今年1月に第2子の次男を出産したばかりの女優・竹内結子さん(享年40)が27日未明、自宅で急死したことが判明し衝撃が広がっており、ネット上ではこの突然の死を巡って様々な憶測が飛び交っているほか、元夫で歌舞伎俳優・中村獅童さん(本名=小川幹弘 48歳)に誹謗中傷コメントも寄せられる事態となり物議を醸しています。
各報道によれば、竹内結子さんは家族4人で、東京都渋谷区内にある室内が2階建てのメゾネットタイプのンションに暮らし、26日は家族と一緒に普段どおり過ごし、1階で夕食を終えた後に竹内さんは1人で2階の寝室へと向かったといいます。
その後、夫で俳優・中林大樹さん(なかばやし・たいき 35歳)と長男(14)は2階へと向かいましたが、寝室に竹内さんの姿がなかったそうです。
これを不審に思った中林大樹さんが部屋を捜索したところ、ウォークインクローゼットの中で竹内結子さんを発見、声を掛けたものの反応がなかったため、27日午前2時前に119番通報し、搬送先の病院で死亡が確認されたとのことです。
現場からは遺書などは見つかっていないそうですが、警視庁は現場の状況などから事件性は無く、自殺を図ったとみて経緯を調べているといいます。
『スポーツニッポン』の取材に捜査関係者は、「食事を終えた竹内さんが2階に上がり、中林さんに発見されるまで1時間ほどあったと聞いている。その間、家族は一度も竹内さんの姿を見ておらず、様子は全く分かっていない」「食事の時も変わらず明るく会話していたそうだ。そのわずか1時間後の急変だけに、家族は大きなショックを受けている」「ご家族が竹内さんを見送った後、落ち着いたタイミングで改めて詳しい経緯などのお話を聞くことになる」
と語ったとしています。
竹内結子さんの突然の訃報に対して所属事務所『スターダストプロモーション』は、公式サイト上で27日に自宅で急死したことを伝えるとともに、「日頃よりお世話になっている関係者の皆様、応援して下さっているファンの皆様に、この様な辛いお知らせを申し上げることになり、あまりに突然の出来事で所属タレント、社員は驚きと悲しみで呆然としております。詳しい状況は現在確認中です。マスコミの皆様におかれましては、ご家族、ご親族の深い悲しみにご配慮いただきますよう、切にお願い申し上げます。」
とのコメントを掲載しています。
<↓の画像が、竹内結子さんが所属するスターダストプロモーションのコメント写真>
そして、竹内結子さんの訃報が伝えられるとネット上では「なぜ?」「どうして?」との声が上がり、竹内さんと公私ともに親交が深かったピン芸人・イモトアヤコさんを心配する声なども上がっていたのですが、元夫の中村獅童さんに対しては厳しいコメントも寄せられていました。
中村獅童さんは26日朝にインスタグラムを更新し、今年6月に現在の妻が出産した第2子となる次男・夏幹くん(なつき)が笑顔をみせている写真を投稿、「なっちゃんよく笑います。」と綴っていたのですが、その翌日に竹内結子さんの訃報が伝えられたことによって、
- 無神経すぎる
- 責任取れよ
- 彼女に一生謝罪する気持ちで生きろ
- 竹内結子さんや、前のお子さんも、これぐらい大事にして欲しかった
- あなたに非があって離婚したのに、インスタやYouTubeで幸せアピールするその神経が理解できません
などの誹謗中傷コメントが寄せられる事態となっていました。
中村獅童さんは2004年公開の映画『いま、会いにゆきます』で竹内結子さんと共演、これがきっかけで交際に発展し、2005年6月にできちゃった結婚、同11月に長男が誕生しました。
<↓の画像は、映画共演時の中村獅童さんと竹内結子さんの写真>
しかし、間もなく中村獅童さんの不倫疑惑が次々に浮上、これによって竹内結子さんは獅童さんとの離婚を決意し、2008年に離婚が成立してシングルマザーとなり、昨年2月に再婚するまで女手一つで子育てしながら仕事も続けていました。
そうした過去があることによって、中村獅童さんの再婚発表時や子供の誕生時などにはネット上で祝福だけでなく、否定的な声も多く上がっていました。
なお、中村獅童さんは竹内結子さんと離婚後も長男との面会は続け、再婚にあたっては長男にも相談、了承を得て再婚に踏み切ったことを明かしています。
ですが、竹内結子さんの突然の訃報を受けて、中村獅童さんのインスタグラムに誹謗中傷コメントが殺到する事態となっており、これに対しては誹謗中傷をやめるよう求める声も多く、ネット上では様々な意見がぶつかり合い大きな騒動に発展し、29日14時半時点で最後の投稿には2100件以上のコメントが寄せられています。
今年7月に俳優・三浦春馬さんが急死した際にも、2018年に熱愛が報じられた女優・モデルの三吉彩花さん(みよし・あやか 24歳)に心無い誹謗中傷コメントが寄せられ、三吉さんはその後インスタグラム・ストーリーズ(24時間で投稿が消える機能)に、「毎日しっかりと過ごしています。ただ、もう少し時間をください。何も整理できていなくて。ごめんなさい」とのメッセージを投稿し、心配の声が上がっていました。
スポニチが28日に報じた記事では、中村獅童さんも竹内結子さんの訃報に大きなショックを受け、コメントを出せる状態ではないことを伝えており、誹謗中傷はいつでもアウトの行為ですが、特に今はトゲのあるコメントを寄せるのは控えるべきでしょうね。