強制執行妨害目的財産損壊、電磁的公正証書不実登記記録・行使の罪で起訴された元タレント・羽賀研二被告(本名=當眞美喜男 58歳)に、懲役1年6ヶ月の実刑判決(検察の求刑懲役2年)が下されました。
また、羽賀研二被告と偽装離婚した元妻で、同罪に問われていた不動産管理会社代表の當眞麻由被告(とうま・まゆ 43歳)は、懲役1年6ヶ月・執行猶予3年の有罪判決(求刑懲役1年6ヶ月)が下されています。
<↓の画像が、元妻・當眞麻由被告と羽賀研二被告の写真>
羽賀研二被告は2013年に、未公開株の売買を巡る詐欺、恐喝未遂事件で懲役6年の実刑判決が下され、沖縄刑務所に服役中の2016年には、詐欺被害者の男性が株の購入代などの返還を求めた民事裁判で、ほぼ全額に相当する約4億円の返済が命じられ、羽賀被告は控訴するも棄却されました。
この判決を受けた羽賀研二被告は強制執行によって、沖縄に複数保有する不動産を差し押さえられる可能性があると考え、2017年1月に妻だった當眞麻由被告と共謀し、差し押さえから逃れることを目的に偽装離婚を企て、協議離婚による財産分与で妻に不動産を譲渡したように装い、虚偽の登記を行いました。
<↓の画像が、羽賀研二被告が沖縄で保有する不動産の写真>
こうした行為で羽賀研二被告と當眞麻由被告は、強制執行妨害目的財産損壊、電磁的公正証書不実登記記録・行使の容疑で昨年1月に逮捕、起訴されました。
これに対して両被告は昨年11月から始まった公判で、「そのような事実はない」「協議離婚に伴う財産分与に過ぎず、罪に問われない」などと無罪を主張していたのですが、18日に那覇地方裁判所で行われた判決公判で大橋弘治裁判長は、「強制執行を逃れる目的で不動産譲渡を装い、所有権を移す手続きをしてウソの記録をさせた。強制執行を妨げるかもしれないという認識はあった」「婚姻関係を解消する意思はなかったとみるのが妥当で、供述は信用できない」「羽賀被告は収監中に麻由被告に名義変更を指示した」「強い非難が妥当だ」
として有罪判決を下しており、羽賀研二被告は再び刑務所に入る可能性が高まっていますが、羽賀被告側は控訴する方針としています。
そして、この事件や裁判の判決に対してネット上では、
- 一生入れておけばいいんじゃない。更生しないよコイツは。
- 嫁も執行猶予いらんやろ
- 腐りきった人間に更生はない
- 相変わらず金の事には汚く、頭を働かせる。「どうやったら他人に迷惑をかけずに普通に生活できるか。」に頭を働かせて欲しい。
- 甘いマスクで口がたつ、詐欺としてパーフェクト
- 薬物で何度も逮捕される芸能人も哀れだけど詐欺、恐喝などの金銭的な事で逮捕されるのは、もっと哀れだね。欲の塊で救いようがないって感じ。
- 元芸能人とはいえ、本質はどうしようもないクズであり、詐欺師であり、まごうことなき極悪人。
刑務所に数年入ったところで、コイツの考え方や振る舞いは変わらない。またやるぞ。 - 財産隠しも“稀代の悪”のなせる業だが、その財を築くのに、どれだけの人が騙されてきたことか・・・。
- 出所しても又違う形で詐欺をする。一年でも長く塀の中で上辺だけの反省をして下さい。出来れば詐欺した金額完済できるまで。まぁ一生刑務所暮らしで。
- 羽賀の頭の中に誠意とか誠実と言う言葉は存在しない。
常にあるのは自分がいかに楽して暮らせるかで、他人がどうなろうと関係ない。
これは育った環境が大きく関わっている。こう言う人間は反省をする事はないので一生刑務所で暮らしてほしい!
などと厳しい声が多く上がっています。
羽賀研二被告は、タレント・モデルの梅宮アンナさんの元恋人として有名ですが、昔から借金や女性問題を度々起こしており、アンナさんにも多額の借金を背負わせるなどしたことによって、俳優の故・梅宮辰夫さんからは「稀代のワル」だと言われていました。
その通り、羽賀研二被告は暴力団関係者等と繋がりを持ちながら詐欺を行い、さらには妻の協力を得て偽装離婚、不動産を譲渡したように装うなどしており、あまりの癖の悪さから今後一生、刑務所に入っていた方がいいという声も少なくないですね。
そんな羽賀研二被告は判決公判前に、週刊誌『週刊新潮』の独占インタビュー取材を受けているのですが、事件を反省しているようには感じられません。
羽賀研二被告は被害者のことよりもまずは自分の今後を心配しており、まともな仕事にも就けないことや、裁判では元妻に新たな男ができたとの話を聞いたことによって、自分は家族も何もかも失ってしまうのではないかいう不安があるとし、インタビュー中には涙を流していたそうなのですが、全て自業自得でしかないので一切同情はできず、深く反省するためにも家族も全て一度失った方がいいように思いますね。