真木よう子が事務所独立、理由は泥沼契約トラブル? コミケ騒動や映画降板も関係?
女優・真木よう子さん(旧名=金森陽子 35歳)が、所属事務所『フライングボックス』から独立したことを30日発売の週刊誌『女性自身』が報じています。
真木よう子さんは昨年8月に同人誌即売会『コミックマーケット』でフォトマガジンを売ることを宣言し、クラウドファンディングによって制作資金を募ったことで非難の声が上がり、最終的にこの計画は中止となることが決定しました。
真木よう子さんはこの騒動を受けて、それまで更新していた自身のツイッターアカウントを突然削除したほか、主演ドラマ『セシルのもくろみ』(フジテレビ系)の収録をドタキャンしたことがスポーツ紙によって報じられた上、メインキャストとして名を連ねていた篠原涼子さん主演映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(大根仁監督 今年8月31日公開)からの降板も発表されました。
<↓の画像は、映画『SUNNY』のメインキャスト>
(左から、ともさかりえさん、小池栄子さん、篠原涼子さん、真木よう子さんの代役・板谷由夏さん、渡辺直美さん)
事務所側は映画降板の理由について「体調不良」と説明していたのですが、『女性自身』の記事で真木よう子さんの知人は、「心ないバッシングに、たしかに真木さんは弱っていました。一時は激やせして、顔面蒼白。心身共に相当なダメージを受けている様子でしたが、仕事への意欲だけは失っていませんでした。体調も戻りつつあったんです。ところが、いつの間にか映画を降板することになってしまいました」と証言しています。
こうしたトラブルの背景には、『フライングボックス』との間で生じていた泥沼契約トラブルがあるといい、真木よう子さんは中学卒業後の1998年に俳優・仲代達矢さん主宰の俳優養成所『無名塾』へ入塾し、2000年に退塾した後に『フライングボックス』に所属することになり、これまでは二人三脚で歩んできたといいます。
しかし、10年以上前から事務所との関係に悩んでいたと真木よう子さんの知人は語り、悩みの原因については「一番は待遇面での不満。事務所を信頼して、彼女は契約を更新する際も、言われるままにサインして、すべて任せてきたそうです。ところが、あるときあらためて自分の契約を見返してみたら、『えっ、これだけ?』となって……。真木さんからすれば、ギャラの額そのものではなく、信頼してすべて任せていたことを“騙された”と感じてしまったのでしょうね」と推測しています。
待遇面をめぐって数年前から契約更改の度に事務所側とは揉めていたそうなのですが、昨年起きた一連のトラブルによって事務所との関係はさらに悪化したといい、トラブルが起きている最中、事務所側は真木よう子さんを守ろうという姿勢を見せず、ネット上などでのバッシングはしばらく続くことになり、真木さんは事務所に対して不信感を募らせていったそうです。
ちなみに、コミケへの参戦については「個人の活動」として始めたもので、事務所はノータッチとなっており、参戦を表明した理由については「本当に己が良いと思うものにまで規制がかかり、皆様にお見せ出来ないフラストレーションを、正直抱えていた」ためと説明していました。
<↓の画像は、中止となったフォトマガジン出版プロジェクトのクラウドファンディングページ>
そして、これまで溜めてきた不満、怒りが爆発してしまった結果、『フライングボックス』から独立することを決意したようで、昨年9月頃から事務所との間で話し合いを何度も行い、年明けに事務所を辞める手続きが完了したといいます。
テレビ局関係者によると、契約自体は昨年12月23日で満了を迎えており、そのまま契約更新せずに事務所を離れることになったとのことです。
しかし、事務所関係者によれば、まだ3社ほどCM契約が残っているため、それらの契約が終了する7月以降に完全に独立という形になるようです。
『女性自身』は真相を確かめるため『フライングボックス』に確認をしたところ、電話口で「えっ……」と絶句し、期日までに回答を得られず、一方の真木よう子さんの代理人弁護士は「取材にはお答えできません」という回答だったとしています。
今後の活動について前出の知人は、「今後のことはまだ決まっていないようですが、独立後は事務所を通さず、個人として女優活動をしていくことになりそうです。彼女の演技力は誰もが認めるところ。独立は仕事の幅を広げるチャンスと、本人も前向きに考えているはずです」と語っています。
なお、『フライングボックス』の公式サイトには、真木よう子さんの写真やプロフィールなどが残ったままとなっています。(30日午前10時時点)
<↓の画像は、『フライングボックス』公式サイトの所属タレント写真>
そして、この報道に対してネット上では、
- 干されて終わりだな
- 独立する時期を見誤ったね。低視聴率ドラマの後オファーもなくなってるような状況では好条件で拾ってくれる大手事務所もないだろ
- 演技がちょっとね。そのまま辞めて心の治療したらいいのに
- フジのドラマ主演てある意味俳優にとってのデスノートだなw
- 演技力ないのにごり押しされてたけどもう終わりだね。変な男に洗脳されてコミケとか変なツイートやっちゃったのが運のつき
- 契約切れだから円満ではないけど問題になる独立ではないな。さすがに最低半年は拾う事務所はないだろうが
- タレントがトラブルメーカーだという記事が出たら、それはかなりの確率で独立がらみのネガキャンだな
- 大抵金絡みでやめるやめないのトラブルになるんだから、事務所は売れてる奴には景気よく払えよって毎回思う
- あの棒で定期的に仕事あったのって事務所かマネの営業力あってこそだろうに
などのコメントが寄せられています。
事務所との関係が悪化し、今後独立するといった噂は昨年から囁かれており、一部では『女性自身』が報じたイケメン実業家が独立を支援しているという説などがあり、真木よう子さん自身は個人事務所で活動していきたいと考えているといった噂がありました。
『週刊女性』も事務所側との間に溝が生じていたことを報じており、映画『SUNNY』からの降板について話し合いをするため、プロデューサーや大根仁監督側が場を設けたものの、話し合いの場に姿を現したのは真木よう子さん本人だけだったといい、マネージャーも同行していなかったそうです。
その理由は、降板を避けるため「降ろさないでほしい」と訴えかけるためだったとのことですが、最終的には事務所側が真木よう子さんの体調を心配したのか降板が正式に決定したといい、同誌の直撃取材を受けた真木さんは、自身で降板を決めたのかという問いに対して、「いえ、私が決めたことではないので……」と答えていました。
しかし、この時点では事務所を辞めるという噂について「いや、それはまったくないので」とキッパリと否定し、事務所側も同様に否定していました。
今回『女性自身』が報じた記事についても、関係者や知人による証言のみで構成されているため、実際に事務所との関係が悪化していたのか、契約をめぐってトラブルになっていたのかどうかは定かではないのですが、事務所から独立したのは事実ならば、後ろ盾が無くなることによって、さらに窮地に追い込まれそうな気がしてならないですね。
真木よう子さんはこれまで数多くのドラマや映画などに出演し、活躍し続けてきた女優ですが、昨年放送の『セシルのもくろみ』は視聴率が大コケしており、加えて演技も決して高く評価されているわけでもなく、コミケ騒動や映画降板などでイメージが悪化しているため、現時点で決まっている仕事が終わった後には、メディア露出が激減するという可能性も十分あるのではないでしょうか…。
【追記 1/30 22時10分】
『フライングボックス』が公式サイト上で真木よう子さんの事務所退所を正式発表し、このような形になった理由については「契約更新にあたり、今後の活動について、真木よう子本人との考え、方向性の相違から協議の末、契約満了という結論に至りました。これまでパートナーという関係の中で長年を過ごしたうえで、双方とも納得しこの日を迎えました。」と説明しています。
<↓の画像が、公式サイト掲載のコメント全文の写真>
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