米倉涼子の自宅前に報道陣集結の裏側。マトリが大麻関連物を自宅から押収情報。恋人のダンサーは帰国せず教室辞めたか

2025年12月23日（火）21:44

事件・事故・トラブル　噂・疑惑

米倉涼子

10月に違法薬物疑惑と家宅捜索を報じられた女優・米倉涼子さん(50)の自宅周辺に、報道陣が集結した理由を『NEWSポストセブン』（小学館）が報じており、現在も当局による捜査が続いているとしています。

米倉涼子さんが9月に出演予定だったイベントを全てキャンセルして忽然と姿を消し、イベントキャンセルの理由は「体調不良」とのことから、公表している難病「低髄液圧症候群」の悪化などを心配する声が上がりました。

その後、10月に週刊誌『週刊文春』が、厚生労働省の関東信越厚生局麻薬取締部（通称：マトリ）が8月20日に、東京・世田谷区内にある米倉涼子さんの自宅マンションをガサ入れしていたことを報じました。

週刊文春の取材によれば、マトリは今年2月上旬に、米倉涼子さんに関する情報提供を受けて内偵捜査を行い、自宅から出たゴミも調べたところ「違法な薬物成分が検出された」ため、8月に家宅捜索が行われたといいます。

週刊文春の取材に司法関係者は、「自宅からは、麻薬取締法で所持が禁じられている違法薬物が複数、押収された。また、違法薬物を使用する際の器具なども発見されています」と語っていました。

その真相を確かめるため、週刊文春の記者が9月6日に米倉涼子さんに直撃取材したところ、その後出席予定だったイベントを次々にキャンセルしたとのことでした。

NEWSポストセブンの取材に捜査関係者は、「ガサ入れのとき、米倉さんは当初驚いた様子だったそうですが、自宅内では捜査員の指示に従い、きちんとした態度で捜査に協力したそうです。家宅捜索が入った自宅は、米倉さんのパートナーであるアルゼンチン人ダンサーも同棲する部屋だった。その自宅からは、大麻に関わると見られる“ブツ”が複数押収されたそうです。その後、米倉さんは数度にわたって麻薬取締部の取調室に呼び出されていましたが、これにもきちんと応じて取り調べを受けていたと聞いています。取調室に通う米倉さんは、心労のためかゲッソリと痩せていたようです」と証言しています。

＜↓の画像は、2023年撮影の米倉涼子さんと恋人のゴンサロ・クエジョさん＞
米倉涼子と彼氏のゴンサロ・クエッショ（ゴンサロ・クエジョ）

そして、家宅捜索から約4ヶ月経ち、12月18日にテレビ局などの報道関係者が自宅前に詰め掛けていたそうなのですが、その理由について民放キー局の社会部記者は、「同日早朝、テレビ局の報道部のあいだで『米倉さんの自宅周辺で異変が起きているのでは』という噂が流れたのが、メディアが集結したきっかけのようです。午前11時ごろから、自宅周辺に報道関係者が15～20人ほど集結し、周囲は騒然となっていました。しかしその後、動きはなかったようです」と説明しています。

前出の捜査関係者は、「マトリは現在も水面下でこの件の捜査を続けていると聞いています。（中略）年が明けても米倉さん周辺の“バタバタ”は続くと見られている」と語っています。

NEWSポストセブンはゴンサロ・クエジョさんについても取材し、講師として働くダンス教室の公式サイトには現在も名前が掲載されているものの、現在も所属しているのかダンス教室に電話取材したところ「いえ、所属していないです」と否定し、すでに辞めているのか確認すると「いえ……よくわからないので…」と答えたそうです。

恋人のゴンサロ・クエジョさんは、家宅捜索時には米倉涼子さんの自宅におらず、元々8月下旬から海外に渡る予定だったゴンサロさんは、8月22日のレッスンを最後に日本を離れました。

＜↓の画像は、8月の特別公演で共演した恋人のゴンサロ・クエジョさんと米倉涼子さん＞
米倉涼子と恋人ゴンサロ・クエッショ（ゴンサロ・クエジョ）

10月10日にはダンス教室に戻る予定でしたが、その4日前に急遽帰国が延期になったことが教室のブログなどで伝えられ、様々な憶測が飛び交う中でゴンサロ・クエジョさんのコメントが教室のブログで公開されました。

帰国を延期した理由については、「インドネシアでの仕事が終わる頃父の病状が悪化したと連絡が入り、それと同時に、父の面倒をみていた姉も体調を崩して入院したという連絡がきたので、慌ててインドネシアからアルゼンチンに帰国しました。ご心配をおかけして申し訳ありません。来週にそれぞれの検査結果でますのでその結果で日本に帰れるかどうかを決めさせてください。」と説明し、家族の体調不良が原因としており、それから2ヶ月経った現在もダンス教室には復帰していません。

マトリは、ゴンサロ・クエジョさんが日本に戻ったタイミングで事情を聞く方針だったそうですが、それが延期になったことで事情聴取もできなくなったとのことでした。

そうした中で、NEWSポストセブンが米倉涼子さんの自宅周辺にマスコミが集結していると報じたため、ゴンサロ・クエジョさんが帰国して捜査が進み、逮捕など何かしらの動きがあるのではないかといった憶測が飛び交いましたが、結局は何事もなく、週刊文春も続報記事などは出していません。

米倉涼子さんは来年2月13日に、主演映画『エンジェルフライト THE MOVIE』（Amazonプライムビデオ）の公開を控えており、もしお蔵入りとなった場合には億単位の損害賠償を請求される恐れもあるため、無事公開されるまで米倉さんも沈黙を続けるのではという見方もあります。

そうした米倉涼子さんサイドの意向を汲む形で、ゴンサロ・クエジョさんも日本には戻らない可能性も考えられますが、現在もマトリによる捜査は続いているとのことで、引き続き動向を注視していきたいです。