女優・片瀬那奈さん(かたせ・なな 本名=小島那奈子 39歳)と同棲交際していた恋人が、麻薬「コカイン」を所持していた疑いで逮捕されていたことを29日発売の週刊誌『週刊文春』が報じており、同誌はさらに片瀬さんにも薬物疑惑があることを伝えています。
『週刊文春』によれば、片瀬那奈さんと2015年から同棲交際していたIT企業の元社長・岡田英明容疑者(39)は、7月3日深夜に東京都内の宿泊施設で、“浮気相手”とコカインを使用しながら性的な行為をしていたところ、警視庁組織犯罪対策5課(通称:組対5課)の捜査員に踏み込まれ、コカインを所持していたとして麻薬取締法違反容疑で現行犯逮捕されたそうです。
その後、組対5課は片瀬那奈さんと暮らす都内の自宅も家宅捜索し、片瀬さんに尿検査も行ったそうですが、違法薬物は発見されず、尿検査の結果も陰性だったことから、片瀬さんは逮捕を免れたとのことです。
<↓の画像は、片瀬那奈さんと岡田英明容疑者の写真>
この情報をキャッチした『週刊文春』は、片瀬那奈さんの所属事務所『研音』に事実関係の確認を行いましたが、事務所側は当初、「(岡田容疑者とは)すでに交際及び同棲を解消しており、片瀬が家宅捜索や尿検査を受けた事実はございません」
と回答していました。
しかし、それから数日後に改めて事実関係の確認をしたところ、「報道に関して片瀬自身に改めて確認したところ、気が動転し事実と異なる報告をしてしまったことを謝罪し、捜索、及び任意での尿検査を受けた事実を認めました。ただし、捜索はあくまで岡田氏の私物に対するものであったと認識しており、尿検査の結果は報道のとおりです。訂正してお詫び申し上げます」
と、一転して家宅捜索や尿検査を受けた事実を認めたといいます。
ただ、片瀬那奈さんの薬物使用に関する質問には無回答だったとのことです。
片瀬那奈さんはなぜ一度ウソをついた後、家宅捜索や尿検査は事実と認めたのか気になるところですが、『週刊文春』は片瀬さんと岡田英明容疑者の周辺を徹底取材し、様々な情報を入手したことを明らかにしています。
記事では、片瀬那奈さんと岡田英明容疑者を知る長年の友人が、「私たちはナナに、『ヒデ君(岡田のこと)とは別れなよ。クスリはやめなよ』と言い続けてきました。でも、彼女は首を縦に振らなかった。彼らはコカインで繋がり、そのために離れられない関係だったのです」
と証言しています。
また、様々な関係者によれば、高校1年生の時にスカウトで芸能界入りした片瀬那奈さんは、18歳の頃からテクノミュージックに興味を持ち、クラブに出入りするようになったといい、2006年にはある音楽イベントで、片瀬さんがコカインを鼻から吸引する姿を目撃したとクラブ関係者が語っています。
<↓の画像は、デビュー間もない頃の片瀬那奈さんの写真>
さらに、「当時、20代半ばの彼女はファッション関係のジャンキー(薬物乱用者)と交際。その関係は8年ほど続いた」
と証言しています。
その男性と破局後、2013年に俳優・溝端淳平さんとの熱愛交際を報じられましたが、2015年1月に2人は破局したといい、「純朴な溝端君はナナの“裏の顔”を知らなかった。ナナは別れた後、かなりへこんでいて、傷心の彼女に近づいたのがヒデ君だったんです」
と、前出の友人が明かしています。
その当時、港区芝浦にある地上47階建ての超高層タワーマンションに住んでいたという片瀬那奈さんは、毎週末自宅でパーティーを開き、得意のDJプレイを披露したり、手料理を振る舞うなどしていたといい、そこに集まる仲間たちの中に岡田英明容疑者もいたとのことです。
この集まりは健全なものではなかったといい、「当時、ヒデ君は渋谷区広尾のマンションに住んでいて、金曜日は彼女の家、土曜日は彼の家という風に持ち回りで“ドラッグパーティ”を開くようになった。ナナが好きなのは大麻、コカイン、MDMA、LSD。唯一、覚醒剤だけは手を出さなかった。一方でヒデ君はコカイン一辺倒でした」
と友人が語っています。
そんな2人は2016年3月末から、世田谷区内の賃貸物件で同棲生活をスタートさせ、そこでも“ドラッグパーティー”を開催していたといい、薬物は岡田英明容疑者が調達していたそうです。
同棲開始から3年後の2019年初めには、「ナナが警察に追われている」との噂が出回り、友人や仕事関係者たちは「やっぱり気をつけたほうがいいよ」と忠告したそうですが、「私はいつでもコカインをやめられる。だって、中毒じゃないし。事務所の力も強いから(疑惑が報じられても)大丈夫だし」
と言い放ったといいます。
その後、2019年9月には裁判所から「捜索差押許可状」が発付されたそうで、その経緯について捜査関係者は、「当時、片瀬の関係先の廃棄物を薬物鑑定したところ、片瀬が使用したと見られる女性用品などからコカインの陽性反応が出ていたのです。一般的にガサ状(捜索差押許可状)は、押収物などから1ヶ月間におおむね2回以上の陽性反応が出ないと裁判所で認められない。(ガサ状の)発付が認められたということは、然るべき根拠があったということです」
と語っています。
捜査員が片瀬那奈さんの自宅へ向かったのは、2019年9月17日午前8時過ぎといい、複数の捜査員たちが自宅を取り囲んでガサ入れを実行しようとしたものの、2人の動向が掴めなかったことで仕切り直しとなったそうです。
それから2ヶ月後の同11月16日の早朝に、片瀬那奈さんの親友で女優・沢尻エリカさんが、渋谷のクラブ『WOMB(ウーム)』から帰宅したところで捜査員に職務質問され、尿検査の結果は陰性でしたが、自宅から合成麻薬「MDMA」の粉末入りカプセルなどが発見され、麻薬取締法違反で捕まりました。
<↓の画像は、沢尻エリカさんと片瀬那奈さんの写真>
この事件報道後に片瀬那奈さんは涙ながらに、「何も知らなかったのは本当に悲しいし、裏切られたような気持ち。近かったからこそ言ってほしかったし、私は怒りたかったし…」
などと語っていました。
片瀬那奈さんはその後、自身にも薬物使用の疑いの目が向けられていることを受けて、自ら毛髪鑑定と尿検査を受けたいと事務所側に直訴し、検査を受けた結果が「陰性」だったことが2019年12月に『週刊女性』に報じられ、事務所側も事実と認めていました。
それから1年半が経ち、今度は片瀬那奈さんと同棲交際していた恋人がコカイン所持容疑で逮捕されたわけですが、『週刊文春』の取材に対して岡田英明容疑者の仕事関係者は、「実は、彼女は今回の逮捕を受け、慌てて岡田との関係を切ったのです。保釈後も同棲先に戻ることができないように、彼の私物を仕事関係の他の場所に移してしまった。そして彼女自身も引っ越しの準備を着々と進めています。一方、岡田は(留置場で)接見した仲間に対し、『ナナとは別れる。交際関係を清算するしかない』と話しています」
と証言しています。
片瀬那奈さんが岡田英明容疑者らと共に、本当にコカインを使用していたのかどうか現時点ではまだ不明ながら、『週刊文春』の記事では2人とかなり近い人物による詳しい証言が掲載されているほか、警察がガサ入れに踏み込もうとした日時も記されていることから、2年前から警察にマークされていたというのは本当なのかもしれないですね。
また、片瀬那奈さんが薬物を使用していたことを裏付ける証拠等は、家宅捜索時には見つからず、体内からも違法薬物の成分は出なかったとのことですが、「片瀬が使用したと見られる女性用品などからコカインの陽性反応が出ていた」と捜査関係者が語っており、本当にそうしたモノを警察が入手しているのだとすれば、今後もマークは続きそうです。
そして、片瀬那奈さんはすでに2度の薬物検査で陰性の結果が出ていますが、これからも定期的に薬物関連の報道が出てしまうと仕事に影響が出そうで、今後本人や事務所側がどういった動きに出るのか見ものですね。