元タレントの“マーシー”こと田代まさし容疑者(本名=田代政 63歳)が、覚せい剤を所持していた疑いで逮捕されたことが明らかになりました。
<↓の画像は、“マーシー”こと田代まさし容疑者の逮捕報道写真>
各報道によれば、田代まさし容疑者は今年8月23日に、宮城県塩釜市内の宿泊施設で覚せい剤を所持していた疑いが持たれており、田代容疑者が宿泊した部屋から覚せい剤のようなものが見つかったため、宿泊施設側が警察に通報し、宮城県警が捜査を進めていたそうです。
また、11月6日に東京都杉並区高井戸西にある自宅を家宅捜索したところ、田代まさし容疑者の所持品の中から覚せい剤がみつかり、現行犯でも逮捕されました。
なお、宮城県警は捜査に支障があるとの理由で、田代まさし容疑者の認否については明らかにしていません。
田代まさし容疑者は過去3回、薬物事件で逮捕され有罪判決を受けており、1度目の逮捕で懲役2年・執行猶予3年の判決を受け、執行猶予期間中に2度目の逮捕で懲役3年6ヶ月の実刑判決が下されました。
これによって妻と離婚し、2008年に満期出所となりましたが、2010年に3度目の逮捕をされて前回と同じく3年半の実刑を受け、2014年7月に仮釈放後には、薬物依存者の社会復帰を支援する民間リハビリ施設『日本DARC(ダルク)』のプログラムを受け、それ以降は同施設の職員を務めながら、講演活動をしたり、テレビ番組に出演して薬物の恐ろしさを伝えていました。
6月には公式YouTubeチャンネル『田代まさし ブラックマーシー半生と反省を語る』を開設し、最近ではYouTuberとしても活動しており、逮捕前日の5日にも「ブラック ・マーシー 刑務所はつらいョ よそ見編」というタイトルの動画を投稿し、刑務所内での厳しい規則、罰則について語っていました。
そして、23日には広島で日本ダルクのスタッフとして講演予定でしたが、その前にまたしても覚せい剤事件で逮捕されたことに対してネット上では、
- 田代まさし氏は年齢も年齢だし辞めるのが難しそう
- 定期的に覚せい剤の恐ろしさを伝えてくれますね・・・
- 支えてくれている人たちの気持ちをここまで踏みにじるってのもすごいな。いや、これが薬の怖さか。
- 逮捕もいいけど、いい加減真剣に薬物医療施設の検討をした方がいいのでは?
- 最近動画配信とか見て面白いと思ってたのに残念。もうこの人はいい、消えてもらいたい。清原が再犯しないことを願う
- ダメだったか…薬をやらない日を一日一日積み重ねていく、その難しさを本人は説いていたけど…やっぱり薬は怖いね。
- もう、人間終わったな。今後、何をしたほうが良いか、本人はきっと解っているはず。
ただ、覚せい剤は一度染まったら二度と止められないという教訓を教えてくれたのも事実だろう。 - 段々と気の毒になってくる。薬物なんぞに走らなければ今頃、大御所MCとして活躍してただろうに。
地位や金があっても薬物の魔力には勝てないのだろうか。。。
などのコメントが寄せられています。
田代まさし容疑者はこれまでに、覚せい剤やコカインなど様々な違法薬物に手を出しており、何度逮捕されても止められないほどかなり深刻な薬物依存者です。
それを自覚している田代まさし容疑者は、出演した番組などではなぜ逮捕されても薬物を止められないのかとの問いに、「薬の魔力が勝ってしまってまた使って罰せられる。刑務所に入れられても、ただ“悪のコネクション”が広がるだけだった」
と答え、現在も薬物使用時の感覚が忘れられず、薬物を使用したいという衝動に駆られることを明かしつつ、「僕も完璧じゃないけど回復目指しています」「前は目標を立てていたけど、届かなくて挫折して、打ち砕かれてもう1回(薬物に)手を出したから、もうそういうことは考えないようにした」
などと語っていました。
<↓の画像は、薬物の恐ろしさを語る田代まさし容疑者の写真>
田代まさし容疑者はかなり重度の薬物依存者ということから、いつかまた薬物に手を出してしまうのではないかと思いつつも、ここ最近は少しずつ活動の幅を拡げ、表情や喋りなども元に戻りつつあると感じていたため、今回の逮捕はちょっとショックが大きいですね…。
今年4月には、元オリンピック体操日本代表選手の岡崎聡子さんが覚醒剤事件で逮捕され、10月に懲役3年4ヶ月の実刑判決が下されているのですが、岡崎さんもこれまでに10回以上逮捕されています。
田代まさし容疑者も岡崎聡子さんのように今後も事件を繰り返していきそうですが、これを最後にしてほしいものです。