女優・米倉涼子さん(よねくら・りょうこ 44歳)が、芸能事務所『オスカープロモーション』を退所し、独立することを週刊誌『女性セブン』がスクープしています。
女性セブンによれば、米倉涼子さんは3月末をもってオスカーとの契約満了となり、契約更新せずに4月以降には個人事務所を設立し、芸能活動を行っていくとのことです。
米倉涼子さんは高校2年生だった1992年に、友人による応募でオスカー主催の『第6回全日本国民的美少女コンテスト』に出場し、審査員特別賞を受賞して芸能界入りをしました。
ちなみに、同年のグランプリは女優・佐藤藍子さんでした。
<↓の画像が、17歳当時の米倉涼子さんの写真>
米倉涼子さんは芸能界入り後にモデルデビューを果たし、1995年から『CanCam』の専属モデルとなり、1999年にモデル卒業とともに女優業をスタートさせ、2000年以降は毎年複数のドラマや映画などに出演しており、『黒革の手帖』『交渉人~THE NEGOTIATOR~』『ドクターX~外科医・大門未知子~』などが代表作で、今やオスカーを支える看板女優となっています。
そんな米倉涼子さんがデビュー以来、30年近く所属しているオスカーをなぜ退社するのか、その理由が気になるところですが、女性セブンの記事で芸能関係者は、「最近オスカーの所属タレントが数人立て続けに退社していて、その背景に事務所内で幹部同士の対立があるのではないかと囁かれていましたが、今回の米倉さんの独立はそれとは全く関係なく、あくまで前向きに今後の芸能活動を考えた上での本人の決断のようです。また昨年、米倉さんは体調不良だったことを明かしていますが、それも今回の退社とは関係ないそうです」
と語っています。
米倉涼子さんに心境の変化があったのは昨年夏のことだったといい、ブロードウェイミュージカル『シカゴ』で主演し、公演が終了した頃にこれまで以上の自信を感じ、本格的に海外進出をしたいとの意欲が湧いたそうです。
しかし、オスカーに所属したままでは海外での活動に専念することは難しく、女優としてさらにステップアップするために、契約満了のタイミングで独立することを決意したとのことです。
オスカーの古賀誠一社長と昨年から話し合いを重ね、お互いに納得した上での円満退所となったそうで、4月以降に個人事務所を設立後は、「マネジャーを雇わず、仕事の選別、スケジュール管理、打合せ、挨拶回りなど、全て1人で行う」
といいます。
そして、米倉涼子さんのオスカー電撃退社報道に対してネット上では、
- ドクターXは米倉だから成功したドラマ。オスカーと蜜月なテレ朝はどうするんだろう。
- これはかなりのインパクト!オスカーの若社長ってのが相当ダメなんだな。オスカーからここ最近で、何人目の独立?
- どんなに円満を強調しても、退職や転職には建前とは異なる理由がある。
何も問題や不満が無ければ、辞めたり独立したりする必要は無い。 - 上戸彩の後継者を育てないとオスカーも看板がいなくなりそう
でも事務所関係なく実力で選ばれる時代になって欲しいとは思う - ついにオスカーも終わりか。ここ最近の辞めて行った人たちを見れば会社としてダメなのは歴然。
- これは完璧にオスカーで何かが起こってますね。米倉涼子はさすがにないと思ってた。びっくりです。
- ああ…米倉涼子もついに…今の会社の上層部がダメってことなんですかね。
不満も何もなければ事務所辞めようなんて思わないもんね。例え海外進出を考えていたとしても。 - 米倉さん出るってよっぽどのきっかけあったんだろうなあ。
シカゴだって実力もだけど、事務所のバックアップだって意味があっただろうし、海外の仕事増やしたいだけなら出る必要ないよね。
などの声が上がっています。
女性セブンの報道を受けて、オスカーも正式に米倉涼子さんの円満退所と独立を発表しており、米倉涼子さんも事務所を通じて、「27年間お世話になりましたオスカープロモーションとの所属契約を、2020年3月31日をもって終了することをご報告いたします。」
と退所を発表しています。
また、「新しい活動については、近日中にご報告させていただきます。」としています。
米倉涼子さんがオスカーを退所、独立するとの噂も一切出ていなかったことから、この報道はかなり衝撃的で、海外進出を理由に辞めることを決意したと女性セブンは伝えているものの、この決断の背景には様々なトラブルもあったのではないかと疑いたくなりますね。
オスカーでは最近、所属タレントの退所者が相次いでおり、武井咲さん、剛力彩芽さんと共に“オスカー3人娘”として猛プッシュされていた忽那汐里さんは昨年末に退所、韓国出身のモデル・タレントのヨンアさんは3月11日をもって退所しています。
さらに、ますだおかだ・岡田圭右さんの長女で、女優・タレントとして活躍中の岡田結実さんも3月末をもって退所すると週刊誌に報じられています。
この背景には、次期社長と目されている古賀誠一社長の義理の息子の振る舞いに問題があると報じられており、タレントの退社が相次ぐ前にはマネージャーが大量退社したとされています。
女性セブンによれば、そうした問題と米倉涼子さんの退所は一切関係無いとのことですが、タイミング的に疑いの目を向けられても仕方がないでしょうね。
そのため、退所の本当の理由、真相はかなり気になりますが、独立後の活動はどうなるのかも気になる部分で、『ドクターX』には企画協力として古賀誠一社長が名を連ねており、今後の出演に影響があるかもしれません。
女性セブンによれば、米倉涼子さんは本格的な海外進出への意欲を燃やしているといい、新型コロナウイルスが落ち着き次第、日本を飛び出して海外を中心とした活動にシフトチェンジする可能性もありそうですが、オスカーを離れた4月以降にどういった動きがあるのかに注目ですね。