米倉涼子逮捕の可能性ゼロ? 週刊文春が続報出すも違法薬物捜査のガサ入れ失敗疑惑、元警視庁刑事が解説。動画あり
女優・米倉涼子さん(50)に麻薬取締法違反の疑いが浮上し、厚生労働省の関東信越厚生局麻薬取締部(通称:マトリ)の捜査対象となり、8月に自宅を家宅捜索されていたことを週刊誌『週刊文春』が11日にスクープしました。
続いて12日には、【米倉涼子はマトリのガサ入れに声を上げた!「8.20家宅捜索」の一部始終】《アルゼンチン人ダンサー恋人との愛の巣に…などと題して、続報の第2弾記事を出したことで注目を集めています。
週刊文春は第1弾記事で、家宅捜索時の押収物について「違法成分が含まれている可能性が高い」との情報もあり、マトリは本格的に麻薬取締法違反容疑で捜査を進める方針としているのですが、マトリの捜査は空振りに終わり、米倉さんは今後逮捕されたり、罪に問われることはないのではとの見方も浮上しています。
週刊文春によれば、マトリは今年2月上旬に、米倉涼子さんに関する情報提供を受けて、米倉さんの交友関係も含めて広範囲にわたる捜査を行っていたといいます。
米倉涼子さんの自宅から出たゴミなども調べ、遺留物鑑定を行ったところ「違法な薬物成分が検出された」ことから、8月20日に麻薬取締官が家宅捜索を実施したそうです。
週刊文春は6月からハリコミ取材を続けていたそうで、その日の動向も確認しており、米倉涼子さんは午後に送迎車に乗って東京・麻布十番にあるパン屋へ行き、その後は整体院などが入る雑居ビルで1時間以上過ごしていたといいます。
そして、18時半ごろに愛犬2匹との散歩を終えて帰宅したタイミングで、複数の麻薬取締官が姿を現して米倉涼子さんに声を掛けてマンション内に入っていったといい、米倉さんはその時に「えっ、なにぃー! 何なの!」と声を上げるなど、状況が把握できずに困惑していたようです。
家宅捜索は約2時間半にわたって行われたといい、週刊文春の取材に司法関係者は、「自宅からは、麻薬取締法で所持が禁じられている違法薬物が複数、押収された。また、違法薬物を使用する際の器具なども発見されています」
と証言しています。
週刊文春は真相を確かめるため、米倉涼子さんの個人事務所に対して、マトリが自宅をガサ入れしたことや、押収物の違法性について問い合わせたものの、現時点で回答は得られていないそうです。
これらの報道を受けて、東京大学法学部出身の元外交官で、警視庁捜査一課殺人犯係や池袋警察署で薬物事件を担当していた高野敦さんが、X(旧ツイッター)やYouTubeでこの事件を解説し、米倉さんは今後逮捕されないと断言しています。
その理由として、家宅捜索をしてから2ヶ月近く経っても事件に進展が無いことを挙げ、薬物事件捜査の大原則は「違法薬物を出すか」「尿検査で陽性反応を出すこと」とし、違法薬物の所持や使用を裏付けるものが出てこなければ、捜査当局の負けだとしています。
芸能人ら著名人の違法薬物事件の捜査では、時間をかけて内偵捜査を行った末に、確実に違法薬物が出るタイミングで家宅捜索を行うとし、現在までに逮捕されていないということは、何も出てこずに失敗に終わった可能性が極めて高い、それはほぼ間違いない状況だといいます。
8月22日に、麻薬取締法違反容疑で福岡県警による家宅捜索を受けるも違法薬物は出てこず、尿鑑定の結果も陰性だった『サントリーホールディングス』の元会長・新浪剛史さんの例も挙げながら、一度ガサ入れをすれば相手に警戒され、捜査を継続することは基本的に無いため、現状では米倉涼子さんも逮捕される可能性はなく、週刊文春はかなり話を膨らませている可能性を指摘しています。
ただ、米倉涼子さんとの半同棲交際が報じられているアルゼンチンタンゴのダンサー・振付師のゴンサロ・クエジョさん(Gonzalo Cuello)など、周りの関係者の捜査を継続している可能性はあるようです。
ちなみに、インフルエンサー集団『Z李(ゼットリ)』は10日にXで、「米倉涼子さんの件は、連れのアルゼンチンタンゴダンサーの尿検査では陽性出たけど、外国人だから一旦釈放したらそのまま行方知れずって話だからまた騒ぎになるだろうな。」
などと投稿しているものの、これに関しても今のところ確かな情報は一切無く、事実関係は不明となっています。
マトリがこれまで水面下で捜査をしていた情報が週刊文春に漏れ、そして押収物には「違法成分が含まれている可能性が高い」としながらも、ガサ入れから現在まで逮捕されていない事実から、高野敦さんの推測通りの状況にある可能性はかなり高そうです。
そこで気になるのは、9月に入って複数のイベントをキャンセルしたり、アンバサダー就任を辞退した理由で、『女性自身』の取材によれば、米倉さんサイドは2020年からCMイメージキャラクターを務めている『楽天モバイル』に対して「当面の間は仕事を控えたい」と要請しているそうで、もし完全に“シロ”ならばこうした対応はしないのではとも思います。
米倉涼子さんはこれまでに、「急性腰痛症及び仙腸関節障害による運動機能障害」で一時活動を休止したり、完治が難しい病気「低髄液圧症候群(脳脊髄液減少症)」の治療を受けていたこともあり、これらの病気などが再び悪化した可能性もありますが、事務所側が無言を貫いているので真相は不明です。
週刊文春の報道が大きな波紋を広げ、米倉涼子さんのイメージが急激に悪化していることから、少しでも早く事情を説明し、事実関係を明らかにした方がいいのではと思いますね。
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- https://bunshun.jp/articles/-/82835
- https://bunshun.jp/denshiban/articles/b12470
- https://www.zakzak.co.jp/article/20251011-6G4LWELOFJDDZOM2LILILMCBFM/
- https://www.zakzak.co.jp/article/20251012-VZQHJSUDYJA4RNRMXZW77MB3PA/
- https://x.com/takano_nara/status/1976828462905401729