東京五輪の競泳日本代表・瀬戸大也選手(せと・だいや 27歳)が、400m個人メドレーに続いて200mバタフライも決勝には進めず、非常に残念な結果になっていることに加えて、ネット上での批判に対して「むかつく」などの発言をしたことで物議を醸しており、再び炎上状態になっています。
瀬戸大也選手は24日に、金メダル獲得に大きな期待が寄せられていた400m個人メドレーの予選に出場し、レース後半まで1位をキープしていたものの、残り50mで4人に抜かれてしまい、自己ベストよりも4秒以上遅いタイムで予選全体9位の結果で、まさかの予選敗退となりました。
<↓の画像は、400m個人メドレーで予選敗退した瀬戸大也選手の写真>
瀬戸大也選手は大会直前に受けてスポーツ紙の取材に対して、400m個人メドレーで金メダルを獲得する確率は「99%」と自信を見せ、「金メダルは絶対に取る。金メダルよりも出したいタイムがある」と語り、自己ベストを2秒上回る4分4秒台を目標に掲げていました。
しかし、結果は予選敗退という残念すぎる結果となっており、レース後の取材で瀬戸大也選手は、「ちょっと自分でも信じられない」「(決勝進出ラインの)読みもメチャクチャ間違えました」「最後、混戦になるかなとは思っていたけど、順位は何番でもいいので、明日ベストパフォーマンスができるように気持ちよく最後の自由形も泳いでいて。(周りが)頑張ってるなぁ、と見ながら自分が追っかけなくていいやと思っていて」「(決勝に)残るだろうなと思ったけど、そんなに甘くなかったですね」「率直に、もう1回泳ぎたいなというのはありますね。決勝で」
などと語り、レース展開の読み間違いで予選敗退となったことを悔やんでいました。
これらの発言に対してネット上では、「言葉が軽い」「他の選手に失礼」などの批判が殺到し炎上状態となり、26日の200mバタフライ予選を通過後のインタビューでは、「流したという表現になるけど、余力を持って予選を泳ぐのが自分の戦い方。ネットですごいいろんなこと言われてめっちゃむかつきますけど、戦っているのは自分。気にもしつつ、あまり気にしないところもあるので、そういうのも自分のパワーに変えたい」
などと語り、この「めっちゃむかつく」発言も物議を醸すことになりました。
瀬戸大也選手の発言に対してネット上では、
- むかつくなら口じゃなくて結果で見返すしかない
- まだ未熟だね。だけど、日本代表として頑張ってほしい気持ちは、皆持っているんだよ。
むかつく前に、なぜそのようなことになるのか、自分と向き合うことが必要なんだよ。 - こんな発言するなんてガッカリだな。確かにアンチの言葉はひどくて腹立つかもしれないが、言うならオリンピック終わってからでよかったのでは
- 瀬戸大也を見てると人として応援したくなるような人がアスリートであって欲しい。
せっかくの大舞台で同じ日本人なのに応援したくなくなる発言とか行動が多くて残念 - いっつも発言が浅くてダサい。せっかくの実力を自分の発言で下げてるの気付いてほしい。
もういい歳なんだから。内村航平選手の謙虚さと気遣いを見習ったら - この場でめっちゃムカつくとかいう発言をしてしまう人間性をまず疑う。頭が良くないのがはっきり出てしまってる
結果をそこそこ出したとしても、感動なんて出来ない - 発言が幼稚だね。いい大人なんだから自分の立場をよく理解して欲しい。
観ている人たちの感情を逆なでするような発言は控えた方がいいよ。そうじゃないと、また奥さんが火消しに走らなきゃいけなくなるぞ。
などと批判の声が上がっていました。
そんな瀬戸大也選手は、27日に行われた200mバタフライの準決勝で予選よりもタイムを落とし、全体11位で決勝進出を逃す結果となっており、レース後のインタビューでは、「ちょっと、うまく泳げなかった。難しいなと思います。しっかりと結果を残したかったですけど、メチャクチャ流れ悪い」「2種目ともこんなイメージではなかった。悔しいを通り越してよく分からない。いってるつもりだけどブレーキがかかっている感じがする」
などと語っていました。
この発言もまた物議を醸しているほか、妻で元飛込競技選手・馬淵優佳さん(まぶち・ゆか 26歳)が26日放送の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)に出演し、「そもそもオリンピックに出られるってこと自体がすごいこと」「選手は全力で戦っている」「あのレースが終わってから、金メダルが取れなかったからと言って心無い言葉を言う方も中にはいらっしゃる」「直接、選手達に応援が届かない分、SNSの言葉がすごく強く選手達に届く」「まだまだオリンピック始まったばかりで、これからいろんな選手が闘っていくので、SNSの方でも温かい声援で選手達を応援してほしいと感じました」
などと呼びかけていたのですが、これもまた火に油を注ぐ結果となっていました。
<↓の画像は、瀬戸大也選手の妻・馬淵優佳さんの写真>
瀬戸大也選手は昨年9月に不倫スキャンダルをスクープされ、所属していた『ANA』から契約解除、さらに『日本水泳連盟』から昨年いっぱいの活動停止処分が下されたものの、法を犯したわけではないとして、東京五輪代表権に関しては維持となりました。
その後はレース出場のために、昨年からコーチを務めている同級生やトレーナー等を中心メンバーとした任意団体『TEAM DAIYA』を設立し、東京五輪開幕直前まで長野県にある国内唯一の高地トレーニング用屋内プールでトレーニングを重ね、徐々に調子を上げてきていると言われていました。
そして、大会前には99%の確率で金メダルを獲得できると豪語しながらも、すでに2種目で予選敗退となり、インタビューでの言動も問題視されてバッシングの嵐となっており、不倫スキャンダル以来の炎上状態が続いています。
瀬戸大也選手は不倫スキャンダル後の対応を巡っても物議を醸し、イメージが著しく悪化しており、このままメダル0個で東京五輪を終えた場合には、世間からさらに厳しい言葉を浴びせられることが予想されます。
瀬戸大也選手にとって最後の出場種目となる200m個人メドレーは28日に行われ、瀬戸選手は「ベストを出せば金もなくはない」と語っていますが、是非ともベストを尽くし最高の結果で東京五輪を終えてほしいです。