先日、脅迫事件の被害でも大きな話題になった歌謡コーラスグループ『純烈(じゅんれつ)』のリーダー兼プロデューサーの酒井一圭さん(さかい・かずよし 46歳)が、20年前に出演していた特撮ドラマ『百獣戦隊ガオレンジャー』(テレビ朝日系 2001~2002年放送)のイベントで、女性キャラクターのお尻を触るセクハラ、痴漢行為をしていたことが判明し批判が殺到しており、ネット上では炎上状態になっています。
『ガオレンジャー』で牛込草太郎/ガオブラック役を演じていた酒井一圭さんは8月15日に、ガオレッド/獅子走役を演じていた金子昇さん等と共に、和歌山マリーナシティで開催された20周年記念イベント『ガオフェス』のヒーローショー「機界戦隊ゼンカイジャーVS百獣戦隊ガオレンジャー スペシャルバトルステージ」に登場したのですが、ステージ上でヒロイン・ガオホワイトのスーツアクターのお尻を撫でる場面がありました。
- 純烈・酒井一圭さんがお尻を触る動画(Twitter)
このシーンの動画を酒井一圭さんが自らツイッターに投稿し、「無事に終わりました。ガオレンジャー20周年。ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました #ゼンカイジャー vs #ガオレンジャー は11/3まで続きます。是非ともスペシャルバトルステージをご覧きたいです。応援宜しくお願い致します #ガオホワイトの尻」
と綴っていました。
<↓の画像が、酒井一圭さんのツイート写真>
このツイートが今になってネット上で物議を醸しており、酒井一圭さんのツイートに対して、
- 頼むからマジで夢を壊すようなことはやめてくれ
- これはセクハラではなく痴漢です。なにも面白くないです。
- #ガオホワイトの尻 このハッシュタグを付けれる神経は異常
- 私が子供の頃憧れて大好きだったヒーローに酷いことをするな。あなたにとっては違うだろうけど、私にとっては今もヒーローなんです
- 純烈には一定のファンがいるし、こういうことしても喜ばれてきたから自分では気づかないのだろうけど、あれはもう痴漢なんよ。反省して欲しい。
- セクハラを受けても笑って流す事が大人という風潮を作らないでほしい
- 先日のナイフ送り付け事件もそうだけど、リーダーの言動についていま一度、検証してみた方がいいんじゃない。
相手を不快にさせる(可能性がある)ことが続いてるやん。 - 笑いの感覚まで20年前に退化させないと20周年祝えなかったんでしょうか。普通にセクハラですよ。例え中の人が男性であったとしても
- 女性に暴力を振るって脱退したメンバーがいるというのに、そこから何も学んでいないのか。活動自粛に値する愚行だと思う。
- 最近のリーダーは何か感じが悪い。言動や態度に傲慢な印象を受けることが増えてきている。
ファンですらそう感じるレベルであることを重く受け止めてほしい。初心にかえって、誠実謙虚に! - これ、東映が公式にやってるイベントだからね。もしこの行為が酒井氏の独断だったとしても、東映側が酒井氏に注意し、Twitterへのアップには待ったがかかって然るべきでは。
東映は数年前にもショー出演者へのセクハラが発覚してるし、会社の体質に問題があるんじゃないか
などの批判が殺到しており、炎上状態になっています。
酒井一圭さんは問題となっているヒーローショーで総合プロデュースを担当しており、ガオホワイトのお尻を触ったのはアドリブなのかは定かではないものの、場が盛り上がるだろうと考え、普段のノリでこうした行為をしてしまったのかもしれません。
しかし、一昔前だったら笑いで済まされただろうと思いますが、今の時代は笑いでは済まされなくなっており、つい2年前には『騎士竜戦隊リュウソウジャー』のヒーローショーでお姉さん(MC)役を務めていた中山愛理さんがツイッター上で、特撮ヒーローショーが行われる劇場『シアターGロッソ』で様々なセクハラ、パワハラ行為を受けていたことを告発し、大騒動に発展することになりました。
この告発を受けてヒーローショーの制作を手掛ける『東映』は公式サイト上で謝罪するとともに、この問題には『東映エージエンシー』の社員や委託会社のスタッフが関与していたこと、それぞれに処分を下したことを発表しました。
また、再発防止対策として、「ヒーローショーに関わるスタッフ全員に対するハラスメント講習を定期的に実施」「ヒーローショーの現場において、東映、株式会社東映エージエンシー、委託先会社がそれぞれハラスメント対策担当者を置き、各担当者が連携を取る」といったことを発表していたのですが、再び東映が関与するイベントのステージ上でこうした問題が起きてしまったのは残念なことです。
現時点では、酒井一圭さんや東映などはこの件についてコメントは出していないのですが、酒井さんの行為は完全なセクハラ、痴漢だとしてネット上では大騒動に発展していることから、このままスルーすることなく誠意ある対応を見せてほしいですね。