ドラマ『古畑任三郎』シリーズや『ニューヨーク恋物語』(フジテレビ系)など、数多くのドラマや映画に出演し活躍していたものの、ここ数年は表舞台に姿を現すことがグッと減り、様々な憶測が飛び交っている俳優・田村正和さん(73)の近況を11日発売の週刊誌『女性自身』が伝えています。
田村さんは昨年3月12日、『松本清張ドラマスペシャル・地方紙を買う女〜作家・杉本隆治の推理』(テレビ朝日系)で主演を務めていたのですが、この作品に出演して以降は一切ドラマや映画に出演していません。
<↓の画像は、昨年3月放送の『松本清張ドラマスペシャル・地方紙を買う女〜作家・杉本隆治の推理』>
また、田村さんが驚くほど激ヤセしている姿が目撃されていると業界関係者が明かしており、田村さんと仕事をしたことのあるテレビ局関係者は、「都内のレストランで田村さんご夫婦とお会いしましたが、すぐには気付きませんでした。というのも顔はひと周り小さくなり、ポケットから出した手も驚くほど細くなっていたんです……」「お肉料理が運ばれてきたとき、田村さんの手は震えていました。ナイフでお肉を切ることができなかったみたいで、奥さんがそっと代わりに切り分けてあげていました。それもすべては召し上がらず、食も細くなっているようでした」と証言。
<↓の画像は、昨年3月にドラマの記者会見に登場した際の田村正和さんの写真>
そんな田村さんのことを支えてあげていたのは、3歳年上の妻・和枝さん(76)だったといいます。
田村さんはプライベートのことはあまり明かしてこず、謎に包まれている部分が多いことから、今から約3年半前の2013年11月にも、田村さんに死亡説が浮上していることをニュースサイト『日刊サイゾー』などが報じていました。
そして、現在の激ヤセぶりについて医療関係者は、「田村さんは冠動脈性心疾患の手術をしたそうなんです。心臓には血液を供給する左右の冠動脈がありますが、そこが詰まってしまったため6個のステントを入れたと聞きました。ステント施術は、網目状の金属筒を冠動脈内で拡げる手術。それにより血流を回復させるものです。普通の仕事やドラマ撮影をする分には支障もないですが、田村さんは完璧を求める人。それが長期の仕事セーブという決断につながったのかもしれません」と語っています。
真相を確かめるべく、同誌は4月上旬の早朝にウォーキングをする田村さんに直撃取材を行っているのですが、心臓のステント手術について聞くと、田村さんは「えっ」と驚いた後に一言「いいえ」と否定。
激ヤセしていることについて聞くと、田村さんは苦笑いしながら「よく言われる。体重も下がったしね。今は52kgぐらいかな。歳を取ると、やせる人と太る人がいるでしょう。俺はやせたんだよね」と答えたとのこと。
<↓の画像が、『女性自身』が撮影した現在の田村正和さんの写真>
なお、田村さんの公称身長は174センチ、標準体重は66キロ前後となっているため、標準よりも10キロ以上軽いということになります。
ここまで痩せていると身体にも何か問題がありそうですが、「体調面での問題は特にないのでしょうか?」という記者の質問に対して、「うん、身体は大丈夫。これから、京都の撮影所で仕事も待っているから。詳細はまだ言えないけど、時代劇のドラマ。4月から撮影も入っているので」と答えたとしています。
しかし、その一方では、田村さんが俳優としての引き際を考えているという情報もあることを伝えています。
関係者は「最近は仕事を選んでいて、昨年3月のドラマ出演の際は取材陣に『辞め時を模索中』と語っていました。もちろんオファーは今でも引く手あまた。にもかかわらず“引き際”を考えているのは、二枚目俳優であり続けてきた田村さんなりのダンディズムなのでしょう」と語り、すでに墓地の準備や亡くなった後の財産分与の準備も行っているといいます。
芸能関係者によると、約20年前に個人事務所の代表を妻・和枝さんにし、一人娘(46)を役員とした財産管理会社を設立したといい、長女は2001年に結婚をしているものの、その後も役員を務めているとのこと。
夫婦が住んでいる東京都内の豪邸は、田村さんの父・阪東妻三郎さんが遺した土地に建てられており、広さは1000平米以上の広さで、価格は7億6,000万円以上になるとも言われているそうなのですが、すでにこの土地の名義を田村さんや和枝さん、個人事務所と財産管理会社で分けているそうです。
このような準備をすでに行っているという田村さんに対して同誌は、「これからもずっと俳優業を続けていきますか?」という質問もしているのですが、これに対して田村さんは「いや、そんな気はありませんよ」と返答。
いつまで俳優を続けるのかと記者が聞くと、田村さんは苦笑いしながら「そっちで決めてよ」と答え、記者がこれからもずっと見ていきたいと言うと、田村さんは感慨深けに「そう?でも、もう十分にやったよなぁ。いろいろやらせてもらったからね、十分。十分やってきたから……」と噛み締めるように答えていたとのことです。
そして、これに対してネット上では、
- もう少しだけ見たい・・見ていたい・俳優さんの1人
- 元々痩せている方ですけどね…ご本人が大丈夫と言うのであればそっとしておいてあげましょ
- 田村正和さんと言えば、人前では食事をしている姿を決して見せない人だったような。俳優としてのプライドとこだわりを持っている方だから、あんまりプライベートで追いかけ回して欲しくないな。
- 渡瀬恒彦さんも、かまやつひろしさんも、菅原文太さんも、松方弘樹さんも、根津甚八さんも、みんな次々に銀幕のスターやミュージシャンが亡くなって行く。せめて、田村正和さんには長生きしてもらいたい。
- 余り、追いかけ回すようなことはせず静かにして上げてほしいです。病気療養中なら尚更
などのコメントが寄せられています。
田村さんの健康不安説は以前から囁かれていたものの、実際には特に病気をしているわけではないとも以前は報じられていたのですが、ここ数年で明らかに痩せており、見た目も老けたように感じられたのは病気の影響によるものだったのかもしれません。
今年3月14日には、田村さんよりも1歳年下の俳優・渡瀬恒彦さん、1月21日には1歳上の松方弘樹さんが亡くなっていますが、もし体に問題が無いのであれば、田村さんには出来る限り俳優としての活動を続けてほしいですし、より多くの作品に出てもらいたいという思いがあります。
しかし、現在の姿を見る限り体調はあまり良くは無さそうなので、あまり無理はせずマイペースに活動をしてほしいですね。