織田信成&濱田美栄コーチのモラハラ裁判が和解で決着へ。選手に暴言・暴力行為も主張、提訴後に反訴され泥沼化も…
プロフィギュアスケーター・タレントの織田信成さん(おだ・のぶなり 33歳)が、フィギュアスケートの濱田美栄コーチ(はまだ・みえ 61歳)からモラハラを受けたとして、慰謝料など1,100万円の損害賠償を求めた裁判が和解に向かっていることが明らかになりました。
これは『デイリースポーツ』が報じているもので、2月末に第7回弁論準備手続きが行われ、双方が相手側に求める和解案を提示することが確認されたとのことです。
そして、この裁判が和解に向かっていることが明らかとなりネット上では、
- 監督という全権を織田君に任せておいて、どっちつかずの対応しかできない関大に問題がある。
- フィギュアスケート界の前時代的な体質を改革するチャンスだったのでこの結論は残念。
でも織田さんお疲れ様でした、頑張りましたよね。織田さんがコーチとして最前線に立つ頃には、風通しのよい世界にしてくれる事を期待しています。 - 結局、内部問題だから、証拠映像がある訳では無いし、何が正しいのか解らない。お互いの受け取り方の問題はあるかもしれない。
だけど印象としては、浜田コーチは相当キツそうだし、何かあれば黙ってなさそう。これはあくまでも個人的な印象だけど…。
何でトップレベルの選手が浜田コーチから離れていってるのかも気になります。 - 濱田コーチは関大を離れたほうがいいと思う。学業そっちのけで選手をスケート漬けにしたいのなら、独立して自分のチームを作ればいい。
学生は学業もおろそかにしてはいけない、という織田くんの言ってたことが正論です - これ以上長期化するよりは和解で良いのかも。織田くんには心身共に癒して、またコーチ業や解説で活躍して欲しい
ただ、パワハラについては闇に葬られてしまうのかな…昨年の全日本での紀平選手の演技後に濱田コーチが抱きついて話し掛け続けていて、ランビコーチが自分も話し掛けたいのに入る隙が無いと言う感じだった。メインはランビコーチのはずなのに…とモヤっとした
そこだけ切り取って考えてはいけないとは思うけど、濱田コーチは周りへの配慮が少し欠けているのかなと感じた。この件をきっかけに自分を省みて、良い方向に進んで欲しい - 結局和解なんて大きな圧力があって、個人ではどうしても戦えきれないって事でしょうか。
このモラハラ女性コーチにしろ、セクハラやハグ強要の橋本聖子さんにしろ、スケート界は真逆で男性差別横行してるんですかね。
それでいてジェンダーだの女性差別だの言っている橋本さんそのものがその元凶かも知れない。 - 関大の初期対応のマズさから始まり、関係者や選手など周りがダンマリ物申さず、長いものに巻かれた感じなのが印象的だった。パワハラを目撃した者もいるはずだけど。
長年フィギュアスケート界にはびこる特定選手への贔屓や不可解なジャッジが明るみに出るきっかけになればと思っていたが残念。
今回、橋本聖子のパワハラセクハラ騒動が世間から注目を集めたのは好機。フィギュア界も他の競技同様、旧態依然とした隠蔽体質が改善されることを願う。
などの声が上がっています。
事の発端は、織田信成さんは2019年9月に自身のブログ上で、同月に母校『関西大学』のアイススケート部監督・コーチを退任した理由を明らかにしたことでした。
織田信成さんは監督・コーチの退任理由について、「リンク内で私に対して嫌がらせやモラハラ行為があり、その影響で今年春頃から体調を崩すようになり、辞任するまでの3ヶ月間リンクに行く事が出来なくなった事と、それに対する関西大学の対応が誠意あるものに思えなかったからです。」
と激白し、これがきっかけで濱田美栄コーチにモラハラ疑惑が浮上することになりました。
しかし、濱田美栄コーチはモラハラをキッパリと否定していたのですが、織田信成さんは同11月に、大阪地方裁判所に損害賠償を求めて民事提訴したことを発表しました。
<↓の画像は、関西大学で監督・コーチを務めていた織田信成さん、濱田美栄コーチの写真>
提訴に踏み切った理由については、関西大学側にこの件の調査を求めたにも関わらず、「2ヶ月なんの報告もなく、なんの調査も行わず、ハラスメントはなかったという報告を受けた。諦めに近い気持ちだったが、関西大にはこの件を明らかにする気持ちがないんだということで提訴に至りました。」
と説明し、関西大学にも問題があると訴えていました。
その後、同12月に開かれた第1回口頭弁論では、濱田美栄コーチ側が織田信成さんの訴えは事実ではないとして請求の棄却を求め、昨年2月には濱田コーチ側が反訴していたことが明らかになりました。
週刊誌『週刊女性』が昨年8月に報じた記事によれば、濱田美栄コーチ側は織田信成さんの行為は名誉毀損にあたるとして提訴したといい、織田さんが記者会見まで開いてモラハラを訴えたことにより、濱田さんの名誉が毀損され、精神的苦痛を受けたとして、330万円の慰謝料を求めたとのことです。
そして、昨年2月に開かれた第2回口頭弁論で反訴状が読み上げられ、同8月の第3回口頭弁論では織田信成さん側が「事実と異なる主張は行っていない」とし、濱田美栄コーチ側の反訴内容を否定しており、織田さん側は濱田コーチによるモラハラは事実であるため、名誉毀損にはあたらないとの反論を行いました。
その証拠として、フィギュアスケート界隈には濱田美栄コーチのモラハラ行為が知れ渡っているとし、濱田コーチのモラハラ行為に声を上げられる雰囲気ではなく、大きな権力にかなわないとの主張をしました。
さらに織田信成さん側は具体的な選手名を挙げ、それらの選手が暴言を吐かれたり、暴行を受けたこともあるとする証拠を提示し、その中の1人である宮原知子選手が何か失敗をした際に、「髪をつかんで振り回し、リンクに叩きつける」などの暴行を加え、「なんでそんなんもできへんの!」「スケートやめてしまえ!」といった暴言を日常的に吐いていたとしています。
一方で濱田美栄コーチ側は、選手に暴力をふるったことはないと否定し、過激な言葉も使うことがあるのは事実としつつ、それは侮辱的なものではなく、あくまでも指導の範囲内だったとの主張をしていました。
このようにお互い一歩も譲らず、織田信成さん側は真実を明らかにするために裁判で争い続けるのではないかとみられていたのですが、最終的には和解という結末を迎えることが判明し、フィギュアスケートファン等からは残念といった声も多く上がっています。
結局のところ、濱田美栄コーチによるモラハラ、パワハラまがいの行為はあったのか無かったのか、その辺をハッキリさせることなくウヤムヤになってしまうというのは問題がありますね。
織田信成さんは濱田美栄コーチによる無視や陰口などの嫌がらせにより、体調を崩して監督・コーチを辞めることになったとしているので、和解には納得できないというのが正直なところです。
ただ、1年以上に及ぶ裁判で精神的な負担も大きかたったでしょうし、様々な選手を巻き込んでの裁判だったことから、和解という形での決着を受け入れたのでしょうかね。
この裁判を巡っては、モラハラ疑惑が浮上した濱田美栄コーチだけでなく、織田信成さんも色々と叩かれていましたが、裁判が終了後は再び、フィギュアスケート関連の活動で活躍する姿をまた見せてほしいです。
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- https://www.daily.co.jp/general/2021/03/03/0014120415.shtml
- https://www.jprime.jp/articles/-/18665
- https://www.jprime.jp/articles/-/16783
- https://www.jprime.jp/articles/-/16618
- http://kanmae.com/2020/08/29/%E7%B9%94%E7%94%B0%E4%BF%A1%E6%88%90%E3%81%95%E3%82%93%E3%83%A2%E3%83%A9%E3%83%8F%E3%83%A9%E8%A8%B4%E8%A8%9F-%E6%BF%B1%E7%94%B0%E7%BE%8E%E6%A0%84%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%81%E3%81%8C330%E4%B8%87/