女優の上野樹里さん、桐谷美玲さん、『AAA』の“Nissy”こと西島隆弘さんなど、多くの有名芸能人が3月をもって芸能事務所からの独立を発表し、ほとんどが円満退所とされています。
しかし、『研音』からの退所を発表した俳優・瀬戸利樹さん(せと・としき 26歳)は、昨年報じられた女性スキャンダルが原因による“実質的なクビ”だと、週刊誌『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』が伝えています。
瀬戸利樹さんは自身のインスタグラム上で、「3月31日をもって、9年間お世話になりました研音を退所することとなりました。高校を卒業したばっかりの僕はこの事務所で一から学び励まされ、沢山のチャンスと様々な経験の場を頂きました。これまで育ててくださったことに心から感謝しています。」
と、研音からの退所と感謝の言葉を綴っています。
今後については、「引き続き、俳優活動を邁進していきたいと思っています。(中略)今後のお仕事のお知らせは引き続きTwitter、Instagramで報告をさせて頂き、新しいホームページなどは後日報告致しますのでお待ち頂けると幸いです。」
と報告しています。
一方で研音は、公式サイトなどで瀬戸利樹さんの退所をアナウンスすることなく、研音が管理していた瀬戸さんの公式サイト、研音の公式サイト掲載のプロフィールページなどを削除しています。
瀬戸利樹さんは2014年に、嵐・二宮和也さんが主演したドラマ『弱くても勝てます 〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜』(日本テレビ系)で俳優デビューしました。
2016年には『仮面ライダーエグゼイド』(テレビ朝日系)に出演し、鏡飛彩/仮面ライダーブレイブ役を演じたことで人気・知名度が急上昇、その後は毎年複数の映画やドラマ、舞台、CMなどに出演し、情報バラエティ番組『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)や『ラヴィット!』(TBS系)にも出演していました。
幅広い活躍でさらなる飛躍が期待される中で、大手芸能事務所の研音を突然退所した裏側について週刊女性PRIMEは、「『文春オンライン』が、新型コロナウイルス感染拡大防止のため東京都に緊急事態宣言が発令されていた中、六本木のカラオケバーで“20人超えの飲み会”に参加し、朝まで遊んで美女をお持ち帰りした……などと報道。『文春』の取材を受けた研音は、『社会の一員としての自覚を持ち、責任ある行動を実践していくよう厳重に注意いたしました』とコメントしていましたが、瀬戸に対して本気で激怒していたとか。結局、この“自粛破り”が影響し、退所というか“実質的なクビ”という流れになったようです」
と伝えています。
『文春オンライン』の報道が原因で、研音をクビになったというのは事実なのか否かは不明ながら、瀬戸利樹さんは昨年7月4日に、コロナ禍の大パーティー参加や清楚なアナウンサー風美女のお持ち帰り現場、グラビアアイドル・宮瀬なこさんとの密会などを報じられ、ネット上では大炎上状態になっていました。
この報道から間もなく、『博多華丸・大吉』の2人と共演していた『ライフネット生命』のテレビCMが放送されなくなり、公式サイトのCMギャラリーからも動画が削除されるという不穏な動きがありました。
<↓の画像は、『ライフネット生命』CM出演の瀬戸利樹さん、博多華丸・大吉の写真>
それから半年以上が経ち、瀬戸利樹さんは自身のインスタグラム上で研音からの退所、独立?を事後報告し、一方の研音は瀬戸さんの退所には一切触れておらず、実質的なクビというのはあながち間違っていないのかもしれません。
ちなみに、俳優・竹野内豊さんが昨年末をもって研音を退所、独立する際には、1ヶ月前に研音の公式サイト上で直筆のコメントが公開され、当面の間は研音が仕事の窓口を務めることもアナウンスされていました。
また、女優・タレントの片瀬那奈さんも昨年9月末をもって研音を退所、独立しましたが、研音は当日に公式サイト上で片瀬さんの退所を発表しています。
片瀬那奈さんも独立前に週刊文春によって、同棲恋人が違法薬物事件で逮捕され、任意の事情聴取や尿検査を受けていたことを報じられ、これに対して片瀬さんが事務所の聞き取りに虚偽の説明を行い、それが原因で事務所との信頼関係が崩れてクビになったとも言われています。
研音は、芸能界最大の業界団体『日本音楽事業者協会(音事協)』の正会員で、多くの人気タレントを抱えている大手芸能事務所なので、クビになったというのが事実であれば、今後ネガティブな報道が相次いだり、これまでのようにドラマや映画に出演するのが難しくなる可能性が高いですが、スキャンダルにはくれぐれも気を付けながら、新たな仕事を獲得できるよう頑張ってほしいですね。