羽賀研二が処分保留で釈放、理由巡り物議。不当逮捕で暴力団と関係も無し? 友人に身の潔白を訴える
虚偽の不動産登記によって強制執行を妨害したなどの疑いで、9月に逮捕されたタレント・俳優の羽賀研二さん(本名=當眞美喜男 とうま・みきお 63歳)ら7人が、処分保留で釈放されたことで物議を醸しています。
羽賀研二さんは20年近く前に起こした詐欺事件で、被害者の男性から返還請求訴訟を起こされ、2016年にほぼ全額に相当する約4億円の返済が命じられました。
これに対して羽賀研二さんは、沖縄に所有する複数の不動産の差し押さえを回避するために、昨年6月に元妻や暴力団組長、『日本司法書士会連合会』の野崎史生副会長らと共謀して、元妻に所有権を移動させたビルや土地を約3億円で購入後、羽賀さんが設立した不動産関連会社に所有権を移転したように偽装し、虚偽登記で強制執行を妨害した疑いで9月25日に逮捕されました。
<↓の画像は、羽賀研二さんが沖縄に所有していた不動産の写真>
しかし、勾留期限までに名古屋地方検察庁は起訴・不起訴の判断には至らずに、逮捕した7人全員を処分保留で釈放し、今後は任意で捜査を続けていくとしています。
釈放後に野崎史生副会長の弁護士が会見を行い、「不当逮捕された被害者と考えている。登記業務は不正登記ではなく正当なものだった。また、共に逮捕された暴力団関係者から依頼を受けて登記をしたという事実はなく、暴力団関係者や羽賀さんとは、会ったこともなければ面識もなかった」「不起訴になることは確定的だと考えている。副会長である男性の名誉が傷付けられ、深刻な問題だ」
などと語っています。
羽賀研二さんは勾留されていた愛知県警中警察署から釈放後、集まった報道陣に一礼するのみでコメントはしなかったのですが、『東京スポーツ』(東スポ)が羽賀さんの友人に取材したところ、羽賀さんは釈放後に電話で「不当逮捕」だと主張していたほか、「ご心配おかけして申し訳ございません」「名誉毀損報道したメディアに対して法的措置もとりたいです」などと話していたといいます。
また、暴力団組長と共に逮捕されたことについても「悔しいです。ヤクザとも関係ないんで信じてください」などと訴え、反社会的勢力との“黒い交際”も否定していたとしています。
そして、羽賀研二さんらが処分保留で釈放されたことに対してネット上では、
- なんだよ送検できる証拠もなく逮捕してたのか?可哀想に
- 圧力がかかったか知恵比べで悪知恵が勝ったか…
- 過去の言動から全てが信用出来ない
- またユーチューブ辺りで活動するだろな。俺は間違った事してないと言って
- 不起訴になる理由が解らん。裁判所から賠償金の支払い命令が出てるのに払わないのだし、その自分が持っている土地や店を他人名義にしてそれを逃れようとしている悪質さがあるのに。
- 立件を見送られたとしても暴力団と行動を共にしてるのが公になったから物凄く生きづらくなったろ
金融機関から反社認定されたらクレカや銀行口座や証券口座は強制解約とかそういう話になるんだろ - 手続きとしては完全合法で、いちゃもんのつけようがなかったけど、ヤクザが利益を得ているっぽいのがしゃくで、とりあえず身柄を押さえて警告したったみたいな、いわゆる嫌がらせなのかもな
日本司法書士会連合会(日司連)の副会長が違法なやり方するはずもないし。
などの声が上がっています。
起訴前に身柄を拘束できる勾留期間は原則10日間で、その間に検察は起訴・不起訴の判断をする必要があり、もし期間内に全容解明が困難など「やむを得ない事由」があると裁判所が判断した場合、最大で10日間の勾留延長が認められます。
そして、最大20日間の勾留期間内に、有罪だと立証できる十分な証拠が集まらなかった等の場合、今回のように処分保留で釈放となります。
そのため、処分保留で釈放されたからといって完全にシロとは言えないのですが、『デイリースポーツ』の取材に弁護士法人『ユア・エース』の代表・正木絢生代表弁護士は、「(一般論として)捜査を継続したとしても、不起訴の可能性が比較的高いといえます」
と語っています。
羽賀研二さんは2017年にも元妻と共謀して、不動産の差し押さえを免れるために“偽装離婚”を企て、協議離婚による財産分与で元妻に複数の不動産を譲渡したように偽装し、強制執行を妨害した罪などで逮捕、起訴され、2020年9月に懲役1年2ヶ月の実刑判決が確定し、2021年9月に出所しました。
その後再び芸能活動を再開し、YouTubeチャンネルなどで動画配信をしたり、ABEMAの番組に出演するなど活動が活発的になっていた中で、暴力団組長らと共に逮捕されました。
本人は友人に黒い交際などを否定しているとのことですが、これまでに元恋人の梅宮アンナさんと父親の梅宮辰夫さんも含めて、多くの人を騙して“稀代のワル”と言われ、過去の詐欺事件でも暴力団関係者との繋がりが発覚しているだけに信用はできません。
今回の事件でこのまま起訴されなかったとしても、羽賀研二さんのイメージはさらに悪化していますし、他にも爆弾を抱えている可能性はゼロとは言えないので、芸能界への完全復帰はさらに遠のいたのではないかと思いますが、今後また新たにどういった活動をしていくのか見ものですね。
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- https://www.daily.co.jp/gossip/2024/10/16/0018233679.shtml
- https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/320369
でも別の事件で逮捕されそうな危うさがあるんだよね。不起訴になっても、実際にプライベートはかなり困窮してたみたいだし……