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織田信成が関大アイススケート部監督・コーチ辞めた原因はモラハラ行為か。嫌がらせ被害を明かし波紋呼ぶ

織田信成が嫌がらせ・モラハラ被害激白。関西大学アイススケート部監督退任理由の真相、ブログで衝撃暴露し騒動に発展

9月9日に、2017年4月から務めていた母校・関西大学のアイススケート部監督・コーチから退任したプロフィギュアスケーター・織田信成さん(おだ・のぶなり 32歳)が自身のブログ上で、監督・コーチを退任した本当の理由は「嫌がらせ、モラハラ行為」だったと激白し、大きな騒動に発展しています。

関西大学9日に、織田信成さんがアイススケート部監督・コーチを同日付で退任することを発表し、その理由については「(多忙で)監督としての時間が十分に取れない」との申し出があったと説明していました。

織田信成さんは2017年に関西大学と2年契約を結び、プロスケーターやタレント活動と並行して、アイススケート部監督・コーチを務めており、今年春に2年契約を新たに結んでいました。

しかし、関西大学側の説明によれば、織田信成さんは様々な活動で多忙な日々を送る中で、監督・コーチとして選手と接する時間を十分に確保できないため、今年春ごろから悩んでいたといい、大学側は引き続き指導を務めてもらいたいと依頼していたものの、話し合いの結果、織田さん自ら退任を選んだとのことでした。

関西大学側は織田信成さんの監督・コーチ退任に対して、「大変残念ではありますが、今後も本学フィギュアスケート関係でご指導、ご鞭撻を賜る機会があることと存じます。心から感謝を申し上げますとともに、ますますのご活躍を祈念いたします」とコメントし、後任監督は未定としていました。

関西大学側はこのような説明とコメントを発表していたのですが、織田信成さんは29日に更新したブログで、「関西大学アイススケート部監督辞任について、一部事実とは異なる報道がありましたので、自分の口から説明させて下さい。」とした上で、「多忙を理由に監督を辞任したわけではなく、また関西大学との話し合いの場で『多忙で監督として十分な時間が取れない』とは一言も話していません。」と関西大学側の説明を完全否定しています。

続けて、今年春に2年契約を新たに結んだにも関わらず、関西大学アイススケート部監督・コーチを退任した理由について、「辞めた本当の理由は、リンク内で私に対して嫌がらせやモラハラ行為があり、その影響で今年春頃から体調を崩すようになり、辞任するまでの3ヶ月間リンクに行く事が出来なくなった事と、それに対する関西大学の対応が誠意あるものに思えなかったからです。」と激白しています。

さらに、この問題で織田信成さんは7月から弁護士を立て、関西大学側と話し合いをしたそうですが、「関西大学が調べて報告をあげるという事で結論に至り、そこから2ヶ月待ちましたが、誰がどのように調べているのかわからず、また結果報告もありませんでした。」としています。

織田信成さんは関西大学側からの報告を待っている間に、部員のためにもリンクに戻れる環境にしてほしいと頼んだそうですが、それも行われなかったことで織田さんは「このままでは何も変わらないだろう」と半ば諦めた気持ちとなり、自ら監督退任を決意したと説明しています。

さらに、関西大学側が織田信成さんに引き続き監督を務めてもらいたいと、慰留したとも報じられていましたが、これに対しても、「そのような事はなく、辞める時は大学側に辞意を伝えるとすぐに承諾されました。」とし、現役時代から大変お世話になった学長と直接会い、辞意を伝えたいと関西大学側にお願いしたものの、「その時は1ヶ月先まで学長のスケジュールが埋まっていて忙しいという理由で、直接会わずに辞めてもらって良いとの事でした。」とも明かしています。

退任理由についても、織田信成さんは「前向きな言葉だけで終わらせてほしい」と関西大学側にお願いしたそうなのですが、関西大学側からは「あくまで多忙が理由」とのコメントが出たとしています。

このような形になったことに対して織田信成さんは、「指導者としての夢もあり何とかリンクに復帰できないか本気で思い悩んでいたので、このような対応はただただ悲しく辛いものでした。」と心境を明かした上で、本当の退任理由は明かさないつもりだったものの、関西大学側が明らかに事実とは違う内容を発表したことで精神的に耐えられず、ブログで真相を明らかにしたと説明しています。

最後に、「途中で職務を投げ出す形になり、本当に申し訳なく思っています。どんな状況でもスケートを教える事がすごく楽しかったので、自分がもっと強くいられればきっとこんな風にはならなかったのだと反省しています。」と謝罪、反省の言葉を綴り、現在は家族の支えや他の仕事などによって精神的にも安定してきていることを明かした上で、「指導者としての夢はまだ諦めていないので、オファーがあれば何処へでも行って指導できればと思います。」と締めくくっています。

そして、このトラブルに対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

織田信成さんは高校を卒業後に関西大学文学部英語英文学専修に進学し、2010年には関西大学学長表彰が授与され、大学卒業後の2011年4月には関西大学大学院文学研究科修士課程に進学しており、関西大学に通いながらフィギュアスケーターとして活躍していました。

そして、大学院を修了してから2年後の2017年4月にアイススケート部監督に就任し、任期は2年間、原則3期・6年まで更新できる契約となっており、就任会見に出席した織田信成さんは、「楽しい、笑顔の絶えない、でも強い。そんなアイススケート部にしていきたい」と語っていました。

<↓の画像は、監督就任会見時の織田信成さんの写真>

監督就任の経緯については、学長から2016年末に「織田くんは周りを明るくし、笑顔にさせるたぐいまれな素質がある。笑いと喜びを振りまいて欲しい」とオファーされたとしていました。

また、アイススケート部の遠征費などの手当は支給される一方、監督としては「無給」とのことだったのですが、織田信成さんは「家族もいるのでほかの仕事も頑張って行きたいと思っていますが、監督の仕事もしっかり結果を残したい」と語っていました。

監督就任会見の一部映像

監督就任決定後にこのような思いを語り、これまで様々な仕事をこなしながら監督・コーチを務めてきた織田信成さんに対して、関西大学側が「リンク内で嫌がらせやモラハラ行為」をしていたのがもし事実だったとすれば、決して許されないことですし、関西大学は織田さんに対して誠意ある対応を見せるとともに、どのような問題を起こしていたのか調査、その内容を公表する必要があるのではないかと思います。

ちなみに、織田信成さんは今年春に行われたアイスショー『スターズ・オン・アイス』の大阪、札幌、金沢公演を、体調不良を理由に出演を急遽キャンセルしており、3月30日に更新したツイッターでは、「高熱が長い間続き、検査と治療のため安静にしている状態です。今は薬で良くなってきているので、この調子で全快に向けて頑張ります!」とツイートし、それから10日過ぎた4月10日に回復した姿を披露していました。

果たして、織田信成さんはどのような嫌がらせ、モラハラ行為を受けていたのかは定かではありませんが、いつも元気で笑顔を見せている織田さんが精神的に追い込まれ、仕事にも影響が出るほどの体調不良になるというのは相当なので、関西大学側にはちゃんとした対応をしてもらいたいですし、真実を明らかにしてほしいです。

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