漫画家・東篤志が交通事故で死去。私立探偵レイモンドの作者亡くなる。バイクでトラクターに衝突、事故の原因は…
漫画家の東篤志さん(ひがし・あつし)が10月31日に、交通事故によって亡くなられていたことが分かりました。52歳でした。
『読売新聞』によると、東京都国立市富士見台に住む東篤志さんは31日14時半ごろに、山梨県富士河口湖町富士ヶ嶺の県道を大型バイクで走行中、交差点を右折しようとしていた農業男性(41)が運転するトラクターに後方から衝突したとのことです。
この事故によって東篤志さんは全身を強く打ち、死亡が確認されたといいます。
山梨県警・富士吉田署によると、事故発生現場は片側1車線で、農業男性が運転するトラクターは肥料を散布する車両を牽引していたとのことです。
<↓の画像は、車両を牽引しているトラクターのイメージ写真>
東篤志さんは、1991年~1994年まで『少年サンデー増刊号』に掲載の近未来SFアクション漫画『私立探偵レイモンド』で漫画家デビューし、その後もいくつかの作品を出しており、現在は背景屋として、小学館から出版されている『日本史探偵コナンシリーズ』(全12巻 原作:青山剛昌さん)の表紙、本編の背景を描くなどしていたようです。
<↓の画像は、『私立探偵レイモンド』と『日本史探偵コナン』の写真>
そんな東篤志さんの交通事故報道を受けてネット上では、
- トラクターに後方からぶつかるって、一体どんな状況なの?
- 片側一車線で後方から激突は絶対にない。無理な追い越しとか速度超過、前方不注意
- 事故を起こしたトラクターはちゃんとウィンカーつけてたのかな?それならバイクに非がありそうだけど。自分が住んでるところは田んぼがあるからよくトラクターとか公道走るけどウィンカー付けないのが多い。ちゃんとつけて曲がってほしい。
- 普通はトラクターくらい遅いならいきなり曲がり始めても対応はできるのでは。相対速度が速すぎた場合は難しくなるけれども…単純な前方不注意か、遅いトラクターを発見して速度を落とさずに一気に追い抜こうとしてただろうと推測します
- 前はバイクで事故ってニュースになるって未成年が多かったが、最近はおっさん、おばさんの事故も多いね。しかも結構有名人だったり。
などのコメントが寄せられています。
東篤志さんが更新していたブログを見てみると、以前からバイクが好きだったようで、バイク関連の記事を複数投稿しており、2015年12月に投稿した記事では、ヤマハ・MT-07という大型バイクを愛車として紹介していました。
<↓の画像が、東篤志さんがブログに投稿していたバイクの写真>
この愛車で事故を起こしてしまったのかは定かではありませんが、片側1車線の道路で前方のトラクターに衝突したとのことで、スピードが遅いトラクターを横から抜き去ろうとしたところ、トラクターが右折し始めたことで接触したのか、それともただの前方不注意やスピード超過による衝突といったところなのでしょうかね…。
東篤志さんが最後にブログを更新したのは今年4月だったのですが、その記事では『キャプテンキッド』『天空の覇者Z』などの作品を出している漫画家・宇野比呂士さんについて、「先日八王子の自宅にて孤独死の状態で発見された。」「享年は55と聞いた。残念と言うほか無い。」などと綴っていました。
それから約半年後に東篤志さんもバイク事故で亡くなってしまったのですが、発生を防げた事故だった可能性がありそうですし、まだ52歳という若さなので残念ですね…。
東篤志さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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- https://www.yomiuri.co.jp/national/20181101-OYT1T50077.html
- http://hekiei.blog115.fc2.com/
悲しいです。こんな悲しいことがあるんだな。
先輩であり、友だちでした。
僕が漫画を描く事になったらいつもすぐに東さんに連絡して、助けてもらっていました。豆腐メンタルでいつも担当にやられてる僕を、いつもフォローしてくれていました。最近ではそんな僕を支えるためにあえて来てくれている節もありました。
今でも仕事場には東さんの描いた絵があちこちに転がってます。それこそ、2日前に発売された雑誌にだって・・・!
東さんがいなくなったら、これから僕はどうすればいいのでしょう。
滅亡論が好きで、いつもやれ来年には富士山が噴火するとか、日本が滅びるとか言うので、聞きながら内心「じゃあ勝手に東さん一人滅亡してればいいじゃないですか!」とか思ってたけど、ホントに滅亡してどうするんですか!!!
東さん、明日もツーリング日和ですよ。
私立探偵レイモンドは
画的にもストーリー的にも60点ぐらいでしたが
コマワリも展開も、小気味良く、成長すれば良い漫画家さんになると
思っていて、幾星霜、
「漫画家さんを辞めてしまったんだろうか?」と、思ってたら
まさか、お亡くなりになっていたとは…
御冥福をお祈りします。