昨年末をもって大手芸能事務所『研音(けんおん)』を退所し、独立した俳優・竹野内豊さん(51)と連絡が取れないと、関係者が困惑していると週刊誌『女性セブン』が報じているほか、ニュースサイト『日刊サイゾー』は数年前から竹野内さんに“セミリタイア”の予兆があったとしています。
竹野内豊さんは昨年11月に研音からの退所と独立を発表し、これによって公式サイトなどが閉鎖されましたが、退所までに決まっている仕事に関しては、当面の間は研音が窓口を担当するとしていました。
このタイミングで独立を決意した理由について竹野内豊さんは直筆の文書で、「昨年の自粛期間中、これまでの自身の人生を振り返り、50歳を節目とし環境を変えてみたいという突き上げられる思いを感じ、新たな心で原点に立ち再スタートを試みたいという思いから決断に至った次第です。」
と説明していました。
女性セブンによれば、竹野内豊さんは独立後にホームページやSNSなどを開設しておらず、芸能関係者たちは「誰を通じて連絡を取ればいいか分からない」と困惑しているそうです。
ドラマ関係者は、「実は、内々で『イチケイのカラス』の映画化が進んでいるんです。公開時期は未定で撮影も始まっていませんが、映画公開に向けた宣伝などプロモーションへの竹野内さんの出演はすでに決まっています」「この映画やプロモーションの仕事は元の所属事務所が窓口なのですが、2年以内には“元の所属事務所分”の仕事は終了。それからは竹野内さん1人で対応するというのですが、すでに“音信不通”状態なので新しい仕事はどう依頼すればいいのか…」
と語っています。
<↓の画像は、竹野内豊さん主演ドラマ『イチケイのカラス』の写真>
竹野内豊さんは独立する際、今後の芸能活動について周囲には「家族がサポートしてくれる」と伝えていたといい、「これからは竹野内さんの姉がマネジャーの代わりを務めるといわれています。ただ、彼女は芸能界に携わったことがない“芸能素人”。敏腕マネジャーと一緒に独立するケースは多いですが、窓口が無いのに親族に頼るのみというのは、やや見切り発車のように見えます」
と、芸能関係者が指摘しています。
竹野内豊さんが家族に活動のサポートを頼んだ理由について、別の芸能関係者は、「芸能界入りするきっかけは、母と姉が本人に内緒で読者モデルに応募したこと。大反対していた父もいつの間にか芸能通になるほど息子を応援していたそうです。竹野内さんとしては“いまの自分があるのは家族のおかげ”という気持ちが強い。その気持ちもあってか、2014年4月には、都内の高級住宅街に建てた一戸建てを両親にプレゼントしています。(2014年8月に父親が他界し)それからは高齢の母の身を案じ、頻繁に実家を訪れています。独身を貫き、気づけば51才。これからは家族中心に、自分なりの距離感で芸能界と向き合いたいのでしょう」
と憶測しています。
この報道に対してネット上では、
- 阿部寛にHPの作り方教えてもらおう
- 仕事欲しい時はこちらから連絡しますからのスタイル?
- 業務提携みたいな感じかと思いきや、完全独立なのね
- 自信があるから、この形態での独立なんだろうけど
- 竹野内豊が観れなくなると困る。早く窓口つくって。
- SNSしなさそう。そこもキャラとしては好感度もてるなあ
- 意外に計画性がないのかな
- おねえちゃんがマネージャーかあ…
- かっこよくて実力あるのに、少しこじらせてるのが残念
- 家族経営の独立って後から揉めそうなイメージ。敏腕マネージャー引っ張って来れば良かったのにね
- 仕事セーブしたいから、あえて作ってないとか?
- お金も充分あるだろうししばらくゆっくりしたいんじゃない?
などの声が上がっています。
日刊サイゾーによれば、竹野内豊さんは研音からの独立をきっかけに、セミリタイア状態になるのではとも業界内で噂になっているそうで、テレビ局関係者は、「長年トップクラスの俳優として第一線で活躍してきて、貯金もとんでもない額があるはずです。高齢の母親と姉などの家族を養うお金があれば十分というのが現状なのでは。できるだけ仕事をセーブしたいと考えているからこそ、研音から独立したという見方もできてしまいます」
と語っています。
竹野内豊さんは数年前からセミリタイア状態になる予兆があったといい、「実は数年前にも竹野内さんは月9主演のオファーを受けているんですが、そこでは断っているんですよ。この時すでに、竹野内さんは仕事のペースを落としたいと考えていたと言われています。そして、いよいよ独立を決断したタイミングで、再び月9主演のオファーが届いた。そこで竹野内さんは、研音とフジテレビに対する最後の恩返しとして、そのオファーを受けたという形なのだと思います」
と同関係者が明かしています。
このように竹野内豊さんのセミリタイア説まで浮上しているのですが、竹野内豊さんは昨年4月に雑誌のインタビューで、「50歳という年齢に、自分の中に全く焦りがないかというとそれは、嘘になります」「50歳を通過点と考えて、60歳をどう生きるか。楽しみながら、様々な作品に参加できればと思います」
と語っており、これは自身に「代表作と呼べるものがない」という焦りから出た発言なのではないかとも指摘されています。
そして、女性セブンは竹野内豊さんの海外志向が年々高まっていたとしており、2012年には演技のレッスンでアメリカ・ニューヨークに滞在し、最近では英語だけでなく中国語やタイ語の勉強もしていたといい、海外進出も視野に入れて独立した可能性があるようです。
実際のところはどうなのかは分かりませんが、独立発表前の竹野内豊さんの発言から、役者として今後さらに演技の幅を広げたい、新たな挑戦をしていきたいとの思いから、研音からの独立を決意したのかもしれないですね。
近年も様々な役に挑戦し『イチケイのカラス』も大きな反響を呼び、全11話の平均視聴率は12.6%と好視聴率をマークしており、女性セブンによれば『イチケイのカラス』は映画化が進んでいるとのことで非常に楽しみです。
ただ、今後は芸能関係者でもない姉がマネージャーを務めるといい、家族経営の事務所でトラブルが発生するケースも珍しくないことから、今後の活動には不安が残りますが、これからさらに役者として活躍する姿を是非とも見せてほしいですね。