を養ってたのか
- NHK職員を見たら犯罪者と思え
- また札幌NHKかよ
- 3階からダイブしたレジェンドアナウンサーもいて、どうなってるんだ札幌はw
- こんな一つの企業が性犯罪者ばかり出すところあるか?
- 札幌は麿も飛ばされたところだしな。そういう巣窟
- NHKを民営化しろ
- ジャーナリズム精神溢れすぎだろ
- 性犯罪者の温床 こんなところに受信料がばら蒔かれてるなんて…
- 受信料を使って泡遊びかよ。それでよく受信料払えとか言えるわ
- 前の飛び降りた人といい、お金も地位もあるのに何故こんなことするの?
などの声が上がっています。
たった1ヶ月の間に2人の職員が逮捕されるというのは異常で、盗撮犯と船岡久嗣アナは同じ札幌放送局に勤務していて、局の信用問題などに関わるような問題にも関わらず、船岡アナの逮捕時と同じコメントしか出さないというのは呆れますね。
NHK職員による女性に対する事件は定期的に発生しており、2019年には大型企画開発センター所属のチーフプロデューサーが、帰宅途中の面識のない40代女性を路上で押し倒し、無理やり体を触るなどして強制わいせつ容疑で逮捕されました。
2018年には佐賀放送局の局長が、職員らと訪れた温泉施設で女性職員が入っていた風呂場に侵入するというわいせつ事件を起こし、これに対してNHKは「出勤停止14日間」の懲戒処分で済ませたものの、週刊誌『週刊文春』が事実関係の確認をしたところ、人事局付に異動させるという対応を取っていました。
同年には『NHKニュース おはよう日本』のチーフプロデューサーが、駅のエスカレーターで20代女性のスカートの中を盗撮したとして、東京都の迷惑防止条例違反(卑猥行為)で逮捕されています。
その後『フライデー』が報じた記事によると、このチーフプロデューサーは地方局勤務時代にも、女性キャスターに対してセクハラ行為などをしていたといい、「局内では、女子アナたちの写真をスマホに保存していたという噂が流れている」との証言も伝えていました。
2020年にはNHKの子会社で、教育番組制作専門のプロダクション会社『NHKエデュケーショナル』の部長プロデューサーが、SNSを通じて知り合った女子高生の裸の写真を撮ったり、下半身を触るなど淫らな行為をした疑いで逮捕。
2012年には元アナウンサー・森本健成さんが電車内で、女子大生の下着に手を入れ胸を触ったとして強制わいせつ容疑で逮捕され、この事件で停職3ヶ月の懲戒処分を受け、アナウンサー業務からも外されました。
この他にもNHK記者による強姦致傷事件があったり、『NHK紅白歌合戦』を担当していたエンターテインメント番組部長がセクハラ問題を起こすなどしていて、NHKの対策が不十分なことで職員による不祥事が絶えないのではとも指摘されています。
いずれにせよ、NHK札幌放送局の職員が連続して逮捕されたことを重く受け止めて、厳正で適切な処置や対策を講じていってほしいですね。