昨年3月末をもって『オスカープロモーション』を退所し、独立した女優・米倉涼子さん(45)が新たにファンクラブ『よねさんち』を開設したのですが、閑古鳥が鳴いていると週刊誌『女性自身』や『日刊ゲンダイ』が報じており、この報道に対してネット上では様々な声が上がっています。
米倉涼子さんは昨年秋に自身のインスタグラムで、「ここのところ考えている事があって。。熱く応援してくれる皆さんともっと繋がって、活動していく？そんな交流の場というか…組織？と言うか…を作ったらどうなんだろう。。って。みなさんどう思う？興味持ってくれたりするかな～」
とファンに呼びかけ、多くのファンから賛同の声が上がっていました。
それを受けて「繋がれる場所作り」に取り掛かることを報告し、その後ファンクラブ名が『よねさんち』に決定、今年2月1日にファンクラブサイトを開設という流れになっていました。
米倉涼子さんは『よねさんち』のサイト上で、「兼ねてから日頃熱く応援してくれる『みなさんともっと繋がれる場所』が創りたくて、この度、ファンクラブ『よねさんち』をオープンしました。みなさんと和気あいあいと、アットホームな雰囲気にしたいなという想いを込めたネーミングでもある、この『よねさんち』を通じて、みなさんに日々の楽しみを分かち合えればと思いますので是非よろしくお願いします。」
と、ファンクラブ開設の理由を説明しています。
このファンクラブの年会費は「税込み5,500円」で、会員特典は「チケット優先予約申込（ファンクラブ取り扱い時のみ）」「会員限定のInstagram」「会員証の発行」「バースデーカード発行」「会員限定オリジナルグッズ販売」などとしています。
そして、このファンクラブについて『女性自身』は、「開設から5日後、『よねさんち』のホームページを見ると最初の記事に寄せられた“いいね”はわずか600件ほどだった」
と指摘しています。
また、米倉涼子さんを知る芸能関係者は、「実は、会員数はみなさんが考えているほど多くはないようです。まずは1000人集まれば良いほうでしょう。彼女は、ファンクラブで儲けようとは考えていないようです。そもそもお金が欲しいのであれば、元の事務所で仕事をしていた方が確実だったはず。それでも独立したのは、『自分らしく生きること』を求めたからでした。独立後もCMに続々と出演していますし、女優業も順調。すでにお金には困っていません。だからこそ、『ファンに恩返しをしたい！』という思いで、採算度外視のファンクラブ設立に乗り出したようです。」
と語っています。
『日刊ゲンダイ』も米倉涼子さんのファンクラブについて、「オープン直後にファンクラブに入会する人は熱量も高いので、いいねの数が現在の会員数とイコールに近い」「年会費5,500円で600人が入会すると330万円。スタッフを雇って運営するには赤字でしょう」
としています。
芸能リポーター・川内天子さんは、米倉涼子さんのファンクラブ開設について、「手法がやや古いのでは。ファンとの距離を縮めたいのなら、今は会報誌ではないはず。ファンが求めているのは、米倉さんの素の部分。会員限定動画でモーニングルーティンを配信した方が関心度は高いし、オンラインサロンのほうが集客できるはず。ファンクラブはコンサートや舞台の“チケットの優先購入”が双方のメリット。米倉さんはミュージカルに対する思い入れも強いので、もしかしたら、今後の公演を視野に入れて準備しているのかもしれません」
と語っています。
『女性自身』や『日刊ゲンダイ』はこのように報じているのですが、米倉涼子さんのファンクラブに閑古鳥が鳴いているとの報道を受けてネット上では、
- 単にお金出してファンクラブ入ってまで応援しようと思うファンが思う程いないだけでは。アイドルじゃないんだから…
- 携帯料金が高過ぎる！と叫んでいる人が、ファンから年間5,500円も集めるのね…
- 米倉涼子さん自身は好感度も高いし憧れる人も多いだろうけど、決してアイドルではないから、ファンクラブに入るという程の熱狂的なファンはそこまで多くないという事なのか
- ドクターXははまり役だと思うけど、本人はあまり好きではない。それに独立してから出演しているCMは品がなさすぎる。
いいスタッフを雇ってイメージにあったCMを選ぶべきだと思う - 米倉さん好きですが、年会費払ってまでは見たいとは思わないな。女優さんだからドラマやCM、あとインスタ見られたら充分って感じです。
人気がないってわけじゃないけど、そこまで熱狂的なファンも少ないと思う。
これは米倉さんに限らず、他の女優さんでもファンクラブ入ってまでってなかなか難しいと思う。 - やはり『オスカー所属』の肩書が取れての米倉さんだと、良くも悪くも普通の女優さんになってしまい、毎年放送されていた『ドクターＸ』が最近放送されなくなったことも、この反応の鈍さに繋がっているのだと思われます。
- 昔と時代が変わってSNSでの情報発信でネットで色々見れるようになったから敢えてファンクラブ入るメリットってないですよね。
女優だとアイドルみたいにコンサートチケットの優先販売とかもないし。米倉涼子さんに限らず他の俳優とかでも同様だと思うけど - 歌手とかで、コンサートあるなら入ると思うけど、女優のファンクラブに入って、会員はなんの得があるのかって話だよね。
などの声が上がっています。
米倉涼子さんがオスカーから独立し、昨年5月に開設したインスタグラムアカウントのフォロワー数は、10日15時の時点で26万人超えとなっていて、各投稿には3～4万件の「いいね！」がされ、コメントも500件前後あり、オスカーから独立後も多くの人が米倉さんの活動を応援しています。
一方で、ファンクラブ会員のみが閲覧可能な非公開のインスタグラムアカウントは、現時点でフォロワー数が640人ほどで、課金まではしないライト層のファンが圧倒的多数であることがうかがえます。
ただ、舞台などに出演する際にファンクラブ先行でチケット販売を行ったり、米倉涼子さんと交流できるファンクラブ会員限定イベントなどが定期的に開催されるようであれば、会員数は余裕で1000人を超えるかもしれません。
ちなみに、米倉涼子さんは個人事務所『Desafio（デサフィオ）』の設立1周年を記念し、4月1～4日まで東京・丸の内のライブレストラン『COTTON CLUB』にて、エンターテインメントショー『Ryoko Yonekura －DISFRUTA 2021－』（豪華ゲストが日替わりで登場）を開催し、ファンクラブ会員限定の先行予約抽選を行うことを発表しています。
現時点でファンクラブは閑古鳥が鳴いていますが、事務所独立から早1年が経とうとしており、今後の女優としての新たな活動、活躍に期待したいですね。