タレント・梅宮アンナさん(49)との交際で知られる元俳優・タレントの羽賀研二さん(本名=當眞美喜男 とうま・みきお 60歳)が、ついに芸能界復帰に向けて動き出したとの情報を『日刊ゲンダイ』が報じ、ネット上で物議を醸しています。
羽賀研二さんは知人の不動産会社社長に、未公開株の元値や会社が破綻している事実を隠して高額で売りつけたほか、複数の暴力団関係者を使って債務を帳消しにするよう脅迫したとして逮捕、起訴され、2013年3月に懲役6年の実刑判決が下されました。
服役中の2016年には、詐欺被害者の男性が株の購入代金の返還を求めて起こした民事訴訟で、ほぼ全額に相当する約4億円の返済が命じられました。
この判決を受けて羽賀研二さんは、地元・沖縄に保有する複数の不動産を差し押さえられないようにと、妻と共謀して偽装離婚を計画、協議離婚による財産分与で不動産を譲渡したように偽装し、虚偽の登記を行いました。
この行為によって出所前の2019年1月に、強制執行妨害目的財産損壊、電磁的公正証書不実登記記録・行使の罪で夫婦は逮捕・起訴され、2020年9月に羽賀研二さんは懲役1年2ヶ月の実刑、元妻は懲役1年2ヶ月・執行猶予3年の判決が下されました。
そんな羽賀研二さんは昨年秋ごろに沖縄刑務所から出所し、逮捕前まで荒稼ぎしていた宝石ビジネス、宝石販売イベントの営業に戻ったそうで、SNSにはイベント出席時の写真などが投稿されています。
<↓の画像が、現在の羽賀研二さんの写真>
ベテラン芸能ジャーナリスト・城下尊之さんによれば、羽賀研二さんは最近になって複数の俳優等に「芸能界に戻りたい」と言って、芸能事務所の紹介を依頼する電話をかけているといいます。
しかし、羽賀研二さんは一連の事件で暴力団関係者との繋がりなども明らかになっており、「芸能界復帰は非常にハードルが高い。大手の芸能プロはまず無理だろうし、せいぜい地方営業を得意とする事務所がパチンコ店の集客イベントなどを入れてくれるくらいだろう。テレビはもちろん、映画でも出演はなかなか難しい。」
としています。
このタイミングで芸能界復帰を画策している理由として、出所後に再開させた宝石ビジネスを挙げ、「この手のイベントでは有名芸能人が会場を訪問し、お昼と夕方などに2回ほど会場を回って笑顔をふりまくというのが普通だ。以前、これで成功した羽賀は、朝から夜遅くまで会場を閉めるまで客に接していたという。裏でパンをかじって仕事をしていた。もちろん、歩合制だったからだ。芸能人が直接、お客さんとしっかり長時間、触れ合うのは珍しく、かなりの稼ぎがあったという。(中略)そこで羽賀は芸能活動に復帰して現役感を出し、知名度も上げたいと考えたのだろう。」
と推測しています。
<↓の画像は、宝石ビジネス等で大儲けしていた頃の羽賀研二さんの写真>
城下尊之さんは2019年秋に、当時保釈中だった羽賀研二さんと電話で話をしたそうで、「事件が終わったら芸能活動を再開したい」などと話していたとのことです。
そして、羽賀研二さんの芸能界復帰説に対してネット上では、
- YouTuberなら
- 以前なら有り得た話だけど、今はスポンサーが離れてしまう為に、TVもラジオも使って貰えないでしょ
- テレビは無理かもしれないが、VシネやNetflixは問題なく出演出来るだろ
- 芸能界に復帰はまず無理でしょうね。需要がなさすぎる。色々注目を集めたことはあったが大した功績があるわけでもなし。
刑期を終えたところで人間の本質はそんなに変わらないだろうし。 - いいとも青年隊のメンバーとして梅宮アンナの彼として売れたが、個人単独として売れた訳ではない。
復活するのは自由だが復活しても何も需要がないし、本人にも芸がないから活躍は無理ですね。 - 仮に芸能界に復帰出来たとしてもテレビショッピングなどぐらいしかないだろ。口などは上手いと思うので、そのような方が向いているかもしれない。
またヤバい販売方法では逮捕ということもあるので気を付けた方が良い。 - 無理だろう。若い世代はこの人の事を殆ど知らないだろうし、かろうじて知っている世代の私もこの人が何をしていたか=代表作のようなものは分からない。
梅宮アンナと交際して、二人揃って恐らく黒歴史であろう事をやっていたと言うくらいか。彼が復帰したところで使う場所がない気がする。 - このトラブルメーカーを受け入れる酔狂な事務所ってありますかね?
逮捕前に驚くほど売れていたわけでもなければ、芸能界に強力なコネがあるわけでもない。まあ、こんな状況の人間を復帰させるとなれば仰天
などの声が上がっています。
宝石ビジネスを再開させるだけでなく、あのような事件を起こしてイメージが著しく悪化していることを分かった上で、芸能界復帰まで狙っているというのは正直驚きですが、その理由も純粋に芸能界で活動したいとの思いではなく、宝石ビジネスの集客力アップに繋げたいとの考えならば納得です。
羽賀研二さんは2度目の事件で保釈中に、週刊誌『週刊新潮』の独占インタビュー取材にも応じており、刑務所内や出所後の生活について語っていたのですが、裁判中ということもあってまともな仕事に就けず、豚丼屋で時給850円でバイトし、週1回の休みでようやく生活できている状態とし、刑務所から出てきた時の全財産は現金6万円と、宝石販売時代のスーツ2着とシャツ数枚と靴、型落ちのビックスクーターぐらいだったと語っていました。
<↓の画像は、保釈中の2020年撮影の羽賀研二さんの写真>
ただ、このインタビューでは事件に対する反省の色はほとんどみられず、財産だけでなく妻も失い、ドン底の状態にあることを強くアピールし、同情を引きたいとの思いが前面に出ていました。
そんな羽賀研二さんが芸能界復帰を目指しているとの情報に対して、世間からは冷ややかな反応が多く上がっており、ただでさえコンプライアンスが厳しくなっている昨今、羽賀さんがテレビ番組に出演するのはかなり難しいです。
表に出て情報発信するならばYouTuberになるのが一番手っ取り早く、羽賀研二さんは口が達者なので、上手くやればそれなりの支持を集められそうですが、今後どういった活動を展開するのか、引き続き動向を注視したいですね。