タレントの神田うのさん(40)は、芸能活動以外に自身が手掛けるウェディングドレスやジュエリーブランドなどのプロデュースも行い、年商は100億円とも言われていますが、悪質な窃盗事件の被害に遭っていたことが分かりました。
これは2日発売の週刊誌『女性自身』が報じているもので、この事件の犯人は、神田さんの自宅に出入りしていたベビーシッターの女性(60)だということも明らかになっています。
神田さんは2007年に、かねてより交際していたパチンコ店やゲームセンター、都内を中心に不動産開発などを展開し、年商2000億円以上とも言われる「日拓グループ」の代表取締役社長・西村拓郎さん(45)と結婚、2011年10月に第1子となる長女を出産。
(↓の画像は、神田さんと夫の西村さんの写真)
出産後に神田さんは、子育ての環境を充実させることに力を入れ始め、2011年12月にベビーシッターの派遣を知人の会社に依頼し、そこで紹介されたのがAさん(60)だったそうで、神田さんはベビーシッターを4人雇っていたもののAさんが一番古株で、家族同然の存在になっていたと言います。
そして、Aさんが自宅に出入りするようになってから1年半が経過した2013年春に、神田さんが旅行へ持っていこうとした高級ブランド「エルメス」のバーキン(時価約200万円)というバッグが無くなっていることに気付いたそうなのですが、当初はまさか盗まれているとは思わず、どこかにあるはずだと気にはしなかったそうです。
しかし、バーキンの他にもエルメスのケリーバッグ、「ルイ・ヴィトン」や「シャネル」のバッグも無くなっていることが分かり、更には宝石類や腕時計なども見当たらなくなっていたことからおかしいと思い、神田さんはAさんに相談。
それに対してAさんは、「あの外国人シッターが怪しい」等と何食わぬ顔で嘘を言っていたそうで、結局は誰が犯人なのか特定は出来ず、昨年1月に警視庁赤坂署に被害届を提出。
神田さんの家から盗まれていたものは、神田さんが手掛けるダイヤモンドジュエリーブランド「DUNOA(デュノア)」のアクセサリー(合計300万円以上)、エルメスのバッグ(合計800万円)、オーダーメイドの18金のブレスレット(500万円)、その他に自宅から無くなっていたものは合計70点にも及び、総額すると時価3000万円は下らないと言います。
そして、警察は内部の犯行と断定して捜査を進め、ベビーシッターの方々も任意の取り調べが行われる事になったそうなのですが、Aさんは他のベビーシッター達に「そんなものは受けなくていい!」と激怒、更に捜査の手が自身に及びそうになると「仕事を辞めます!」と申し出たそうなのですが、昨年11月28日にAさんは自宅にいるところを逮捕され、Aさんの自宅からは神田さん宅から無くなっていたブランド品の一部が押収されたそうです。
逮捕後、Aさんは警察の取調べに対して大量の金品などを盗んだ動機について、「私の息子は発達障害を患っていて、服を買ってあげれば精神的に落ち着く。だから息子に服を買ってあげたかった」等と供述し、盗んだものについてはほとんどがブランドリサイクルショップに売られていたとのことです。
その後今年5月に東京地裁で行われた裁判にて、ベビーシッターという立場を利用した悪質性が問題視されたことから、窃盗事件の初犯であるにも関わらず、執行猶予は付かず懲役2年4ヶ月の実刑判決が下され、そして、この裁判では神田さんの陳述書も読み上げられ、「子供もショックを受けている」、「誰にでも疑いの目で見てしまう」などの精神的なダメージに加えて、「母がストレス性の突発性難聴になってしまった」といった衝撃の事実も明らかにされ、最後には「厳罰に処してほしい」という悲痛な思いで締めくくられていたと言います。
しかし、Aさんは控訴をして現在は保釈されており、家族で自宅で暮らしているそうで、神田さんの所属事務所によると「被告は弁護士を通じ5万円の分割で返済したいと申し込んできた」とのことなのですが、『女性自身』の記者はこの事件についてAさんはどのように考えているのか聞くために突撃取材を行っているのですが、話をしないように止められているのか、Aさんの口からは明確な回答はえられなかったようです。
これにネットでは、
- 子育てや家事や介護に他人が関わるとトラブルに巻き込まれるリスクがある。トラブルがイヤなら自分でやるしかないし、他人がやるならリスクはあると割りきるしかない。
- 気の毒な話なんだけど、うののこれまでの振る舞いや言動からどうしても同情できないんだよね
- 窃盗の被害に遭ったのはかわいそうだけど、子育ても家事も完璧にやっているようにテレビで言ってたけど、やっていたのはベビーシッターだったんだね。子供一人に四人って…。
- 被害受けた立場としては家族同然のようにと言いたくなるのは分かるけど、結果的には相手はそう思っていなかったと言う事でしょ。人間妬み、嫉妬なんてどこかあるから、窃盗されるキッカケになるような事は無かったのかね
- このベビーシッター、かなりの余罪がありそう。ベビーシッターなんて余裕のある家庭しか雇わないし、ある程度なら窃盗も気付かないかもしれない。60にもなって、犯行を息子のせいにしてかなり図々しい。飯島愛の経理のおじさんもそうだったけど、信頼して雇ってただろうに芸能人って大変だな…
などのコメントが寄せられていました。
神田さんは2日に都内で自身のウェディングドレスブランド「シェーナ・ドゥーノ」の新作発表会を開催し、その後行われた囲み取材で涙ながらに騒動について語っており、Aさんについては「一番信頼していて、まったく疑っていなかった」「逆に相談していたぐらい。お子さんも2人育てられた。仕事終わった後に一緒にシャンパン飲んだりすることもありましたし」と語り、バッグなどが無くなっていることに気付いた後にAさんに相談をしたところ、「私のものもなくなっている」と答えていたと言います。
また、長女はAさんに一番なついており大好きなベビーシッターだったそうで、居なくなってしまったのは自分のせいだと思っており、過去にAさんのカバンを開けようとして怒られたことがあることから、「だから、いなくなっちゃったんだよね」等と自分の事を責めてしまっているということも明かしていました。
神田さんの自宅ではバッグ置き場、ジュエリー置き場など決まった場所でそれぞれ貴重品を保存していたそうなのですが、鍵はかけていなかったことから誰でも自由に出入り出来る状態にあったそうなのですが、家族全員がAさんのことを信頼しており、見抜くことは出来なかったとも語っています。
自宅に複数のベビーシッターが出入りしているにも関わらず、きちんと貴重品を管理していなかったというところにも問題はあるかと思いますが、まさか家族同然の存在で信頼をしていたベビーシッターの方が窃盗をするとは思いもしないですからね…。
Aさんが控訴をしていることから、今後のこの事件の裁判は続く事になりますが、神田さんに対して謝罪の言葉が一切無いそうで、被害総額がおよそ3000万円とあまりにも悪質であるため、しっかりと罪を償わせてほしいところです。