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今年放送無しのドクターX第7期が2021年秋放送情報。米倉涼子がオスカー退所、事務所独立で降板も心境変化の裏側

米倉涼子がドクターXの続編出演決意で来年放送か。独立後にトラブル、海外進出しハリウッドデビュー目指すも…

『オスカープロモーション』から独立、個人事務所『Desafio(デサフィオ)』を設立し、現在は『楽天モバイル』のCMなどに出演している女優・米倉涼子さん(45)が、人気主演ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)に再登板することが決定したと10日発売の週刊誌『女性自身』が報じています。

米倉涼子さんは3月にオスカープロモーションを退所、4月に個人事務所の設立を発表し再出発して以降、携帯電話会社『楽天モバイル』、化粧品ブランド『CANADEL(カナデル)』(プレミアアンチエイジング)のCMイメージキャラクターを務め、オスカー時代には見せることのなかった姿を披露し反響を呼んでいます。

米倉涼子さん出演『CANADEL』CM動画

CMだけでなく、アメリカの動画配信サービス『Netflix(ネットフリックス)』で来年配信予定のオリジナルドラマシリーズ『新聞記者』で主演することも決定し、米倉涼子さんがネット配信の連ドラに初出演するということでも注目を集めています。

ただ、広告代理店関係者は独立後の米倉涼子さんについて、「個人事務所の社長になったことで、最終的な決定権はすべて米倉さんが持つことになりました。ですが、オファーを受ける判断基準が曖昧な面もあり、『オスカー時代は受けなかった仕事だよね……』と心配する声も聞こえてきます」と明かしています。

また、テレビ局関係者は新規の仕事でトラブルも起きているとし、「米倉さんが出演している携帯電話会社のCMに“ナレーターの声がうるさい”とクレームが殺到。また『新聞記者』も制作陣が題材となる当事者の意向を無視して強引に進めていたことが報じられ、放送前から“いわくつき”の作品となってしまいました」と語っています。

物議を醸した米倉涼子さん出演『楽天モバイル』CM動画

舞台関係者によれば、米倉涼子さんは理想とギャップに苦しんでいるといい、ブロードウェイ・ミュージカル『シカゴ(CHICAGO)』で主演した米倉さんは「世界で通用する女優」を目指し、オスカーから独立後に渡米してミュージカルの勉強や、ハリウッドデビューを目標にアクションも本格的に始める予定だったものの、新型コロナウイルスの感染拡大によって「その計画もすべて白紙になってしまいました」としています。

米倉涼子さん自身は10月発売の雑誌『婦人公論』のインタビューで、「これからは自ら会社を運営していかなければいけません。人事も人任せにはできないし、スタッフのお給料や事務所の家賃、経費のことも考えなくては。何より自分で物事を決めていくことが求められます。裏を返せば、自分のやりたい仕事を自由に選ぶことができるようになったわけですが、この『自由』というのがくせ者なんですよねぇ。必ず『責任』がセットになっているのですから。」などと語っていました。

そんな状況の中で米倉涼子さんは、ついに『ドクターX~外科医・大門未知子~』の続編出演を決意したそうで、テレビ朝日の関係者は、「来年10月クールに米倉さん主演で『ドクターX』を放送する方向で話が進んでいるそうです。まさか再び米倉さんが大門未知子を演じるとは驚きです……」と語っています。

5月に女性自身が報じた記事によれば、テレビ朝日側は今年10月期にドクターX・第7期の制作を予定していたそうなのですが、米倉涼子さん側から降板の申し出があり、それによって木村文乃さん主演ドラマ『七人の秘書』を放送することが決まったとしていました。

テレビ朝日関係者によれば、米倉涼子さんはドクターXという作品には愛着があった一方、ドラマで演じる大門未知子のイメージが固定化されることに難色を示し、ドクターXにはオスカーの前社長・古賀誠一会長が企画に携わっていたことで、「(独立後も)以前と同じ仕事をしていては、辞めた意味がない!」と口にしていたといいます。

それにも関わらず、ドクターXの続編出演を決意した理由について米倉涼子さんの知人は、「『ドクターX』をはじめ、数々のドラマで“強い女”を演じてきましたが、普段の米倉さんは人見知りで、そのギャップに悩んでいました。独立した背景には『もっと自分らしくありたい!』という思いもあったそうです。しかし、独立後に来るオファーもやはり“強い女”を求めるものばかり。また計画どおりに進まない現状に不安を抱いているいま、“国民的女優”に押し上げた大門未知子を演じることでもう一度自分に向き合いたいのでしょう」と語っています。

ただ、米倉涼子さんの事務所側にドクターXの新作出演について問い合わせたところ、「そのような事実はございません」とキッパリ否定されたとのことです。

一方で前出のテレビ朝日関係者は、「『ドクターX』を世界進出の足掛かりにしようとしているのでは?」とした上で、「米倉さんの意向も尊重し、これまでのイメージとは違う大門未知子像も話し合っているそうです。アメリカではドラマのシリーズが続けば続くほど、主演女優の格も上がっていきます。6シーズンにわたって高視聴率を記録している『ドクターX』は将来、米倉さんのアメリカ進出にとって最高の“名刺代わり”となるでしょう」と語っています。

そして、米倉涼子さんのドクターX続編出演報道に対してネット上では、

などの声が上がっています。

米倉涼子さんが大門未知子のイメージ固定化を懸念し、ドクターXの長期シリーズ化に対して否定的な姿勢を見せていたのは事実で、過去にもシリーズ終了説が流れていました。

しかし、女性自身が今年の出演を断ったと報道後に、『女性セブン』は早ければ来年にも続編が放送されると報じており、女性自身の報道を否定する内容となっていました。

実際に米倉涼子さんも今年10月に、ドクターXのスピンオフドラマ『ドクターY~外科医・加地秀樹~』が放送後、テレ朝の動画配信サービス『TELASA(テラサ)』で配信されたオリジナル動画『祝!ドクターY 5周年スペシャルトーク』で、遠藤憲一さんが「(ドクター)Xってまたやるでしょ?」と話を振ると、米倉さんは「そうだよね、またやりたいよね」と語っていました。

この発言に対して視聴者からは「絶対に続編やってほしい!」などと続編放送に期待する声が上がっており、ドクターXシリーズはマンネリ化などを指摘されながらも、昨年放送の第6期は初回平均視聴率が20.3%、全10話の期間平均視聴率は18.5%と、同年の民放ドラマトップの結果を残しており、続編を望む声が多く上がるのは当然と言えます。

アンケートサイト『ボイスノート』が今年9月に行った「医師役が似合う女優は?」というアンケート調査(有効回答数:1137票)では、米倉涼子さんが464票を獲得してダントツトップとなっており、2位の天海祐希さんは獲得票数が82票で、400票近くの差をつけていました。

それほど米倉涼子さんはドクターXで演じている大門未知子のイメージが強く、これによって演じる役柄が狭まる可能性もありますが、ドクターXは間違いなく米倉さんの女優としての代表作で、視聴者も放送継続を望んでいることから、今後ペースを落としてでも続けていってほしい作品ではありますね。

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