新型コロナウイルス感染を公表したタレント・俳優の石田純一さん(本名=石田太郎 66歳)が、21日に『サンケイスポーツ』(サンスポ)のインタビュー取材に応じ、現在の状態などについて語っています。
石田純一さんは10日に仕事で沖縄へ向かい、11日に仕事関係者らとゴルフをプレー中に倦怠感の症状が現れ、13日に帰京、14日に病院へ行ったところ肺炎の兆候がみられ入院、15日に新型コロナウイルスの陽性が判明しました。
15日時点では体温が38.8度まで上昇し、さらに息苦しさや頭痛が増すなど症状が悪化していたのですが、石田純一さんは今回サンスポの取材に対して、日本で開発された抗インフルエンザ薬『アビガン』(薬名:ファビピラビル)を服用したところ、症状が緩和されたことを初告白しています。
<↓の画像は、石田純一さんの新型コロナウイルス感染判明までの経緯>
石田純一さんは現在、徐々に症状が回復していることや世間を騒がせてしまったことから、自身の体験を話して国民に情報提供したいと考え、サンスポの取材に応じることを決意したといいます。
現在も東京都内の病院に入院中の石田純一さんは21日に電話取材を受け、「発症の自覚がなかったとはいえ、外出や県外自粛のご時世に仕事で沖縄に行き、多くの方にご迷惑とご心配をかけ申し訳ない」
などと謝罪の言葉をまず述べ、飛行機を使って沖縄へ行ったことを猛省していたといいます。
石田純一さんは11日に倦怠感を覚えた時点で、発熱やせき症状が無かったことで過労だと思ったといい、それによって13日に帰京するまで自身が経営する韓国料理店『J-chan 冷麺』でスタッフと打ち合わせをしたり、ホテル内のレストランで食事するなどしていたといいます。
これによって石田純一さんが宿泊していたセレブ御用達の有名4つ星『H』は、石田さんの新型コロナウイルス感染が公表された翌日の4月16日から30日まで、感染拡大防止のために臨時休業することになったのですが、石田さんはサンスポの取材に、「結果として飛行機の乗客、沖縄の人たちに多大なご迷惑とご心配をかけ申し訳ありません」
と謝罪しています。
そして、国内の一部患者に投与が行われているアビガンの服用を明かし、「アビガンなどいろいろな薬を投与していただいた。3日経ったころから平熱に戻り始めて、症状もだいぶ和らぎ、数値が正常に近づいてきた。お医者さまに感謝です」
と語っています。
<↓の画像は、高熱症状が現れていた時の石田純一さんの写真>
脚本家・俳優の“クドカン”こと宮藤官九郎さんも新型コロナウイルス感染後、アビガンを服用して高熱が下がり、陽性が判明してから1週間後の7日に退院しています。
18日に開催された『日本感染症学会』のシンポジウムでは、藤田医科大学微生物学講座・感染症科の土井洋平教授が、患者にアビガンを投与してから2週間後に、重症患者の6割、軽症・中症者のうち9割の患者で改善が認められたという結果を報告しています。
しかし、まだ十分に研究が進んでいないことや、副作用もあることから患者への投与は慎重に行われています。
<↓の画像は、国内外でのアビガン使用に関する動き>
石田純一さんの場合は、他の薬も併用して治療を行っているそうで、「私の場合、他の薬の副作用なのか血流が悪くなり、血液をサラサラにする薬を投与されているんです」
と明かしています。
石田純一さんが新型コロナウイルスに感染した感染経路として、4月5日にプライベートで参加した北関東のゴルフ場でのコンペ後の食事会が有力視されているのですが、ゴルフには一部上場企業の8人ほどが参加し、ゴルフ後に寿司を食べた食事会には、後から女性2人も参加していたことが判明しています。
この食事会に参加した女性2人を含む数人が新型コロナウイルスに感染しているのですが、石田純一さんはこの食事会について、「私の知っているメンバーは半分ほど。女性とも面識はなく、うち1人が『熱っぽい』と言っていたので、こんな時期に勘弁してほしいなぁと思っていたほどなんです」「ゴルフはたまたま、この時期に重なっただけ。最近は年間10ラウンドぐらいしかしないのになぁ」
と語っています。
サンスポの取材に対して石田純一さんはこのように語っているのですが、これに対してネット上では、
- こんな状況の中のコンペ、主催側にも問題はあるけどプライベートなら参加しなければよかっただけの事。
- 本当に目一杯の迷惑を掛けたことは事実として消えないですから、猛省して下さい。
最後のゴルフは年何ラウンド~の言い訳じみたコメントは要らないですね。
アビガン、志村けんにも早めに投与すれば効いたかな… - この方はどこまで他人に厳しく、自分に甘い人なんだろう。不倫は文化、とかもそう。
自分は感染しない、だから好きなことをしたい、そんな過信の塊の人が、都知事選に立候補していたんですね。 - こんな時期に勘弁して欲しいなってどの口が言ってんの?
自分は大丈夫だろうってどこかのアナウンサーと同じで自分勝手な考え。
結果家族を巻き込んだとしても自業自得だけど他人を巻き込む可能性もあるでしょ。 - 4月5日にゴルフに会食。10人で。この時期に。しかもゴルフしてない女性達が会食には合流って。
沖縄行ったのも悪いけど、そもそもこのゴルフ会食が元凶でしょう。このコンペの詳細を奥さんはご存知だったのかどうか。
知ってたら止めないとね。子供達までも危険に晒す行為でしょう。私だったらブチ切れしそう。 - 北関東で一緒にゴルフした女性が、熱っぽいと言って『こんな時期に勘弁してほしいな』って。
確かにそうだけど、でもそのコンペにこんな時期に自ら参加し、勘弁してほしいと思ったような人がいたような中、自身もあちこち移動しまくって、挙句に発症して。なんでいつも人のせいみたいな言い方するんだろう。
無責任にもほどがある。感染はお気の毒だけど、自分から感染りに行ってるようなもん。あまり同情できない。 - 11日から13日までゴルフ場予約していたから、沖縄行ったんじゃないの?
いまだに仕事で行ったとか、仕事の延長でゴルフしたとか、反省しているの?
緊急事態宣言出ているのだから、打ち合わせなら電話で出来たはずだ。
などのコメントが寄せられており、批判的な反応が多く見受けられます。
屋外で三密状態にならなければゴルフをしたとしても特に問題はないのですが、コンペ後に10人ぐらいが集まっての食事会を行ったのは問題あり、それからさらに5日後には、わざわざ沖縄へ渡って経営する飲食店で打ち合わせを行うなど、新型コロナウイルス感染予防に注意していたと言いながら、実際には感染リスクを軽視していると感じる軽率な行動をしています。
そのため、石田純一さんの新型コロナウイルス感染に対しては同情の声が非常に少なく、感染前にライブハウスなどを訪れていた宮藤官九郎さんと同様に、ネット上では炎上状態が続いていますね。
また、石田純一さんが4月5日に参加したゴルフコンペ後の食事会を巡っては、様々な憶測も飛び交う事態になっており、ニュースサイト『サイゾーウーマン』によれば、ネット上では不倫交際疑惑が浮上しているほか、週刊誌のスクープ潰しも疑われているとしています。
石田純一さんの感染経路として疑われているゴルフコンペ、食事会については、21日付の『スポーツニッポン』(スポニチ)が第一報を報じ、所属事務所『メロン』は同紙の取材に対して、「5日に当該のゴルフ場に行っていたことは把握している」「本人が入院中で聞き取りができないこともあり、どういった人と一緒にいたかなど、詳しいことまでは分からない」
と回答していました。
スポニチは他にも、食事会後に石田純一さんが「女性とどのような行動を取ったかは分かっていない」と意味深に記しており、これによってネット上では不倫交際を疑う声も上がる事態となっていたのですが、サイゾーウーマンによると、石田さんが北関東のゴルフ場へ行った件については、某週刊誌が取材を進めていたとの説もあるそうです。
記事では芸能プロダクション関係者が、「石田のほかに、IT企業や人材派遣会社の重役、さらには彼らの行きつけの飲食店関係者がいたという話も出ていて、食事会に参加したのは、彼らの“恋人”とみられています。石田側としては、週刊誌報道で他の参加者に迷惑を掛けたくなかったため、彼らの個人情報を伏せた内容で、先にスポーツ紙で報じてもらおうとしたのではないでしょうか」
と語っています。
石田純一さんの不倫疑惑に関してはあくまでも憶測でしかないようですが、次から次へと様々な情報が出てきており、現時点では公表されていないものの、3月中旬から下旬にかけてはハワイに滞在していたとの情報も流れており、石田さんの行動に対する批判は続いています。
一先ずアビガンの投与によって症状が緩和し、電話取材を受けられるぐらいまでの状態になっているのは何よりで、感染経緯や症状、治療内容などのより詳しい話に関しては、無事に退院してからどこかで話してもらいたいですね。