覚せい剤取締法違反(使用)の罪に問われたタレント・清水良太郎さん(29)に対して、東京地裁は懲役1年6ヶ月・執行猶予3年の有罪判決を言い渡し、これまで勾留されていた東京拘置所から釈放されました。
裁判官は清水良太郎さんについて、「被告は覚醒剤を月7回程度使用していたと述べており、依存性が認められる。刑事責任は重い」と指摘した上で、罪を認めて反省していることなどを考慮して執行猶予付きの判決を言い渡しました。
<↓の画像が、東京拘置所前で撮影された清水良太郎さんの写真>
清水良太郎さんは釈放後、拘置所前で待ち構えていたマスコミの前で「この度は多くの方々に大変なるご迷惑をおかけしました。誠に申し訳ありませんでした!」と大声で謝罪の言葉を述べ、約15秒にわたって深々と頭を下げて謝罪し、その後「お父さんに何かひと言」「更生はできますか?」などの質問が寄せられたものの、答えることなく車に乗り込みました。
<↓の画像は、頭を下げて謝罪した清水良太郎さんの写真>
その後、東京都内の自宅に帰宅し中に入る際にも、自宅前に集まったマスコミ対して頭を下げていたのですが、清水良太郎さんの父親で、ものまねタレントの清水アキラさんはマスコミに向けてコメントを発表し、「本日、判決が出ました。これで終わったわけではなく、社会的な責任を重く受け止めております。確実に更生するには、家族のサポートも重要だと思っておりますが、良太郎本人の自覚と強い意志がなければ、乗り越えることが出来ないと思っております。この度は、清水良太郎がお騒がせし、多くの皆様に多大なご迷惑をおかけいたしました。深くお詫び申し上げます。」
としています。
『日刊スポーツ』によれば、この日の夜に今後のことについて家族で話し合うとしているのですが、12月15日に行われた初公判では、覚せい剤を断つための手段について、「携帯電話の番号を変更する」「家族に薬物の検査キットを持ってもらう」「家族に見える場所で生活する」「財布を妻に預ける」と語り、薬物依存の具体的な治療予定は無いとしていました。
また、週刊誌『週刊女性』最新号では清水良太郎さんの今後に関する記事を報じており、芸能プロダクション関係者によると、清水アキラさんが良太郎さんの再就職先を密かに用意しているという話があるとし、「芸能界復帰は難しいと考えているのか、釈放後は、自分の知り合いが経営する長野県内のホテルでスタッフとして働かせることを考えているそうです」と語っています。
<↓の画像は、清水アキラさんと清水良太郎さんのツーショット写真>
なお、清水アキラさんが家族で経営している所属事務所『清水エイジェンシー』は、『週刊女性』の取材に対して「そのようなことは承知していません」と否定しています。
しかし、清水アキラさんは3人の息子の中で唯一、自分と同じものまねタレントになった三男の清水良太郎さんのことを可愛がっており、親子で頻繁にディナーショーなどを開催しており、逮捕後の会見では良太郎さんの芸能人としての才能を聞かれると、「それは惚れていないとできない。それは惚れていました。彼の才能はある…じゃなきゃできない」と高く評価しています。
そのため、清水良太郎さんは逮捕後に『清水エイジェンシー』をクビになったものの、またほとぼりが冷めた頃にステージに復帰させるのではないかと以前から囁かれており、テレビ復帰はなかなか難しいものがありますが、これまでのようにディナーショーなどのイベントを自主開催したり、地方のイベントに出席するなどしていくのではないかとも言われています。
ちなみに、清水アキラさんは2009年9月22日にブログへ投稿した記事で、同8月に覚せい剤取締法違反(使用・所持)で逮捕され、懲役1年6ヶ月・執行猶予3年の有罪判決を受けた歌手・女優の酒井法子さんについて、「一年間は 芸能界の 仕事は、するな。って のりぴーの事を 云っている人が いらっしゃるらしいけど 判決が! 出て! 罪を! 償って! 勿論!覚せい剤を!断ち切ったら! 私は 復帰しても 良いと 思うよ。で、 ないと 前科の ある人は みんな、仕事!出来ないよ それこそ差別だと 思うよ。」
と綴っていました。
過去にこうした考えであることを明かしているため、才能を認めている清水良太郎さんのステージ復帰は時間の問題なのかもしれません。