芸トピ

イケメン俳優出演舞台で新型コロナウイルス集団感染で物議。政府は規制緩和で大人数のイベント開催が可能になるも…

舞台『THE JINRO』でクラスター発生か。出演俳優ら14人が新型コロナ感染、はんにゃ金田哲らもPCR検査を受ける

6月30日~7月5日にかけて、東京・新宿シアターモリエールで上演された舞台『THE★JINRO イケメン人狼アイドルは誰だ!!』で、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したとみられ、10日までに12名の出演者・スタッフ、2名の観客がPCR検査で陽性と判明しました。

舞台の主催者『株式会社ライズコミュニケーション』の発表によると、7日に舞台出演者の7人組ダンス・ボーカルユニット『Super Break Dawn(SBD)』のメンバー・TAKUYAさんが、新型コロナウイルスの陽性が確認されました。

続いて8日には別のキャストも陽性が判明、さらに7月4日と6月30日の公演に訪れた2名の観客も、それぞれ4日と6日に発症していたことが明らかにされました。

そして、10日までに確認できた出演者・スタッフの合計感染人数は12名と新たに発表し、現時点では感染経路は明確になっていないとしています。

また、「本日、保健所から、全キャスト及び全スタッフが濃厚接触者と指定された旨の連絡と、全員に対し、自宅待機の指示がありました。」と報告しています。

これまでに感染が発表された舞台出演者は、『Super Break Dawn』のTAKUYAさんのほか、ダンス・ボーカルユニット『AIRPEN(エアペン)』のRYOさん、KOCKYさん、韓国出身のグループ『H5』のHONEYさん、イケメン俳優グループ『イケ家!』の松村優さん、俳優・山本裕典さん、上堂地かんきさん、ラジオDJ・ナレーターのサッシャさんで、いずれも軽症もしくは無症状といいます。

この他に、『吉本坂46』のメンバーで俳優・歌手の榊原徹士さん、お笑いコンビ『はんにゃ』の金田哲さん、ダンス・ボーカルグループ『BLACK IRIS』の斉藤広樹さん、『スクランブルガム』の濱川英也さん、高橋憲太さん等はPCR検査の結果待ちといいます。

双子俳優の斉藤祥太さんと斉藤慶太さんは、それぞれ陰性だったことを報告しています。

主催者の説明によれば、公演時には観客にマスクの着用を徹底させたほか、入り口にはアルコール消毒液を設置、サーモグラフィーによる検温を行い、座席も間隔を空けて最大収容人数(186人)の半分以下にするなど、感染防止対策を行っていたとのことです。

<↓の画像は、舞台が行われた新宿シアターモリエール劇場内の写真>

しかし、結果的にクラスターが発生してしまったとみられ、これに対してネット上では、

などの声が上がっています。

7月に入ってから東京都内の1日あたりの新規感染者数は100人超えが続き、9日は224人(経路不明104人・濃厚接触者120人)、10日は243人(経路不明101人・濃厚接触者142人)と、2日連続で過去の数字を上回る人数となっています。

しかし、日本政府も諸外国と同じく経済活動を優先し、段階的緩和が10日から予定通り「ステップ3」へ移行したことで、屋内外の各イベントは上限5000人(屋内は収容率50%以内、屋外は2mほどの間隔を取る)まで収容可能となります。

なお、現時点では「全国的・広域的なお祭り、野外フェス」は対象外とされています。

『THE★JINRO イケメン人狼アイドルは誰だ!!』を上演のステップ2の時点では、各イベントの収容人数は上限1000人もしくは50%とされ、密閉空間で大声を発するもので、十分な距離を確保できない場合には“慎重な対応”を求めるとしていました。

舞台など換気の悪い密閉空間で行われるイベントなどは、多少の距離を取った程度では感染拡大を防ぐことは難しく、鹿児島のショーパブ『NEW おだまLee男爵』でも店関連の感染者数が100人に達するなどしています。

舞台などはどうしても三密が避けられないほか、入場時に体温チェックやアルコール消毒などを実施したとしても、無症状者がウイルスをバラ撒く可能性などもあるため、改めて密閉空間でのイベント開催などについては慎重になる必要がありそうです。

しかし、舞台などをメインに活動している俳優も多いので、なかなか難しい問題ですね。

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