清水尚弥が弟・清水尋也の大麻事件に初言及。母親が急死しただ1人の家族、現在の複雑な心境明かす

俳優・清水尋也容疑者（しみず・ひろや 26歳）が大麻事件で逮捕され、兄で俳優・清水尚弥さん(30)がインスタグラムで謝罪コメントを発表しました。

清水尚弥さんは逮捕から1日経って自身のインスタグラムを更新し、「この度は弟、清水尋也の報道に関しまして、関係者の皆様並びにいつも応援してくださる皆様に、ご迷惑とご心配をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪しています。

＜↓の画像は、逮捕された弟・清水尋也容疑者＞

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本人とはまだ話ができていない状況としたうえで、「報道にある内容が事実だとしたら、それはいかなる理由でも許されるべき事ではありません。人として、そして一人の俳優として強く非難したいと思います。ただ兄としては、両親もおらずこの世にただ一人の弟です。今後同じような過ちを繰り返さぬよう、彼を見守り支えていきたいと思います」と綴っています。

＜↓の画像が、兄・清水尚弥さんのコメント全文＞

清水尚弥さんは、2007年7月期放送のドラマ『山田太郎ものがたり』（TBS系）で俳優デビューし、嵐・二宮和也さん演じる主人公・山田太郎の弟・三郎役を演じました。

その後も、長谷川博己さん主演ドラマ『鈴木先生』（テレビ東京系）、安達祐実さん、相武紗季さん、磯山さやかさんがトリプル主演で今年4月期放送の『夫よ、死んでくれないか』（同）、2019年公開の杉野遥亮さんと福原遥さんW主演映画『羊とオオカミの恋と殺人』に出演ました。

＜↓の画像は、2015年公開の映画『ソ満国境 15歳の夏』で兄弟共演時の写真＞

2022年公開の『終点は海』や昨年公開の『若武者』では主演を務め、今後は11月公開の映画『消滅世界』に出演します。

弟の清水尋也容疑者は、清水尚弥さんの初主演映画『からっぽ』の試写会を見に行った際に、尚弥さんの当時のマネージャーに声を掛けられたことがきっかけで芸能界入りし、2012年に俳優デビューしました。

その後、21歳の時に母親が心臓系の病気で急死し、清水尋也容疑者は先月放送の『A-Studio＋』（TBS系）で当時を振り返り、「ほんとに急だった。当時は実家暮らしだったんですけど、兄弟2人で地元に住んでいてもっていうので家を出ることになって。実家を引き払う時はちょうど僕が現場に入ってて忙しいタイミングだったんで、僕になるべく負担がかからないよう兄が全部やってくれて」「あの時は兄も絶対、精神状態が不安定だったと思うし、僕もその気持ちがわかるので、本当に兄には感謝しています」などと語っていました。

それから約1ヶ月後に、同棲相手の女性と共に大麻を所持していたとして麻薬取締法違反容疑で逮捕され、本人よりも先に清水尚弥さんが謝罪コメントを発表しネット上では、

• 兄ちゃん関係無いよ
• 優しいお兄さんがいて、良かった。きっと立ち直れると思います。
• 許される事ではないが、この方にとってはこの世にたった1人の身内、ほっとくわけにもいかない　今後も叱咤激励しながら弟さんを更生させてほしい
• お兄さんは地道に良い作品に出られていてこれからの俳優さんだと思う。大変かと思うけど支えてあげてほしい。
• 更生されるまでお兄さんとして是非寄り添って見守ってあげてほしいと思います。家族だからこそできることもありますからね。
• 兄の言葉が本人に届くといいね、まだ仲間カバってると云う報道あるけど、それは止めるべき。

などの声が上がっています。

俳優・永山絢斗さん（ながやま・けんと 36歳）が2年前に大麻事件で逮捕された際には、兄・永山瑛太さん(42)が真っ先にメディアの取材に応じ、「俺は許さない、それだけですね。フォローするのどうのとか、関係ないですから。絢斗が俳優になりたいっていうのは、それは、自分で決めたことですから。俺は兄として応援したかった」などと語り、複雑な心境を明かしていました。

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清水尚弥さんも決して許されない行為だと言いつつも、両親もおらず唯一の家族として今後も支えていくとしており、非常に複雑な心境であることがうかがえます。

清水尋也容疑者はこの事件が原因で、7日に最終回を迎えるドラマ『19番目のカルテ』（TBS系 日曜21時）の出演シーンはカット、29日スタートのNHK連続テレビ小説（朝ドラ）『ばけばけ』は降板となり、この他にも未発表の仕事を複数抱えていたようで、多額の損害賠償が生じる可能性があります。

所属事務所『オフィス作』も事件に対して困惑を隠せず、現時点で処分などに関しては明らかにしていないのですが、これまでのケースから起訴されたタイミングで契約解除を発表する可能性は十分ありますし、唯一の肉親である清水尚弥さんがこれから更生に向けたサポートを行っていって欲しいと思います。