元暴露系YouTuber・国会議員で、綾野剛さん等に対する常習的脅迫などの罪に問われている“ガーシー”こと東谷義和被告(51)の初公判が19日に行われ、綾野さんはガーシー被告の暴露攻撃によって大きなダメージを受けたとして厳罰を求めています。
そんな綾野剛さんに対して、元俳優仲間の高岡蒼佑さんがインスタグラムで噛み付き、ネット上では賛否両論となっています。
ガーシー被告は昨年2~8月にかけて、YouTube上で綾野剛さん、IT関連会社『ドワンゴ』の創業者で実業家の川上量生さん等の名誉を毀損したり、脅迫するなどし、綾野さんから刑事告訴されて暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)、強要、名誉毀損、威力業務妨害、証人威迫容疑で6月に逮捕、その後起訴されました。
19日の初公判でガーシー被告は用意していた手元のメモを読み、「逮捕から3ヶ月、罪の償い方を考えてきました。過去はなかったことにならない。一生かけて反省し、謝罪を続け罪を償っていく。その謝罪の場がこの裁判だと思う一生かけて反省し謝罪を続け、罪を償っていくつもりです」
と反省の素振りを見せ、傍聴席に向かって「本当に申し訳ございませんでした」と謝罪し深く頭を下げました。
身元引受人になった80歳の母親は兵庫から東京に引越したことも明かし、「母の気持ちを裏切り、悲しませることは、今後一切致しません」とも語り、ガーシー被告は常習的脅迫は否認し、これに関しては争う姿勢を見せています。
初公判では検察が綾野剛さんの供述調書を読み上げ、「根拠のない情報で傷つけるのは許せない。東谷という存在自体が恐怖だった。CMを打ち切られたり、冷たい目で見られたり、つらい思いをし、精神が崩壊する寸前でした」「(誹謗中傷は現在も続き)人を信頼する気持ちをズタズタにされた。悩み苦しんで告訴を決めた。服役しても武勇伝として語るなら意味がない。絶対に許すことはできない。厳しい処罰を望みます」
と、厳罰を求めています。
続いて、綾野剛さんの所属事務所『トライストーン・エンタテイメント』の創業者・山本又一朗会長が仕事への被害内容を明かし、ガーシー被告の暴露攻撃が原因で、広告契約料5,000万円のうち1,500万円を返金するはめになり、CMイメージキャラクターの就任期間は5ヶ月から3ヶ月に短縮されたそうです。
他にも、ファンクラブ会員数が2,000人減少するなど、様々な被害を受けているとして「思考回路がどうかしている」と非難し、誹謗中傷による自殺者も増えていることからガーシー被告の行為に対しては「ゾッとする。人の命を奪う行為として認識してほしい」と訴えています。
そして、高岡蒼佑さんはインスタグラムのストーリーズ(24時間限定公開機能)で綾野剛さんの訴えを非難しており、「自らが招いた事。1つ言える事は君は被害者ではない。そして被告のせいではなく スポンサーが判断した事 結局は自分の事しか考えてない奴。ダサいんだよ」と綴り、綾野さんがガーシー被告の「存在自体が恐怖だった」と供述していることに対しては、「恐怖って。凄いな。この男。」と呆れ返っています。
<↓の画像が、高岡蒼佑さんのインスタグラム投稿写真>
これに対してネット上では、
- 綾野剛の行為が行われていたかどうかはハッキリさせて欲しい。
- ガーシーのやり方は良くなかったかもしれないけど、暴露の話がほんとならガーシーが言わなかったらもっと犠牲になった子がいたかもしれないし、芸能人だからってチヤホヤされすぎて裏で何やってもいいわけじゃない。
- 暴露する側も悪いけど、暴露されるようなことをしたのも事実なんでしょう。素行に問題が無ければこんなことになってない訳で…
表沙汰にならなければもっと過激なこと現在もしてたかもしれない。同じ穴の狢ということなんでしょうかね。 - ガーシーの脅迫行為の件とは別に、問題が残るのは綾野剛の過去の行為であると思う。過去の行為については徹底的に調査し追及されるべきだと思う。
これを有耶無耶にすることは、ジャニー氏のやってきた行為を「噂」として見て見ぬして見過ごしていく事と同じことになってしまう。
この俳優だけじゃなくて他の俳優の詐欺行為、またあるアーティストの違法カジノの件、その辺も徹底的に調査してもらいたい。
もうこういうモヤモヤなものを一つ一つしっかりと明らかにしていかないとジャニー氏の件からの反省は何にも意味がなくなる。 - ガーシーが「とんでもないやつ」と名指ししていた木原前官房副長官だって今や文春砲で火だるまだろう。これも警察が不可解な動きをして事件を揉み消している。
嘘を塗り重ねて真実を隠そうとすればバレた時にジャニーズのようになるだけ
などの声が上がっています。
高岡蒼佑さんはかねてからガーシー被告の言動を支持していたほか、トライストーンに所属する綾野剛さんや今年社長に就任した小栗旬さん、さらに山本又一朗会長のことも痛烈批判していました。
ガーシー被告が逮捕直後の6月にインスタグラムで、「剛もコソコソしてないで 前みたいに自信持って大胆にしてたらいいのに 同級生として言いたいけど 気持ち悪い遊び方してたのは自分なんだから 腐ったおかまみたいな対応するな」「友達という名の、フリの友達でそれを簡単に裏切る奴が一番気持ち悪い。がっちゃ~ん じゃないんだよ 頼る時は利用するくせにピンチになると訴えるって、どこぞの新社長みたい。吐きそう。トライストーンはこんなのばっかりだな。芝居する時があっても、トライストーン ジャニーズは絶対に無理。外していただかなければ仕事はできない。ジャニーズは言わずもがな。トライストーンは人生に関わる事でいくつかあったから無理。これが高岡蒼佑の二大共演NG事務所。」
と綴っていました。
高岡蒼佑さんは小栗旬さんに相当恨みがあるようで、過去にされた様々な悪質な仕打ちを暴露、それに対する怒りを綴り、そこから派生して綾野剛さんの言動を非難、さらにガーシー被告も暴露していた田中圭さんの違法賭博疑惑について言及した上で、「ガーシーさんって芸能界のことに関しては9割5分は事実だと思います。自分のも暴露と言ったら壮大だけど、ただの事実。芸能界はこんな世界」
と綴っていました。
ガーシー被告が罪に問われていることに関しては、紛れもない事実であるため法の裁きを受け、これから罪を償っていくべきだと思います。
ガーシー被告が暴露した綾野剛さんに関する様々な問題に関しては、どこまでが事実なのかは不明な部分はあるものの、未成年との飲酒や淫行、口止め工作などは当事者の女性から暴露されていて、この他にも暴力事件などの話もありましたが、事実でないならば表に出てきて自分の言葉で否定するべきで、真実を隠して逃げ回っているようにしか見えません。
綾野剛さんは刑事告訴前に、共通の友人である『UVERworld』のボーカル・TAKUYA∞さんに「東谷さんに謝罪したい」と伝え、その後直接電話でガーシー被告と話した際には、「俺はまず、もう何よりもがっちゃんに『ホントにごめん』って、『ホントにごめんなさい』って思いが、まずちゃんとあります。」「ちゃんと直接、もう何も関係なく、ちゃんとまず謝りたいって言う思いがあった」
などと語り、一連の暴露に対して直接言及することは無かったものの、ガーシー被告に謝罪の言葉を繰り返していました。
そんな綾野剛さんが常習的脅迫などでガーシー被告を告訴し、色々と被害を訴えたところで自業自得としか思えないというのが正直なところで、これまで色々と裏の顔を見てきた高岡蒼佑さんが非難するのも理解できます。
綾野剛さんが被害者ヅラをしていることに対しては、世間からも疑問や批判の声が噴出している状況で、ガーシー被告の裁判が終わった後でもタイミングを見計らって、暴露された様々な問題について自分の口で嘘偽りなくキッチリと説明をしてほしいと思いますね。