元陸上競技の選手で400mハードルで日本記録を持ち、2001年と2005年には世界陸上で銅メダルを獲得し、また2000年のシドニー五輪から2008年の北京五輪まで3大会連続で五輪にも出演し、現在はスポーツコメンテーターとして活躍する為末大さん(35)ですが、ある発言が原因でネットユーザーとの揉め事が起きているようです。
為末さんは13年10月にも「努力すれば成功する、は間違っている」などと持論をつぶやいたことで批判が殺到し、ツイッターが「炎上」していました。
そして、今回問題となったのは、2014年1月15日にWEBメディア「Japan In-Depth(ジャパン・インデプス)」に掲載された「他人の浮き沈みに一喜一憂し、誰かをけなす事で憂さを晴らす。でも、朝起きてみれば自分の人生は何も変わっていない」という一文。
この一文にネットでは、批判ばかりを書き込んで「炎上」させている一部のネット民に「クリティカルヒットしている」などと話題になり、為末さんのツイッターが「炎上」したことに対する仕返しの文章なのではないか、などいった憶測も生まれている。
これにネットでは、
「変わらないならいいことじゃないか、世の中変わるのがいいことだけとは限らんしな」
「また秀才馬鹿がモノ分かったような発言」
「偉そうに正論述べても人生変わらないもんなw これはお互い様」
「言い方に問題があるって気づけよ、同じ内容でも選ぶ言葉と文章の構成次第で、全然違うんだからもっとしっかり沢山の本を読んで勉強しなはれ。自分で自分の評価をわざわざ下げるのはやめな」
「誰かを貶めるのは良くないと言う風潮は悪人が得するだけ、某投資会社の広告塔さん」
などのコメントがありました。
為末さんのTwitterを覗いてみると、色々と持論を展開してフォロワーとの言い争いを常日頃からしているようですね。
為末さんの正論には以前多くの方から批難が殺到したようですが、スポーツ選手は下手に夢を見させるようなコメントをする人が多く居るので、中には為末さんのような身も蓋もないことを言う方がいた方が、面白くていいと思いますけどね。