女優・歌手の神田沙也加さん(享年35)と“真剣交際”していた元彼氏で、2年前に芸能界を引退した元俳優・前山剛久さん(まえやま・たかひさ 33歳)が先月にインスタグラムアカウントを開設し、それから1ヶ月経って顔出し写真を初投稿したことで注目を集めており、芸能界復帰説も浮上しています。
前山剛久さんと神田沙也加さんは2021年にミュージカル『王家の紋章』で初共演し、その後結婚を視野に入れた真剣交際をスタートさせましたが、前山さんの女性問題などによってケンカが絶えなかったとされ、同11月から上演の『マイ・フェア・レディ』で共演中の12月18日に、沙也加さんが宿泊先のホテルで急死しました。
<↓の画像は、前山剛久さんと神田沙也加さんが『マイ・フェア・レディ』で共演時の2ショット写真>
前山剛久さんはその後、出演予定だった舞台を降板するなどして2022年1月に「心身の不調」を理由に芸能活動を休止し、同6月に『ワタナベエンターテインメント』を退所、同時に芸能界を引退したとスポーツ紙などに報じられました。
それから1年半以上経ち、2月になって突然インスタグラムのアカウントを開設し、「お久しぶりです。前山 剛久です。本日、33歳になりました。これから自分のやりたい事をやっていけたらと思います。」と意味深に綴り、韓国・ソウルで撮影の写真を投稿しました。
その後も韓国で撮ったとみられる写真を投稿していたのですが、20日に初めて顔出し写真を公開し、キャプションには一言「HOPE(希望)」と記しています。
<↓の画像が、前山剛久さんのインスタグラム投稿写真>
ニュースサイト『NEWSポストセブン』はこの写真について、「投稿された写真のなかで前山さんが立っていたのは、かつて将来を約束したパートナーである神田沙也加さんと共演予定だった舞台『マイ・フェア・レディ』の公演場所、大阪・梅田芸術劇場だった」
としています。
NEWSポストセブンの取材に応じた前山剛久さんの知人は、「結局、共演が果たされなかった『マイ・フェア・レディ』は彼にとっては“思い出”の作品なのでしょう。神田さんが亡くなった年明けに公演予定だった、梅田芸術劇場の前に立つ写真をわざわざSNSに載せるということは、『いまだに彼女に思いを馳せている』という気持ちの表れではないか」
と推測しています。
芸能界引退後の前山剛久さんの様子について知人は、「神田さんが亡くなった後の前山さんは心身衰弱の状態で、ひとりでは生活できないほどでした。そんな彼をお母さんが泊まり込みで面倒を見ていたそうです。神田さんとの関係もあり、前山さんには誹謗中傷が殺到しました。役者の仕事を続ける道も考えていましたが、苛烈なバッシングで断念せざるをえなかったと聞きます。活動休止後からこれまでどこの芸能事務所にも入らず、家族のサポートを受けながら、進退を模索していたそうです」
と明かしています。
また、『週刊女性』が先日報じた記事では前山剛久さんの知人が、「沙也加さんが亡くなった後も、前山さんは俳優仲間らに“飲みに行こう”と連絡していました。一方で『今後は事務所に所属せず、個人で活動していく』とも語っていたとか。昨年からは旧知の芸能関係者に『一緒に仕事しませんか』と連絡していたそうです」
と証言しています。
やはり芸能界復帰を視野に入れてインスタグラムアカウントを開設したようですが、初投稿から1ヶ月以上経った現在のフォロワー数は約4,800人で、引退前に使用していたアカウントの10分の1以下となっており、一連の報道によって多くのファンが離れたことがうかがえます。
前山剛久さんは神田沙也加さんが急死して以降に『週刊文春』によって、沙也加さんと同棲先のマンションを巡って口論となり、「死ねよ、もう。めんどくせぇな」「いいじゃん、もう死ねば。みんな喜ぶんじゃない?」などと言い放ったと報じられています。
さらに、神田沙也加さんと交際前に同棲していたグラビアタレント・小島みゆさんと連絡を取り続けていたことも判明しており、ネットに流出したLINEのスクリーンショットでは、前山剛久さんが小島さんに「神田さんと整理つけるのに、バタバタしてた」「なんとか別れたよ!笑」「今度話聞いてもらっても良い?」とのメッセージを送っていました。
こうした言動に神田沙也加さんは深く傷つき、突然の死に繋がったのではないかともみられているだけに、前山剛久さんの芸能界復帰に対しては、あり得ないといった否定的な反応が多く上がっていますが、今後個人でどういった活動をしていくのか見ものです。