タレント・モデルの田丸麻紀さん(たまる・まき 40歳)の夫で、会社経営者の武部毅さん(47)が、金融庁に届け出していない闇金の金主(きんしゅ:事業などの資金を出す人)になっていたことを13日発売の週刊誌『週刊新潮』がスクープしています。
『週刊新潮』によると、東京都内で自動車販売・修理業を営むAさんが武部毅さんからの被害を訴えているといい、Aさんが必要なお金の工面に困っていたところ、車屋仲間のBさんの口利きで武部さんから複数回にわたってお金を借りたそうです。
2017年8月ごろには、高級オープンカー「メルセデス・ベンツ SL」を担保に1000万円を借りたそうなのですが、「ベンツの引き渡しは、渋谷区広尾にある山種美術館近くの路上で行われました。その後、Bは『じゃあ武部のところに行ってくる』とクルマを運転していくので、『金主=武部』だというのはこちらももちろん分かってます」
と語っています。
その上で、ベンツを担保に得られた現金は900万円だったそうで、これは「(設定された月10%の金利が)前もって元本から差っ引かれて手渡される」ためといい、年に換算すると金利は120%となります。
出資法で課されている貸金業者の金利上限は年20%となっているのですが、武部毅さんが金主とみられる業者は貸金業の登録をしていないとのことです。
Aさんはこの他にも、「BMW 2002ターボ」を担保に400万円、自身が所有する茨城・筑波にある温泉ホテルを担保に5000万円を借りたことがあるといい、その証拠として武部毅さんが貸主として記載されている借用書の写しを『週刊新潮』に見せたとしています。
しかし、『週刊新潮』が武部毅さんに話を聞いたところ、代理人弁護士を通じて「業として貸金業を行った事実はありません」とキッパリ否定したとのことです。
この件に関して、消費者金融問題などを専門としている『日本弁護士連合会』の元会長・宇都宮健児弁護士(72)は、「その人物が貸金業法の登録が無いにも関わらず、そのような仕方で貸付を行っている場合、無登録で貸金業を行っていると見なされ、貸金業法違反に当たる恐れがあります」
と指摘しています。
この報道を受けてネット上では、
- これはアウトだろ。身内から政治家だからとか忖度しないでね
- さすが救急車をタクシー代わりに使う奴の夫だ
- セレブを気取った芸能人は結婚相手は怪しい人ばっかりですね。貸金業法に抵触しそうですね。忖度しないで徹底調査してください。
- 警察沙汰でもプライベートは変わらないし、尻拭いはパパまかせ。どこ吹く風なのかもな。この世界の人々は
- これ、今の宮迫や入江と同じで、被害者から巻き上げたカネで、優雅なセレブ生活を送っていた事になる。私は知りませんでした、で済むとは思っていないでしょう。
- 女性芸能人がセレブ婚、玉の輿と取り糾されれば少なからず金銭問題がついてくるね。
- いまさら? 結婚当初からヤミ金の噂あったでしょ。田丸は自分の美容と衣装に月300万円使うらしいから、ゲスい一族同士がくっついたね。
などのコメントが寄せられています。
こうした違法行為をしていた疑いのある田丸麻紀さんの夫・武部毅さんは、かつて自民党で農林水産大臣、幹事長、衆議院議院運営委員長を歴任し、昨年春に「旭日大綬章」を受章した武部勤さん(78)の次男です。
兄は、自民党で環境大臣政務官・内閣府大臣政務官を務めた武部新・衆院議員(たけべ・あらた 48歳)という政治家の一家です。
<↓の画像は、武部毅さんの母・武部涼子さん、父・武部勤さん、兄・武部新議員の写真>
田丸麻紀さんとは1990年代後半に出会ってから16年にわたり友人関係を続け、2011年夏ごろから交際をスタートさせ、2012年9月に結婚しました。
そして、2014年8月に第1子となる長男(4)、昨年7月には第2子となる次男(0)を出産しており、田丸麻紀さんはブログやインスタグラムで度々家族のことなどプライベートについて綴っており、自宅に寿司職人を呼んでホームパーティーをするなどセレブ生活を送っている様子です。
<↓の画像は、田丸麻紀さんと子供の写真>
そうした生活の裏では、夫が違法闇金で法外な金利を得ていたのが事実だとすれば、田丸麻紀さんの芸能活動にも大きな影響を与える可能性が高いでしょうね…。
ちなみに、田丸麻紀さんは大手芸能事務所『オスカープロモーション』に現在も所属し、結婚・出産後は女優・タレント活動は減少したものの、モデル活動は定期的に行っている様子です。
しかし、田丸麻紀さんは自身の今後や夫の疑惑を全く気にしていないのか、『週刊新潮』の記事が出た後もインスタグラムの更新を続け、長男が卒業式を迎えたことや歯医者に行ったことなどを報告しています。
夫の父親が元大物政治家ということもあり、浮上した疑惑が大きな騒動に発展することなく、ウヤムヤとなりそうな気配がありますが、告発が事実だとすれば問題であるため、警察にはしっかりと仕事をしてほしいものですね。