7月26~28日の3日間にわたって開催される国内最大級の野外フェス『フジロック・フェスティバル』(新潟県湯沢町 苗場スキー場)に、電気グルーヴ・石野卓球さん(本名=石野文敏 51歳)がソロで出演することが5日に発表されました。
今年もフジロックには国内外の様々なアーティストが出演し、5日に発表された第3弾ラインナップでは、電気グルーヴ・石野卓球さんのほか、竹原ピストルさん、七尾旅人さん、思い出野郎Aチーム、平沢進+会人(EJIN)、ソウル・フラワー・ユニオン、CharxChaboなどの出演が発表されました。
電気グルーヴは1997年開催の第1回から何度もフジロックに出演しており、2016年に迎えたフジロックの20周年では、メインエリアのクロージングアクトを務め、今年は7月28日に出演を予定していました。
しかし、ピエール瀧被告がコカイン使用で逮捕されたことにより、フジロックなどのイベント出演が全てキャンセルされたのですが、昨年に引き続き石野卓球さんがソロで出演することが今回発表されました。
石野卓球さんは2000年以降にソロでもフジロックに複数回出演しており、電気グルーヴでの出演は実現しなかったものの、石野さんが出演することが発表されネット上では、
- 相方のためにもがんばって!
- 良かったよー!!!卓球のかっこいいDJ楽しみ
- 卓球のことだから多分 瀧の人形を出演させるな
- こうなるものだと思ってた。連帯責任で卓球まで出ないってのはおかしい。
- 卓球まで出演できなのはおかしいと思ってたのでよかった。それまでに捕まらないでください。
- まぁ当たり前ですよね。この人は何も悪い事してないんだから。思いっきり弾けて楽しませて欲しい
- 電気グルーブと卓球氏のソロでは大分テイストが異なりますが、Dj Ishino Takkyuはアシッドテクノ全盛期のイギリスでの大イベントでも回した経験が沢山あるくらいですから、楽しみですね。
- 自粛・中止のニュースばかりで陰鬱としていたムードの中、嬉しいニュース。電気グルーヴのポップさと石野卓球単独のガチテクノDJとでは方向性がかなり違うけど、今回の流れから卓球にエールを送りにいきたい気持ちが強くなっているファンは多いかと。
などのコメントが寄せられています。
ピエール瀧被告の逮捕によって予定していたライブは中止となり、電気グルーヴの作品は全て出荷停止、デジタル配信停止などの対応が取られ、石野卓球さんにも大きな被害が及ぶ事態になっています。
これに対して電気グルーヴのファンやアーティスト等からは、対応が過剰過ぎると批判の声が上がっており、3月26日にはライブストリーミングチャンネル・スタジオ『DOMMUNE(ドミューン)』にて、5時間にわたって電気グルーヴの音源をプレイするプログラムが組まれ、同番組はツイッターのトレンドで世界4位に入るほどの反響を呼び、視聴数もDOMMUNE史上過去最高の40万超えを記録しました。
こうした反響を呼んでいたので、今回出演が発表されたフジロックでの生パフォーマンス時には、非常に大きな盛り上がりを見せることは間違いなく、石野卓球さんがどういったパフォーマンスを披露するのか、ピエール瀧被告について何か言及するのかどうか注目ですね。