女優・歌手の神田沙也加さん(旧芸名=SAYAKA 30歳)が26日、昨年夏の舞台共演がきっかけで交際に発展したという俳優・村田充さん(むらた・みつ 39歳)との結婚を発表。
沙也加さんはインスタグラムに、父親で俳優の神田正輝さん(66)と3人で撮影した写真を投稿し、神田さんも沙也加さんの結婚を祝福するコメントを発表しています。
<↓の画像が、神田沙也加さんがインスタグラムに投稿したスリーショット写真>
沙也加さんは結婚発表の翌日27日に、主演ミュージカル『キューティ・ブロンド』を上演する大阪市内の劇場前でマスコミの取材に応じており、左手の薬指に指輪をはめた沙也加さんは、記者からの祝福に対し「ありがとうございます」と笑顔を見せるなど、幸せいっぱいな表情を見せていました。
しかし、「お母さんに報告は?」という質問にはなぜか答えず、両手を合わせて「ごめんなさい」というポーズをして楽屋口へと向かいました。
<↓の画像が、取材を受けた神田沙也加さんの写真>
各スポーツ紙の報道によると、沙也加さんの母親で歌手の松田聖子さん(55)の所属事務所は、「本人と連絡が取れない状況で、出す予定はない」と回答しており、所属レコード会社の関係者も「連絡がつかない」と話しているとのことなのですが、再び沙也加さんと聖子さんの不仲説、母娘断絶説が浮上しています。
沙也加さんの母親である松田聖子さんは、交際を公に発表していた歌手・郷ひろみさんとの破局会見を1985年1月に行い、5ヶ月後の同6月には、映画『カリブ・愛のシンフォニー』で共演した神田正輝さんと都内の教会で結婚、1986年10月に沙也加さんが誕生しました。
<↓の画像は、1985年に結婚した神田正輝さんと松田聖子さんの写真>
その後1997年1月に2人は離婚(沙也加さんは当時小学校4年生)し、聖子さんが沙也加さんの親権を持ったのですが、聖子さんは1998年5月に、6歳年下の歯科医師・波多野浩之さんと交際わずか2ヶ月でスピード結婚。
沙也加さんは男性関係などが奔放な聖子さんに振り回されることになり、2015年1月に出版したスタイルブック『Dolly girl』では、「中学校は正直辛いことしかなかったです。結局4回転校を繰り返しました。最初は高校までエスカレーター式の学校に通う予定だったんです。でも入学ギリギリになって、親が海外を拠点として仕事をすることになって……」と告白。
沙也加さんは、中高一貫の私立校・M学園への入学手続きを済ませていたものの、聖子さんがアメリカ・ハリウッドで映画の撮影に入ることが決定し、継父の波多野さんもロサンゼルスの大学に通うことになったため、沙也加さんは千葉県内にある私立中学校に進学し、寮生活を送ることになりました。
そこで沙也加さんは激しいイジメに遭うなど辛い思いをしたといい、その時に沙也加さんが悩みを相談していたのは、聖子さんの母で祖母である一子さんだったといい、両親が離婚後から沙也加さんは祖父母に育てられていたと言われています。
そんな沙也加さんは2001年に、聖子さんが決めた芸名「SAYAKA」で日本の芸能界デビューを果たしているのですが、その後間もなく親子の間に確執が生じたと言われており、確執の原因は活動方針や沙也加さんの恋愛を巡るものだったなどと噂されています。
<↓の画像は、過去の親子ツーショット写真>
また、『東京スポーツ』(東スポ)の記事では、レコード会社関係者が2人の間に確執が生まれた原因について語っており、「聖子の心の中で娘でしかなかった沙也加が、同じ芸能界の舞台に立つことによっていつしか“ライバル”に変わっていったことだ。これにより聖子の沙也加に対する当たりがキツくなり、沙也加が聖子の元から飛び出した。かわいい孫娘に対するこんな仕打ちに対して、今度は聖子の母親が激怒。今度は親子間でも大ゲンカとなった」と説明しています。
このようにして親子関係は断絶状態となり、沙也加さんは2005年5月に高校卒業を区切りに芸能活動を休止、2006年12月に芸能活動を再開した際には芸名を「神田沙也加」に変更。
その後は女優、歌手、タレントなどとして幅広く活動し、2011年大晦日の『第62回NHK紅白歌合戦』では聖子さんと親子共演という形で出場し、『上を向いて歩こう』を披露。
<↓の画像が、神田沙也加さんと松田聖子さんが親子共演した際のツーショット写真>
また、2014年の『第65回NHK紅白歌合戦』に3年ぶり2度目の出場を果たした沙也加さんは、アメリカ・ニューヨークから中継出演し、その映像を見ていた聖子さんは涙を流していました。
<↓の画像が、神田沙也加さんの出演後に涙を拭っていた松田聖子さんの写真>
こうした様子から、親子の関係が修復されたと思われていたのですが、今回の結婚発表では父親の神田正輝さんとのスリーショット写真を投稿した一方で、聖子さんに関するコメントを避けるなどしていることから、やはり現在も親子の関係は良くないのではないかと不仲説が再浮上しています。
東スポの記事では、前出のレコード会社関係者が「表向きは仲直りしたことになっていたが、まったくそうではなかった。」「私生活では完全に疎遠になり、まともに口もきかないほど犬猿の仲になってしまった。」「沙也加の個人事務所設立も、結婚を機に母・聖子と決別するということに他ならない」と語っています。
28日付の『スポーツニッポン』(スポニチ)によれば、神田さんと結婚相手の村田充さんは5月13日に東京都内で結婚パーティーを予定しているそうなのですが、その日までに聖子さんが何かしらのコメントを発表するのか、今後何か動きがあるのか引き続き注目したいところですね。