中居正広さん(52)の女性トラブルを巡る一連の騒動で、大きなとばっちりを食らったタレント・落語家の笑福亭鶴瓶さん(本名=駿河学 73歳)が、2023年7月から出演している回転寿司チェーン『スシロー』のCM契約更新を拒否し、CMを降板するとの情報を『NEWSポストセブン』(小学館)が伝えています。
笑福亭鶴瓶さんは今年1月に週刊誌『週刊文春』によって、2023年5月末に中居正広さんの自宅で開催のバーベキューパーティーに参加していたこと、その場には中居さんとトラブルになった元フジテレビ社員・X子さんや、トラブルへの関与が疑われているフジテレビの元編成幹部・A氏も同席していたことを報じられ、鶴瓶さんにも様々な疑いの目が向けられることになりました。
そうした中で、笑福亭鶴瓶さんをCMイメージキャラクターに起用しているスシローが、ヒッソリと公式サイトから鶴瓶さんの写真を削除するといった異変があり、週刊誌の取材にスシローは「お客さまから様々な声をいただいている現状を踏まえ、総合的に判断し順次対応しております」と回答し、対応に動いていることを認めました。
また、笑福亭鶴瓶さんもNEWSポストセブンの取材に応じ、スシロー側から事務所に広告物の掲載取り止めについて連絡が来たことを明かし、その後放送のラジオで具体的な言及は避けつつも「歴史に残るとばっちり」と不満をぶち撒けたり、SNS上では様々な憶測が飛び交い、バッシングも受けていたからか「SNSは嫌いや!」とイベントで口にする場面もありました。
この件に関しては笑福亭鶴瓶さんを擁護する声がネット上でも多く、一方でスシロー批判が過熱し大荒れをなる中で、スシローの代表が公式サイトで広告取り下げの経緯を説明したうえで騒動を謝罪、そして広告を順次再開することを発表しました。
週刊文春の報道から2週間ほどで騒動は収束となりましたが、笑福亭鶴瓶さんが受けたダメージは決して小さくはなく、NEWSポストセブンの取材に広告代理店関係者は、「鶴瓶さんとスシローが結んでいる現在のCM契約期間は、今年の夏までとなっています。紆余曲折ありましたが、スシローはお詫びとともに契約更新を鶴瓶サイドに申し入れたそうです。しかし、鶴瓶さん側は契約更新の打診に首を縦に振ることはありませんでした。」
と、鶴瓶さんがCM契約継続を拒否したことを明かしており、スシローに対して強い憤りを感じているのではないかとしています。
NEWSポストセブンは真相を確かめるため、スシローに対して夏に笑福亭鶴瓶さんとのCM契約が終了するのか、契約更新を断られたのは事実か確認したところ、「笑福亭鶴瓶さんとは現在契約中です。また契約内容の詳細についてはお答えしておりません」と回答。
一方、笑福亭鶴瓶さんの所属事務所も「契約に関する事の為お答えは出来かねます」とコメントしたそうです。
スシローは2023年に、醤油ボトルや湯呑みなどに唾液を付ける迷惑動画がネット上で拡散され、この“スシローペロペロ事件”によって店のイメージが悪化し、株価が大幅に下落するなどの被害を受けた直後に、笑福亭鶴瓶さんをCMイメージキャラクターに抜擢しました。
笑福亭鶴瓶さんの起用などもあって店の信頼は徐々に回復していき、その後もスシローを巡っては色々とトラブルがありましたが、鶴瓶さんはCMへの出演を続け、自身の番組などでもちょくちょくスシローの宣伝をしていました。
しかし、スシローは週刊文春の報道を受けていきなり広告停止といった対応を取り、これによって笑福亭鶴瓶さんもトラブルに関与していたのではないかという憶測を呼び、様々な迷惑を被る事態となっただけに、CM契約更新拒否が事実だったとしても全く不思議ではなく、当然の判断かもしれないですね。