今年開催の平昌五輪・フィギュアスケート男子で、66年ぶりとなる2連覇を達成した羽生結弦選手(はにゅう・ゆづる 23歳)が15日、自身がプロデュースしたアイスショー『Continues ~with Wings~』の最終日に登場しました。
羽生結弦選手は昨年の右足首を負傷し、現在もリハビリ中ということからジャンプこそ披露しなかったものの、スピンやステップで構成した演技で会場を盛り上げていたといい、最後には平昌五輪のフリースケーティングでも披露した自身命名のフリー演技『SEIMEI』をファンの前で披露し、「次会うときはジャンプ跳んでるからな! 僕の生命を懸けた『SEMEI』です」と話していました。
<13~15日に開催したアイスショー『Continues ~with Wings~』>
そんな羽生結弦選手はフィナーレの場面で、「一時期、週刊誌の問題とか色々あった時に、“なんで僕生きてるんだろう”って。何回も死のうともしました」
と衝撃的な告白をしました。
しかし、「でも、でもね、本当にみんなこうやっていっぱい応援してくれるし、何より僕が幸せなのは、自分が憧れてる方々がみんな、自分にメッセージをくれて、“ゆづは大丈夫だよ”ってコメントくれて、本当にありがたかったし、スケートやっててよかったって。本当に今は生きててよかったって、本当に思ってます」
と、ファンを含めて周囲の支えに感謝していることを明かしました。
そして、ネット上では羽生結弦選手が週刊誌の報道によって、自殺を考えたこともあったという告白が大きな注目を集めており、
- 週刊誌?何かあったの?知らなかった
- 本人にこんな言葉を言わせてしまうのは悲しい。
- こんなに頑張って実績を出した人にこんなこと言わせちゃいけない。捏造記事やアンチの問題はもっと大きく取り上げられるべきだと思う。
- マスコミはもう二度と嘘記事や煽り記事なんか書かないでほしい。アンチの人、好き嫌いは構わないけ殺害予告したり、人権侵害レベルの嘘を流すのは、犯罪です。
- ライブビューイングで見て胸がつまった。帰路も胸が苦しかったよ。羽生君は私達が計り知れない思いをしてきたと思う。日本のメディアは自国の選手を平気で下げる。素晴らしい選手を自国の日本人が大切にしなくてどうするの?!
- 今まで訴えもせずよく我慢してきたと思う。これからは言うときは言った方がいい。
- 羽生は、週刊誌ばかりではなく、デーオタと呼ばれる某引退選手のファンたちにずいぶんひどいことをされてきたし、直接言われたり、ネットで書かれたり、中傷を受けてきた。
- ガセ恋愛記事、家族への中傷記事、スケート仲間に嫌われているという記事、ドーピング疑惑記事など酷い記事を書く週刊誌がある上に、粘着しているアンチが常にブログやツイッターで酷い中傷をしている。これでは羽生選手が余りに気の毒。気にしない選手もいるだろうが気にする方が悪いというのはおかしな話だ。あまり酷いものにはスケ連や所属会社が法的な手段をとるべきだと思う。
などのコメントが寄せられています。
羽生結弦選手はフィギュアスケート界を代表する方ということもあり、これまで週刊誌に様々な記事を報じられており、特に多く報じられているのは羽生選手の専属トレーナーで、2014年のソチ五輪や今年の平昌五輪などにも帯同している整体師・菊地晃さん(きくち・あきら 62歳)との関係を巡る記事です。
<↓の画像が、羽生結弦の専属トレーナーで整体師・菊地晃さんの写真>
菊地晃さんは羽生結弦選手の地元である宮城県仙台市内で『寺岡接骨院きくち』を営んでおり、羽生選手が幼い頃から体のケアを担当し、2人は非常に親密な関係にあることで知られています。
<↓の画像は、羽生結弦選手と菊地晃さんの写真>
その菊地晃さんは「チャクラの仙人」とも呼ばれている方で、人間の生命エネルギーを見ることができるといい、柔道整復師、タイ式古式マッサージ師などの資格を持ち、気功のような手技を自ら考案したほか、菊地さんが製作したパワーストーンに「神よ、私は痛みに苦しむ者たちを救いたい。神の力をかしてください」といった念を込めたシールが貼られたペンダントを羽生結弦選手は肌身離さず着用しています。
そして、羽生結弦選手はこのペンダントを着用したことにより、ジャンプをうまく跳べるようになった、持病のぜんそくの症状が落ち着き、呼吸が楽になったなどと感じているといい、菊地晃さんの気功治療によって羽生選手はケガの痛みが無くなったということが、菊地さんが以前更新していたブログに綴られていたこともありました。
<↓の画像が、菊地晃さんが製作のパワーストーンペンダントを着用した羽生結弦選手の写真>
この2人の関係に目を付けた週刊誌は、羽生結弦選手の精神的支柱になっている菊地晃さんが怪しい人物だという記事を頻繁に出しており、フリースケーティングの『SEIMEI』に関しても菊地さんのアドバイスを受けてのものだとし、羽生選手は洗脳されているのではないかという疑惑が浮上するなど大きな波紋を拡げました。
この他にも週刊誌は、羽生結弦選手のサポートを行っている母親と日本スケート連盟の確執を巡る記事や、羽生選手が所属する『ANA』スケート部の城田憲子監督と母親の間でトラブルが勃発しているという記事が報じられており、羽生選手の周囲で様々な問題が起きているとしています。
しかし、これらの報道はどこまで真実なのかどうかは定かではないのですが、これらの報道によって羽生結弦選手のことを批判する人も少なくないというのが現状で、高い人気がある一方で多くのアンチがいることで知られています。
今回明かした「一時期、週刊誌の問題とか色々あった時」とは、どの報道に対してのものなのかは不明ですが、これまでに否定的な記事を多く書かれており、精神的に弱っている時期などにそうした記事を見聞きするとより大きなショックを受けるというのも分かりますし、スケートに集中出来ない時期などもあったのかもしれませんが、そうした時期を乗り越えて今があり、これからも多くのファンや周囲に支えられながら、素晴らしいスケートを披露していってほしいなと思います。