詐欺事件などで実刑判決を受けて2021年まで服役生活を送り、2年前から芸能活動を再開させていたタレント・俳優の羽賀研二容疑者(本名=當眞美喜男 とうま・みきお 63歳)が、電磁的公正証書原本不実記録・供用、強制執行妨害目的財産譲渡仮装容疑で逮捕されたことが分かりました。
愛知県警中警察署の発表によると、強制執行を免れる目的で、不動産の虚偽登記をしたなどの疑いで羽賀研二容疑者のほか、特定抗争指定暴力団『六代目山口組』の3次団体で、名古屋に本部を置く『弘道会稲葉地一家』の総長・松山猛容疑者(69)など、男女7人を25日に逮捕したとのことです。
逮捕された7人は昨年6月に、羽賀研二容疑者が沖縄に所有する不動産を、羽賀容疑者が代表の会社に所有権を移転したように装い、差し押さえを免れようとしたなどの疑いが持たれているといいます。
羽賀研二容疑者は25日17時半ごろに、現在暮らしている沖縄・北谷町から中部国際空港に到着し、愛知県警中警察署に移送されたそうです。
<↓の画像が、25日に逮捕された羽賀研二容疑者の写真>
そして、羽賀研二容疑者の逮捕報道を受けてネット上では、
- TikTokで「アンナ頑張れ!」だの「被災地頑張れ!」だの動画出してたけど、どの立場から言ってんだと。自分どうにかしろ。
- 羽賀さんのYouTubeを見て、過去の行いにある程度真摯に向き合って、芸能界復帰など再起を目指そうという意欲を感じていただけに残念。
- 梅宮アンナさんも別れておいてよかったね。乳がん闘病を公表された時に、羽賀さんが妙に愛情たっぷりにすり寄ってるの見て、わたし男ながらに「ちょっと怖いな」って思ってたんで良かった
などの声が上がっています。
羽賀研二容疑者が逮捕されるのは2019年以来5年ぶり3度目で、前回の事件では、不動産の差し押さえなどを防ぐために当時妻だった女性と偽装離婚を企て、協議離婚による財産分与で不動産を譲渡したように装うなどし、強制執行妨害目的財産損壊、電磁的公正証書不実登記記録・行使の容疑で逮捕、起訴されました。
この事件では、2020年9月に懲役1年2ヶ月の実刑判決が下され、2021年9月に出所しました。
そして、2022年から芸能活動再開させ、各SNSやYouTubeなどで動画配信も行っており、今日の朝にもYouTubeなどで沖縄の天気予報を伝える動画を公開していました。
その前には、乳ガンを公表した元恋人のタレント・梅宮アンナさんにエールを送るなどしていたのですが、前回と同様の事件を起こして逮捕となり、そして現在も変わらず暴力団と繋がっていることが判明し、過去の事件を全く反省していないことが証明された形です。
芸能活動を再開後にはABEMAの番組に出演したり、最近のインタビューでは「一番やりたいのは、朝のワイドショーのコメンテーター」と語っていたほか、地元・沖縄で新たな会社を立ち上げて、「沖縄のデパート14~15店の催事に従業員を派遣して和・洋菓子や洋服を販売したり、キムチを卸したりする事業をしています。従業員は10~15人ほど。あとは逮捕前に成功していたジュエリー販売のお仕事も、2年ほど前に再開して月に1~2回地方へ行っています。」
などと語っていました。
しかし、再び複数の容疑で捕まり、芸能界への完全復帰はさらに難しくなったのではないかと思いますし、3度目の実刑判決が下される可能性は十分ありそうで、引き続き事件の行方を見守っていきたいです。