身長170センチ未満の男性やAカップの女性に「人権なし」という発言で大炎上し、所属チームやスポンサーから契約解除されたプロゲーマー・たぬかなさん(本名=谷加奈 29歳)が21日、謝罪コメントを投稿後初めてツイッターを更新し、その内容がネット上で物議を醸しています。
たぬかなさんは国内2人目となる女性プロゲーマーで、プロゲーミングチーム『CYCLOPS athlete gaming』に所属し、人気格闘ゲーム『鉄拳』シリーズのプレーヤーとして国内外の様々な大会に出場し活躍していました。
そんなたぬかなさんが2月15日に行ったライブ配信の中で、『Uber Eats』の男性配達員から連絡先を聞かれたと明かし、「背が低くて、多分165センチくらいしかなかった。165もないんちゃうかな?くらいの。その時点でもう『無いな』ってなってしまった。」「170(センチ)ないと、正直人権ないんで。170センチない方は『俺って人権ないんだ』って思いながら、生きていってください。骨延長の手術を検討してください。『骨延長手術』で調べてください。170あったら人権がちゃんと生まれてくるんで」「ホンマちっちゃい男に人権あるわけないだろお前、調子のんな。こっちはね、チビにはキチーんだよ。」
などと発言しました。
その後も、「君らも思うっしょ?Aカップに人権なくない?一緒よ。Bでギリ出てくるんちゃう、人権。一般的にはCからが人権だと思う」
といった発言をしていました。
これらの発言がネット上で物議を醸し、複数のメディアにも取り上げられたことで大炎上状態となり、所属チーム『CYCLOPS athlete gaming』の運営会社は17日に契約解除を発表しました。
また、たぬかなさんと2018年から「eスポーツ・アスリート」契約を結んでいた『レッドブル(Red Bull)』も、契約解除したことを明らかにしています。
ネット上ではその後も、たぬかなさんが過去にも過激な問題発言をしていたとする情報、それを裏付ける証拠の動画も上がっていました。
そうした中で、たぬかなさんは21日未明にツイッターを更新し、「お騒がせしております。皆様の正当な批判は受け入れ、深く反省しております。しかし一部でLGBTや黒人差別等の捏造や画像加工による自作自演の捏造などを弁護士に相談してるところです。虚偽事実の拡散は違法という回答を得ておりますのでおやめ下さい」
と、事実と異なる捏造した情報の拡散を止めるよう訴え、そうした行為には法的措置も辞さない構えだとしています。
<↓の画像が、たぬかなさんのツイート写真>
しかし、このツイートにも批判が殺到したためか、間もなくこのツイートも削除していたのですが、この件に対してネット上では、
- 反省してなくて草
- 人生終わったから1人でも多く道連れにする気か
- 無職なんだから貯金大事にしとけよ
- もうアカウントも消してネット上から姿を消すしかないよ。職を探そう、まだ30なら何とかなるだろ
- 捏造はアカン
- 今度は中傷してた奴が燃やされるターン
- 訴訟と反省の有無は関係ない。やり過ぎた奴は訴えられた方が良い
- 捏造して叩くやつもクズだし、お互いやりあえばいいよ
- ゲーム的に考えてもこんな出方は悪手だと分かりそうなものなのに。この人いったい何のプロやってたの
- 消したってことは実は弁護士に相談してるってのも嘘だったか。嘘だったら脅迫罪になるしそりゃ消すわな
- 「私も悪いけど、お前らも悪い」これ一番やっちゃダメなパターンだよ。
言いたいことあっても悔しくても黙ってるのが最善。煽って、さらに燃料くべてどうすんだよ
などの声が上がっています。
たぬかなさんの人権なし発言で大炎上している最中にネット上では、たぬかなさんが過去に、「30以上の女は羊水が腐ってる」「実家ぐらしの男は同じ人間とは思えない」「ハゲは前世で悪いことをしたからハゲている」「LGBTは声だけでかい精神異常者の集まり」「鬱と黒人は甘えを捨てれば治る」などの発言をしたとする情報が拡散されていました。
しかし、これらの情報はソースが不明で、証拠となるような動画なども無いことから、アンチが捏造したものだったのかもしれません。
ただ、たぬかなさんが誕生日に行った配信中に、アンチから「この世から消えろブス」といったコメントが寄せられた際、「人様に嫌な思いをさせることぐらいしかできないなら、ホンマに自殺した方がいい、早く自殺した方がいい。これは勧める。」「私よりもゲームも弱い、顔も汚い、生きとる価値もない、どうせ低所得。なんなら正社員にもついてないような“社会のゴミオブゴミ”」「誕生日にそれ書きに来るんは死んだ方がいいで。ホンマに自殺しろ。オイっ!!自殺しろ」
と、ブチギレ激怒しアンチに暴言を吐いていました。
また、「自殺しろ」という言葉を視聴者に咎められると、「なんでプロゲーマーが言ったらアカンの、逆に。向こうはさ『この世から消えろブス』って言ってきてんねんで。じゃあ私もさ、じゃあ『お前自殺しろ』でイーブンどころか、向こうの方が勝ってるやろ。流石に。」
と訴えていました。
もしアンチが自殺配信をしたらどうするかと聞かれると、「見に行く!見に行く!『よくやった!』って言ってやるわ。『お前の選択は本当に正しい、世界が平和になる。よく勇気を出した、行け!』って言ったる。」
とも語っていました。
- たぬかなさんがアンチの書き込みにブチギレ激怒動画(Twitter)
たぬかなさんは口が悪いことで有名なプロゲーマーだったそうで、以前から過激な言動が問題視されていたといい、今回の炎上騒動に対しても驚きはない、なるべくしてなったという反応がかなり多く上がっていました。
今回即削除したツイートを巡ってもネット上では、逆に批判が殺到する事態となっており、自業自得といった声も上がっているのですが、発言を捏造するのは問題で、批判ではない誹謗中傷行為もアウトです。
たぬかなさんは以前から、アンチによる誹謗中傷行為に悩んでいることを明かしており、所属チームを通じて警告文をネット上に掲載していたこともありました。
過去には法的措置を考えながらも、時間や労力、お金がかかること等から訴訟は断念したそうですが、今回の騒動では今後何かアクションを起こすのか、そしてゲーマーとしての活動はどうなるのか注目したいですね。