演技力が高く評価され、演技派女優とも呼ばれている満島ひかりさん(32)が、11月から上演予定だったという宮藤官九郎さん脚本・演出の舞台『ロミオとジュリエット』から降板していたことが判明し、降板の理由がハッキリとしないことから様々な憶測が飛び交う事態となりました。
満島ひかりさんが舞台を降板したことを伝えたのは2日付の『スポーツニッポン』で、翌日には『サンケイスポーツ』『日刊スポーツ』も同様に舞台降板を伝えており、5月に入ってから満島さんから降板の申し出があり、舞台を上演予定だった本多劇場(東京・下北沢)は2日に取材を受け、「上演するかどうかなどを含め来週、発表すると聞いている」と話しているといいます。
『スポニチ』によれば、この舞台は満島ひかりさんの方から宮藤官九郎さんに「ジュリエットを演じたい」と企画を持ち込み、実現した舞台だったことから、関係者たちも突然の降板申し出には困惑しているといい、降板の理由も「体調不良」「スケジュールの都合」「最後までやり遂げる自信がない」などとハッキリとせず、降板を申し出た理由については現時点では不明のようです。
<↓の画像は、宮藤官九郎さんと満島ひかりさんの写真>
そして、この舞台降板トラブルについてニュースサイト『サイゾーウーマン』は、スポーツ紙や一部週刊誌は満島ひかりさんの問題行動を強調して伝えていることに違和感があるとし、マスコミ関係者からは「むしろ“満島潰し”のような報道内容になっている」と指摘する声が上がっているとしています。
宮藤官九郎さんが脚本・演出を手掛ける『ロミオとジュリエット』は、すでに本多劇場には予約を入れていたものの、キャストなどはまだ正式には決まっていない段階にあり、公演自体の情報などもまだ公にはされていなかったのですが、各スポーツ紙は事前に満島ひかりさんが5月の時点でジュリエット役を降りたという情報をキャッチし、裏取り取材を進めていたといいます。
テレビ局関係者によると、ほぼ同じタイミングで同じ情報を元に各紙が取材をしていたことから、同じ関係者から情報を得て動いていたとみられるそうなのですが、舞台のキャストが正式に決定する前の段階であり、上演半年前にキャストが代わることは特に珍しくもないことや、この舞台降板トラブルを報じたのが週刊誌ではなくスポーツ紙だったことから不自然だと語っています。
この情報は一体誰が流したのか流出元が気になりますが、一番に宮藤官九郎さんや主催者など舞台関係者が疑われやすいものの、その可能性はかなり低いのではないかと舞台制作関係者が語っており、その理由については、「本番まで半年を切った時点で降板されたことで、何かしら被害を被ったことでしょうが、すでに満島の代役も見つかっていて、近々発表予定と聞いています。しかも、降板が決定した以降も、満島と宮藤の関係は良好で交流は続いているようです」
と説明しています。
この情報がもし事実だとすると、満島ひかりさんの代役に選ばれた女優が所属する事務所が流したという説や、代役オーディションに落選した女優らが情報をリークしたという可能性もあるとしています。
そもそも、このような満島ひかりさんにネガティブなニュースが流れる原因は、今年2月末をもってこれまで所属していた芸能事務所『ユマニテ』を離れ、フリーで活動しているためだと推測されています。
独立から3ヶ月となりますが、今もなおマネジメントをするスタッフ、代理人なども存在していないらしく、仕事のオファーをする際にも知人のツテを辿ったり、本人に直接連絡を入れて確認するしか方法が無いそうで、特に後ろ盾も無いことからマスコミの格好の的になっているといい、今は書かれたい放題の状態なのだそうです。
結局のところ、どこが満島ひかりさんに不利な情報を流し、叩かせようとしているのかは定かではないのですが、後ろ盾が無いことでメディアのカモになっていることは間違いなく、5日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)でこの話題が取り上げられ、俳優・歌手の梅沢富美男さんが、もし体調不良による降板では無いとしたら、「自分の考えた本(脚本)とちょっと違うのかな。どこかで不信感を持っちゃったんだろうな」と持論を展開していました。
これまで数多くの舞台に出演してきた梅沢富美男さんは、もし降板の原因が宮藤官九郎さんの脚本だったとしても、「真相はつかめないと思いますよ、いくら一生懸命、取材しても。それは演出家としてのプライドがありますから、(真相は)言えない。それに降りた人もプライドがありますから」と憶測し、強い思い入れが会った舞台だったことで納得の出来ない脚本などが原因で、降りてしまったのだろうかなどと語っています。
現時点ではあまりにも情報が少なく、第一報を伝えた『スポニチ』ですらハッキリとした理由などを特定できておらず、ただ単に満島ひかりさんのイメージを悪化させるために伝えているようにも感じられるのですが、特に厳しく批判的な書き方をしているのは『女性自身』のWeb版で、「満島ひかり 舞台降板!独立で心配されていたワガママ放題体制」というタイトルで満島さんの問題言動を指摘しています。
記事では演劇関係者が、「もともと満島さんは自分の考えを曲げず、言いたいことをズバズバ言うタイプ。宮藤さんとのやりとりで気に入らないことがあったのかもしれませんが、ここにきて『自信がないから出ない』というのはあまりにも大人げない行動です」
と痛烈批判しています。
さらに、「演技派としてもてはやされている満島だが」として、事務所を辞めてフリーになったことで歯止めが効かなくなっているようだとし、前出の舞台関係者は、「いま周りにいるスタッフは、満島さんの“イエスマン”ばかり。ワガママ放題の彼女を止められなる人がいません。そんな状態を危惧する関係者も多かったのですが、ついに降板劇に発展。今後、仕事に多大なる悪影響を与えそうです」
と語っています。
『女性自身』は満島ひかりさんに強い恨みがあるのか、これまでに何度も批判的な記事を書いており、昨年11月にも映画イベント『第30回 東京国際映画祭』でワガママ行動をしていたこと、取材をドタキャンするなどして、他の女優たちに迷惑をかけていたことなどを伝えていました。
また、満島ひかりさんと現在交際中の俳優・永山絢斗さんとの破局記事を出したり、満島さんの弟・満島真之介さんが、デリバリー型の大人のお店を利用していたことを報じたこともありました。
今後も恐らく大手芸能事務所などに移籍しない限り、満島ひかりさんに対しては厳し目なことが書かれる可能性があり、イメージを悪化させるような情報も今後さらに出てくるかと思いますが、満島さんは女優としての演技で評価を受けている方なので、今後も女優として輝く姿を見せてほしいところですね。